『平安神宮庭園・神苑』(名所旧跡)

平安神宮内にある庭園(神苑)。

京都の神社仏閣にしては歴史が若く、。明治28年(1895年)創祀。
それだけに他の神社仏閣と比べて趣は軽いけれど、名造園家として知られる小川治兵衛(7代目)の仕事がかいま見れる。
拝観料600円という強気の価格設定もも含めて、京都を代表する名所旧跡。

2009 7/11
もろもろ鑑賞、名所旧跡
まろまろヒット率3

三重中京大学での特別講義

三重県松阪市にある三重中京大学で、特別講義の講師をつとめる。

1,2,3年生に対する2日連続の講義で、内容はそれぞれ・・・

1年生:本の読み方を中心にした「資料調査について」

2年生:インターンシップなどを中心にした「学外活動について」

3年生:学園祭企画の相談を中心にした「情報展開について」

・・・というものだった。

都留文科大学の夏期集中講座を担当した時の経験を活かして、
講義の途中で受講生の興味関心と質問を書いてもらった紙を回収。
90分講義の半分をそのコメントに使うというスタイルにさせてもらった。

特別講義は教育的な立場に立つことのコンプレックスが解消されてから初めての大学講義だったということもあり、
単なる時間の長さだけでなく、自分を見つける大きな機会となった。

さらに特別講義の合間に、研究打合せを2本、学生さんと教授の方々との会食
松阪在住のまろみあんの人とのランチ会合などをさせていただいたので、充実した1泊2日になった。
(お昼休みにいただいたお弁当も美味しかった)

素敵な機会をいただけた松阪のみなさん、ありがとう☆

2009 6/9~10
出来事メモ

教え子が希望する進路に進む

特命係長プレイの一つで、初めて指導した教え子が希望する進路に進む。
一報を受けた報告の中で「指導されたことは人生の財産」という一文があったのは思わず目が潤んだ(w
さっそく祝杯を挙げて彼の進路を祝福する。

思えば、これまで自分は教育者としての特性があると言われ続けながらも、教育的な立場に立つことをできるだけ避けてきた。
教育者面する人にまともな人を見たことがないからだ。
自己管理能力も無いのに偉そうにしたいだけの人や、
自分を振り返らないので無自覚にハラスメントをする人、
単に自分一人が優越感にひたりたいだけの人、などなど。

あまり書くと近しい人の批判にもなるので控えるけれど(w
職業教育者だけでなく、他の分野で教育的立場にある人も含めて、尊敬できる人が少なかった。
(非公開のメモには実名で書いている)
でも、今回、自分が教育者の立場に立ってみれば、そうしたつまらない人たちが、
教育者としての自分を振り返る反面教師になってくれたように思える。

また、去年から実際に教育に関わってみて、二つの点で魅力を感じている。
それは・・・
・前向きな人たちが集まってくる職場
・未来に貢献することができる仕事
・・・というものだ。

特に後者の、誰かの未来に貢献することができる仕事、というのはとても大きな魅力だ。
その人の人生の選択に直接貢献ができる仕事がどれだけあるだろうか。
社員を育てると言いながら結局は使いつぶすことしかできない経営者の企業や、
業界の常識という名の下で反社会的な待遇を社員に強要しつつ小銭かせぎしかしない経営者の企業など、
「金をもらってもやりたくない」と思う仕事はいくつもあった。
(非公開のメモには実名で書いている)
そんな中で、誰かの未来に貢献できる教育の仕事はやりがいを感じられる。

確かに自分はいま不遇の時代にいるという評価を受けるのかもしれない。
でも、そんな時にでも、結果として誰かの未来に貢献できたなら、本当に嬉しいことだ。

自分の教育者としての特性を受け入れるきっかけをつくってくれて、
そして人は得たものではなく与えたものが残るのだから、評価より結果を重視しなくてはいけないということを教えてくれて、
本当にありがとう!

2009 3/16
出来事メモ

株式投資10周年

内定を辞退したエニックスの株を100株買って以来、株式投資歴が10年になる。

当時は金融ビッグバンが本格化の前だったということもあり、若い人間が株をするということ自体が奇異な目で見られることもあった。
当然、オンライン証券(ネット証券)も一般的では無かった。

100株購入したエニックス株も分割が3回おこなわれて337株になり、店頭市場から東証1部に繰り上げ上場、そしてスクウェアとの合併、タイトーの吸収合併によって大きな変容と遂げた。
(ゲームやアニメなどのコンテンツ産業がセクターとして注目される前だった)
金融再編の流れで保管証券会社も3社を移管で渡り歩き、分割分の227株は売却したものの、買った当時と同じ100株は保有し続けている。

外部環境としてもこの10年間は、ITバブルの崩壊、9.11同時多発テロ、ライブドアショック、サブプライムローンとリーマンショックを経験した。
それでも続けられたのは・・・
・その期間銀行にあずけるよりも利息が高ければ良しとする
・自分が良し悪しの分かる企業を選ぶ
・・・という原則を持ってのぞんできたからだ。
それが投資雑誌に取り上げられたこともあった(日経マネー2006年7月号日経マネー2006年8月号)。

とはいえ、この原則を守れなかった時もあり、その時は手痛い失敗もしたことがある。
振り返れば原則を守れなかった場合は2つのパターンがある。
それは、欲をかきすぎた時、と、その企業を好きになった時、だ。
欲をかくのは中途半端なスケベ心として単純に反省している。
問題はその企業を好きになった時の場合だ。
「割り切れないものを抱えたいなら、割り切れるものはすべて割り切る」ということをこの10年で学ばされたと感じる10周年。

2009 3/15
出来事メモ、投資

まろまろアワード2008

読書アワード:「百年の孤独」 (ガブリエル・ガルシア=マルケス)
→スピード感、ユーモア、重厚さ、三拍子そろったラテン文学の最高峰。

ごはんアワード:「極上のお手製ステーキ」 (大阪市内の祖母邸)
→極上の味はもちろん、家族のありがたみを感じた一皿。

ぷかぷかアワード:「弘城温泉 SPA & HOTEL 和 -なごみ-」 (東京都大田区)
→上質の黒湯温泉。特に家族風呂は原泉かけ流しを独占できる贅沢さ。

もろもろアワード:「中ノ島イルミネーション」 (大阪市北区)
→コンパクトな中に印象を残す都市型イルミネーションの代表例。

2008 12/31
まろまろアワード

まろまろ記7周年

2001年7月19日に開設した「まろまろ記」(旧まろまろ読書日記)が7周年をむかえた。

この1年を振り返ると、まずもろもろの事情で東京と大阪の移動頻度が増えたことによる影響が大きい。
取り上げる機会が増えたのでごはん日記コンテンツを関西ごはんとしてカテゴライズしてコンテンツ創造。
するとこのコンテンツに対する読者の人が徐々にあらわれて来て、一緒に開拓したいという意見に応えてmixi上で関西ごはんコミュニティを設立した。
また、学会発表で行った北海道で恩師が赴任中ということもあり、北海道ごはんを創造。
加えて東海地方の人と接する機会も増えたので東海ごはんも創造。
・・・こうしてみると、大阪に引きこもったはずが結果的にはコンテンツ範囲が広がっているのかもしれない。
(アクティヴな引きこもりとしての面目躍如?)
こうしたことから地域の情報発信者としての意見を求められる機会も増えて、たとえば新興しつつある葛飾区の地域の集まりに呼ばれる機会も何度かあった。

地域情報の発信以外でのコンテンツ面では、読書日記が節目となる500冊を突破したことが記録されている。
この期間で大きな出来事としては、身元を伏せた社会的コスプレとして特命係長プレイをおこなうことになり、サイトを開設以来、6年ぶりに「まろまろ」というブランドとは別の自分として社会と接することになったことも大きな出来事だ。
(この経験はまろまろコラムとしてコンテンツ化する予定)

システム面では不安定だったMovable TypeからWord Pressに移行。
サーバもさくらインターネットからXREA+、さらにCORESERVER.JPにと移動の多い1年だった。
システム移行にともなうデザイン的な変更点として、トップページを完全にblog化に移行したことも大きい。
これは6年間以上続けたトップページ・ポリシーの転換だけに大きな勇気が必要だった。
まろみあんからの反応も参考に、blogであってもうにうに感のあるトップページを目指して修正を続けている。
(おかげで携帯電話にも安定的に対応)

この7周年を記念して替え歌「時代おくれのブログになりたい」も公表。
次の8年目は書くことに力を入れたい。

2008 7/19
出来事メモ、サイト運営

まろまろアワード2007

読書アワード:「コンプレックス」 (河合隼雄)
→特に神話の引用とトリックスターの役割が印象深い本。
著者が今年亡くなったことも合わせて感慨深い一冊。

ごはんアワード:「カジキマグロの揚げもの定食」 (東京都文京区・丸赤)
→人情のありがたさをかみしめた定食。

ぷかぷかお風呂アワード:「湯の峰温泉 つぼ湯」 (和歌山県)
→世界遺産認定のレアなお風呂。
帰り道の山道でガス欠のまま60キロ以上走ったのも思い出深い。

もろもろ鑑賞アワード:「旭山動物園」 (北海道旭川市)
→いまや日本を代表する動物園。
見せることと単なる見せものにならないことのジレンマと闘う飼育員さん姿に感銘を受けた出会い。

2007 12/31
まろまろアワード

読書日記500冊突破

1995年4月からつけはじめた読書日記が500冊を突破する。
数を追求した訳ではないし、あくまで通読にこだわっているために、現に数はそんなに多くない。

ただ、400冊台というのは何だか座りがよくない感じがしたし、この期間はあまり良い思い出がない(w
500冊目の『論理哲学論考』を読み終えたこの機会をマイルストーンとして記録。

2007 10/8
出来事メモ

北海道での科学教育学会研究発表と研究調査

北海道大学で開催された日本科学教育学会第31回年会での学会発表と研究調査のために、生まれて初めての北海道に行く。

発表内容は「新しいタイプの科学コミュニケーションイベント(サイエンスクラブ)の実践報告」というもので、同じ研究室のマイマイちゃんとの共同発表。
クラブイベントと科学との間の橋渡しを目指した「サイエンスクラブ~みんな宇宙が大好き~」のは、それ自体がフュージョン・イベントとして意味があるだけでなく、科学コミュニケーションの新しいスタイルを提案するものとして学会発表をおこなうことになった。
(ちょうど今回の科学教育学会の年会テーマが「転換期の科学教育」として新しいタイプの科学コミュニケーションが主題だった)
僕はサイエンスクラブをお手伝いしたことと、研究テーマ;コミュニケーション・デザインの一環としてとらえられることから共同発表者に加わった。

発表当日は国立科学博物館や琵琶湖博物館などの発表と同じセッションだったこともあり、予想以上に意見交換をすることができた。
発表以外でもこの学会では実践と研究の両方に関わっている人々と意見交換する機会を得て、一歩進めなければ半歩進むこの価値、形式知へかけ橋をかけてゆくことの大切さを感じさせられた。
加えて、この学会でエクスカーションでおとずれた旭山動物園が特に印象的だった。

学会後の研究調査では、かつて副指導教官だった武邑光裕札幌市立大学教授のところに訪問することができた。
修士課程以来、新しい大学立ち上げでなかなかお会いすることができなかったので、これまでの活動を報告する機会ができたのは嬉しかった。
北海道に移る前から聞いていたこともあって、武邑教授の最大の作品である新しい大学を見学することもできたのは感慨深かった。

また、今回の北海道では、学会の合間とその後の調査期間を通して共同発表者のマイマイちゃんに北海道のお店を紹介してもらえたのも大きかった。
マイマイちゃんが北海道大学出身ということもあって、やはり地元を知っている人の情報力は抜群。
今回おとずれたお店の数々は北海道ごはんとしてカテゴライズして、新しくコンテンツ創造をおこなった。
このコンテンツによって北海道ブロガーの人たちとツナガリが生まれつつあるのが嬉しい。

この北海道では、いつものサイドアタッカー的なポジションではなく、ディフェンシヴな役割を演じた。
(気分はイタリア代表のピルロ)
フォロー役に徹するという社会的コスプレは今後も担うことが多そうだ。

今回はまだ選挙の疲れが取れず弱っていたけれど、そんな中でこうした機会にめぐまれたことが嬉しい。
機会を与えてくれた人たちに感謝。

2007 8/16~22
出来事メモ、まろまろ研究

まろまろ記6周年

2001年7月19日に開設したまろまろ記(旧まろまろ読書日記)が6周年をむかえた。
これまで続けてこられたのは、何と言ってもまろみあんの人たちがいたからこそ。
ありがたさと感謝の気持ちをあらためて感じた。

そして、6年たった今だからこそ書けることだけど、自分にとってこの6年間は重苦しい日々でもあった。
それはサイト開設の6年前、1995年から読書日記は始めていたにも関わらず、その6年間はWebを活用しなかったことの後悔の重たさだ。
サイト開設からこの6年間は、サイト開設前の6年のブランクをつくってしまった自分自身への後悔の息苦しさをいつも感じていた。
(一周年のまろまろコラム「幸せの位置」)
だからこの6年間は、何があっても、たとえ死んでもサイトは続けようと思っていた。

今日で、重く息苦しい後悔の6年間と同じ日数が経った。
これでようやくプラスマイナスゼロ、トントンになった気持ちだ。
これから先は一日を経るごとに、マイナスを埋める日々だったものがプラスに変わっていくだろう。

ちなみに今回の6周年は、落選の失意の中で事後処理に忙殺され、Webサイトの表示エラー※という失意の真っただ中でむかえることとなった。

でも、そういうこともある。
人生はディズニーランドではないし、いつもハッピーエンドが用意されているわけではない(はしり書き)。
重要なのは何かを続けていくことなんだ。

2007 7/19
出来事メモ、サイト運営

※サーバ:さくらインターネット・プレミアム→XREA+、CMS:MovableType3.34→WordPressME2.2に移行して再開(2007 7.18~7.27)