教え子が希望する進路に進む

特命係長プレイの一つで、初めて指導した教え子が希望する進路に進む。
一報を受けた報告の中で「指導されたことは人生の財産」という一文があったのは思わず目が潤んだ(w
さっそく祝杯を挙げて彼の進路を祝福する。

思えば、これまで自分は教育者としての特性があると言われ続けながらも、教育的な立場に立つことをできるだけ避けてきた。
教育者面する人にまともな人を見たことがないからだ。
自己管理能力も無いのに偉そうにしたいだけの人や、
自分を振り返らないので無自覚にハラスメントをする人、
単に自分一人が優越感にひたりたいだけの人、などなど。

あまり書くと近しい人の批判にもなるので控えるけれど(w
職業教育者だけでなく、他の分野で教育的立場にある人も含めて、尊敬できる人が少なかった。
(非公開のメモには実名で書いている)
でも、今回、自分が教育者の立場に立ってみれば、そうしたつまらない人たちが、
教育者としての自分を振り返る反面教師になってくれたように思える。

また、去年から実際に教育に関わってみて、二つの点で魅力を感じている。
それは・・・
・前向きな人たちが集まってくる職場
・未来に貢献することができる仕事
・・・というものだ。

特に後者の、誰かの未来に貢献することができる仕事、というのはとても大きな魅力だ。
その人の人生の選択に直接貢献ができる仕事がどれだけあるだろうか。
社員を育てると言いながら結局は使いつぶすことしかできない経営者の企業や、
業界の常識という名の下で反社会的な待遇を社員に強要しつつ小銭かせぎしかしない経営者の企業など、
「金をもらってもやりたくない」と思う仕事はいくつもあった。
(非公開のメモには実名で書いている)
そんな中で、誰かの未来に貢献できる教育の仕事はやりがいを感じられる。

確かに自分はいま不遇の時代にいるという評価を受けるのかもしれない。
でも、そんな時にでも、結果として誰かの未来に貢献できたなら、本当に嬉しいことだ。

自分の教育者としての特性を受け入れるきっかけをつくってくれて、
そして人は得たものではなく与えたものが残るのだから、評価より結果を重視しなくてはいけないということを教えてくれて、
本当にありがとう!

2009 3/16
出来事メモ

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