進藤雄三 「死と死別の社会学」 都市文化研究センター 『都市文化研究』 Vol.20 pp. 88-95 2018

title
進藤雄三 「死と死別の社会学」 都市文化研究センター 『都市文化研究』 Vol.20 pp. 88-95 2018

abstract
1.1960年代から 1980年代までの研究をアメリカを中心に概観した後,2.1990年代におけるイギリスの新しい動向を概括し,3.日本における動向を論述した上で,4.日本社会における死と死別社会学の展望を考察

method
文献研究

conclusion
「死と死別の社会学」の包括的な輪郭が描かれる必要がある

point
近年の研究の特徴として,その具体的対象が「死別」と「葬送」に限定されているかに思われる(略)「死と死別の社会学」のなかで,「死別」と「葬送」が研究対象として分かりやすく,また当事者へのアクセスも比較的容易であるという点,さらに相対的にこの二つの領域は先行研究がかなり蓄積されているという点から,こうした傾向は理解可能ではある

2021 10/22
死生学、死と死別の社会学、デス・スタディーズ
まろまろヒット率3

宮澤安紀 「現代イギリスにおける死生学の特徴とその動向―雑誌Mortality の分析を中心に―」 国際宗教研究所 『現代宗教2020』 pp. 209-238 2020

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宮澤安紀 「現代イギリスにおける死生学の特徴とその動向―雑誌Mortality の分析を中心に―」 国際宗教研究所 『現代宗教2020』 pp. 209-238 2020

abstract
イギリスにおける死生学研究の主要雑誌である Mortality の記事分析を中心に、イギリス死生学の特徴や最新の研究動向を紹介する

method
雑誌 Mortality、1996 年の 1 巻 1 号から 2018年 23 巻 4 号までの、計 429 本の論文と研究ノートを中心に分析

conclusion
幅広い分野、関心が一定の割合で投稿されている

point
「この特集号以降、2016 年から 2018 年までのたったの2 年間で 6 本もの新たなテクノロジーに関する論文が掲載されており、インターネット、SNS、デジタルデータ等から死を扱う研究はMortality において新たなトレンドの一つになりつつあることを感じさせる。前述したように死とテクノロジーに関わるトピックはイギリスだけでなく世界中で関心を集めており、今後このテーマに関する地域間の比較研究も活発になるだろうと思われる」

2021 10/22
死生学、イギリス
まろまろヒット率3

岡部徹 「寄付研究部門・社会連携研究部門の活動について」 東京大学生産技術研究所 『生産研究』 71巻 3号 pp. 296-299 2019

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岡部徹 「寄付研究部門・社会連携研究部門の活動について」 東京大学生産技術研究所 『生産研究』 71巻 3号 pp. 296-299 2019

abstract
東京大学生産技術研究所の10年間の産学連携活動の取り組み

method
背景と経緯の解説

conclusion
生研の伝統的な特徴である垣根のない分野横断・実践的な産学連携・意欲的な国際連携というスタイルに、社会実装までの出口戦略を意識した文理融合の学際的な取り組みも加えた複合研究を推進

point
「研究や技術開発だけに頼るアプローチっでは、社会に広く受け入れられる魅力的かつ有意義な成果物が生み出せないという状況も従来型の工学が抱える課題」

2020 11/18
東京大学生産技術研究所、社会連携、産学官連携
まろまろヒット率3

牧原出 「”東大先端研・地域共創リビングラボ”がやってきた」 東京大学生産技術研究所 『生産研究』 71巻 5号 pp. 17-23 2019

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牧原出 「”東大先端研・地域共創リビングラボ”がやってきた」 東京大学生産技術研究所 『生産研究』 71巻 5号 pp. 17-23 2019

abstract
東京大学先端科学技術研究センター・地域共創リビングラボの概要と経緯

method
背景と経緯の解説

conclusion
地域というバックヤードの底が深いので、新しい研究の在り方を考えることができる

point
イベントが大事ではなくて、イベントが終わったあと、イベントの余韻が残る雰囲気をつくるように持っていかなければいけない

2020 10/19
地域共創リビングラボ、東大先端研
まろまろヒット率3

森玲奈 「ワークショップデザインの熟練と実践家育成に関する総合的研究」 東京大学 博士論文 (学際情報学) 2013

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森玲奈 「ワークショップデザインの熟練と実践家育成に関する総合的研究」 東京大学 博士論文 (学際情報学) 2013

abstract
研究の目的はワークショップのデザイン過程におけるベテラン実践家の特徴的思考を明らかにすること
はじめに:本論全体の目的
第1章:研究の背景と目的
第2章:ワークショップ実践家の専門性とは何か
第3章:ワークショップ実践家の思考過程
第4章:ワークショップデザインにおける熟練の契機
終章:ワークショップ実践家の育成における課題と提言
おわりに:今後の課題

method
ベテラン実践家とその集団に属する初心者2組を選定し、発話思考法を用いた実験

conclusion
ベテランにおけるデザイン時の発話には、依頼内容の確認・解釈の後、コンセプトの立案を行うという共通の流れがあることが明らかになった
また、ベテランの特徴として、(1)依頼内容に対する幅広い確認を行うこと、(2)デザインの仮枠となるデザインモデルを使用すること、(3)保留や選択の余地を残した「やわらかな決定」を行うこと、(4)スタッフの育成に対する意識とデザイン力を持つこと、(5)過去の実践体験の想起や経験から構築された慣習を用いてデザインを行うこと、が明らかになった

point
終章 (ワークショップ実践家の育成における熟練の契機) にoriginality

2020 8/13
ワークショップ、博士論文
まろまろヒット率3

石井和之 「念願であった広報室の設立の経緯-生研の宝の情報を発信!-」 東京大学生産技術研究所 『生産研究』 71巻 3号 pp. 140-143 2019

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石井和之 「念願であった広報室の設立の経緯-生研の宝の情報を発信!-」 東京大学生産技術研究所 『生産研究』 71巻 3号 pp. 140-143 2019

abstract
東京大学生産技術研究所の情報発信力・ ブランディング力強化を目的として、平成29年4月に広報室が新設されたことの背景と経緯

method
背景と経緯の解説

conclusion
Press Releaseの工夫により記事掲載件数が大幅に増加、Press Release件数は設置前の3倍程度、 AAAS(米国科学振興協会)年会に参加、英文広報誌”UTokyo-IIS Bulletin”を立ち上げなどにより、情報発信力が大幅に向上したことが統計的にも明らか

point
成果のアウトリーチ活動については、長年改善点が指摘されていたへの組織的解決の背景と経緯を解説

2020 7/15
広報室新設経緯
まろまろヒット率3

大木秀一・彦聖美 「研究方法論としての文献レビュー-英米の書籍による検討-」 石川県立看護大学 『Ishikawa Journal of Nursing』 Vol.10 pp. 7-18 2013

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大木秀一・彦聖美 「研究方法論としての文献レビュー-英米の書籍による検討-」 石川県立看護大学 『Ishikawa Journal of Nursing』 Vol.10 pp. 7-18 2013  

abstract
英米の書籍(基本書)をもとに研究方法論としての文献レビュー(文献研究)について検討

method
インターネットで書籍検索を実施 “優れた文献レビューには網羅性(情報量)と独創性の2 側面が要求される

conclusion
文献レビューのトレーニングは,文献検索(情報収集)能力,文献の品質評価能力,各種データの統合力,オリジナリティの創出力,学術的作文能力など,研究に必要な基礎的能力を習得する機会として有用
” exhaustively/exhaustiveness( 網羅性) やcomprehensiveness( 包括性) という側面とoriginality(独創性)novelty(新規性)という側面が求められる

point
exhaustively/exhaustiveness( 網羅性) やcomprehensiveness( 包括性) という側面とoriginality(独創性)novelty(新規性)という側面が求められる

2020 6/1
文献レビュー
まろまろヒット率3