夏期集中講座「情報検索のための情報発信論~インターネット情報の特性とその対応~」講師をつとめる

山梨県都留市にある都留文科大学で、夏期集中講座の講師をつとめる。
お題は「情報検索のための情報発信論~インターネット情報の特性とその対応~」。

図書館司書を目指す人のカリキュラムの一環ということもあり、ライブラリアンの役割が変化していることを前提に内容は・・・

1:インターネット情報の特性を事例を使って紹介
 →書籍情報と比較しながら、インターネット情報はコミュニケーションの結果としての情報でうにうにしている点を強調

2:そうしうたインターネット情報にアプローチする検索エンジンの概要を紹介
 →動的に変化しているインターネット情報に対応する検索エンジンの仕組と各社の比較

3:では、どのようなスタンスでインターネット情報を検索&把握すればいいのかの一例を紹介
 →動的に変化している情報に対するには、検索を受動的なものではなくて何を知りたいのか表現する情報発信という意識でおこなう必要性を強調

・・・という構成でおこなった。
(事実紹介7割、方法論3割といった感じ)

講義中は受講生の反応はそれほどでもなく、「届いているかな?」と不安になることも一瞬あったが、
休み時間に書いてもらったフィードバック・ペイパーにはどれも質問や感想がびっしりと書かれてあったので驚いた。
回収した紙に応えるかたちで後半の講義を進めて終える。

講義終了後は質問をしに来てくれた受講生が何人もいたし、晩ごはんを食べる時も講義を聞いた受講生に加えて他の学生も来てくれた。
中には僕の講義を受講した後にバイトに行ってから、また夜11時過ぎからかけつけてくれた受講生までいて熱心さを感じた。
(学生の多くは他県出身者で、だいたいは大学の近くに住んでいるということもあるらしい)
講義中に反応が少ないと感じたのは、どうやら受講生はインタラクション型講義にあまり慣れていないということや、
約20人という人数規模の要素が大きかったようだ。
熱心さが伝わってきて中央線+富士急行を乗り継いで来た甲斐があったと感じた(T_T)

振り返れば、僕はこれまで教育的な立場に立つことや指導的な役割を担うことを意識的に避けてきた。
それは、手軽に人の上に立ちたがる割には自省的で無くなるという、教育者の職業病を小さい頃から見てきたからだ。
(プライドの高さと自己管理能力の低さのギャップに対する嫌悪感)
ただ、ある段階から、そのような役割を担うこと、その適正があることを受け容れるようになりつつある。
今回の出来事はその大きな流れの一つのように感じた。

感慨にふけりながら次の日は受講生から教えてもらった吉田うどん石和温泉を体験して帰る。

2006 8/3
出来事メモ、まろまろ研究

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