しょうちの「いかめしのドリア風」


和風居酒屋のしょうちで、いかめしのドリア風をいただく。

こちらのお店は和風を基本にして創作料理を取り入れている。
・・・と書くと、よくある居酒屋のようだけど、全室が個室タイプなのが時代の要請に合っている。

和風創作料理のアレンジの仕方も工夫されているものが多く、このこのいかめしのドリア風もアイデアが光っている。
グラタンの上にイカ飯をのせて、粉チーズをかけてからオーブンで焼いたというシンプルなものだけど、見た目が斬新。
食べてみると、味の方もイカ飯とグラタンとの相性がとても良い。
はずれることも多い和風創作料理にしては満足できる一皿。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田の「料理酒房 しょうち」にて。

長三郎食堂の「鯖の煮物」


長三郎食堂をおとずれる。

この長三郎食堂は、鮮魚店が展開する海鮮居酒屋。
中央卸売市場で毎朝仕入れているので、新鮮な海鮮ものがいただけることで知られている。

お刺身や焼きものなどがある中で、写真は鯖煮。
光り輝く照りとしっかりとした身の食感が新鮮さを感じる一品。

ちなみにこちらのお店は、地元の食材や名物を積極的に使っていて、大阪の食材や大阪名物なども多い。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・難波(なんば、ミナミ)、なんばCityの「魚屋・おかず・長三郎食堂(ちょうざぶろうしょくどう、ちょうさんの店)」にて。

「天然温泉 ひなたの湯」 (温泉)

泉質:単純温泉 (弱アルカリ性・低張性・低温泉)

新大阪にある日帰り温泉施設。
ひなた(日向)という名前の通り、都市型温泉なのに露天風呂が充実している。
新大阪駅に停発車する新幹線をながめることができるのが特徴的。
(新神戸方面に面しているのでレールスターも見ることができる)

マンションの上層階と屋上を利用しているので規模は小さいけれど、
休憩処には展望も可能な足湯があるなど、工夫がなされている。
温泉らしい泉質ではないものの、これで銭湯とあまり変わらない入浴料750円は納得のお風呂。

2009 4/29
ぷかぷかお風呂日記
まろまろヒット率4

塩野七生 『ローマ人の物語32,33,34 迷走する帝国』 新潮社 上中下巻 2008

読書日記にも出てくる友人の結婚式で友人代表としてスピーチをした、まろまろです。

さて、『ローマ人の物語32,33,34 迷走する帝国』塩野七生著(新潮社)上中下巻2008。

『ローマ人の物語29,30,31 終わりの始まり』に続いて、「危機の3世紀」をむかえたローマ帝国の内外の動揺をえがく、シリーズ第12段。
ゲルマン人やササン朝ペルシアなどの周辺勢力の台頭と侵入、ガリア帝国やパルミラ王国などの内部分裂に代表される、
200年近く続いたパクス・ロマーナ(Pax Romana、ローマの平和)が大きく崩れていく様子を中心にして、
元老院と軍隊の分離、ローマ市民権の価値の低下、短命な数々の軍人皇帝など、ローマ社会の変容が生々しくえがかれている。

特に興味を持ったのが、アレクサンデル・セヴェルス帝の失敗にいて著者が述べているところだ。
「歴史は、現象としてはくり返さない。だが、この現象に際して露わになる人間心理ならばくり返す。
それゆえ、人間の心理への深く鋭い洞察と、自分の体験していないことでも理解するのに欠かせない想像力と感受性、
このうち一つでも欠ければ、かつては成功した例も、失敗例になりうる」
・・・というのは、経験至上主義&前例至上主義な人たちに欠けているものを、洞察力と想像力、感受性の三つに絞っていて興味深かった。
(確かに納得)

また、危機と動揺の世紀を迎えた人々の間に、一神教のキリスト教が浸透していく姿が不気味にえがかれている。
多様性ある多神教は、危機に弱いということなのだろうか。
毎回、続きの巻が読みたくなる終わり方は心憎い(w

以下は、その他でチェックした箇所・・・

○人間は、自らの本質に基づいた行為をしたとき、成功の確率は最も高くなる

○歴史に接するに際して最も心すべき態度は、安易に拒絶反応を起こさないこと

○変わるといってもたいした喧嘩はないでないか、と思わせること
→このことくらい、善男善女を動かすのに有効な戦術もない

この本をamazonで見ちゃう

2009 4/28
歴史、政治
まろまろヒット率3

追記:全巻へのリンク(☆は特に印象深い巻)・・・

『ローマ人の物語1,2 ローマは一日にして成らず』

『ローマ人の物語3,4,5 ハンニバル戦記』

『ローマ人の物語6,7 勝者の混迷』

『ローマ人の物語8,9,10 ユリウス・カエサル~ルビコン以前~』

『ローマ人の物語11,12,13 ユリウス・カエサル~ルビコン以後~』

『ローマ人の物語14,15,16 パクス・ロマーナ』

『ローマ人の物語17,18,19,20 悪名高き皇帝たち』

『ローマ人の物語21,22,23 危機と克服』

『ローマ人の物語24,25,26 賢帝の世紀』

『ローマ人の物語27,28 すべての道はローマに通ず』

『ローマ人の物語29,30,31 終わりの始まり』

『ローマ人の物語32,33,34 迷走する帝国』

『ローマ人の物語35,36,37 最後の努力』

『ローマ人の物語38,39,40 キリストの勝利』

『ローマ人の物語41,42,43 ローマ世界の終焉』

『塩野七生「ローマ人の物語」スペシャル・ガイドブック』

喰人(イートマン)の「でらうま手羽唐」


24時間営業の居酒屋、喰人(イートマン)で、でらうま手羽唐をいただく。

でらうま、という名古屋弁の名前が付いているように、このでらうま手羽唐は名古屋名物の手羽先のから揚げをモデルにしている。
ただし、甘辛いタレを絡めているので、世界の山ちゃんなどの本場の味からはかなりのアレンジがされている。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田の「喰人(イートマン)」にて。

上島珈琲店の「モンブラン」


上島珈琲店で、モンブランをいただく。

この上島珈琲店は、缶コーヒー・メーカーのUCC上島珈琲株式会社が展開するカフェ。
日本では1990年代から、スタバタリーズシアトルズベストなどのシアトル系コーヒー店が大人気。
そのシアトル系カフェ人気に押されて、昔ながらの喫茶店はどんどん駆逐されている。
(ただしシアトルズベストは苦戦している・・・)

そうしたシアトル系コーヒー文化の台頭に対抗して、1933年に神戸で創業したUCCが日本の喫茶店文化の復興をコンセプトに展開するのが、この上島珈琲店。
ネルドリップ抽出のコーヒーを中心に、黒糖コーヒーなどの日本的なコーヒーを出しているのが特徴的。
喫茶文化を現代風にアレンジしているので、店内も柳宗理のデザインを取り入れながらも、喫茶店らしさが残っている。

フードとして注文したこのモンブランも、見た目は実にオーソドックスなものになっている。
食べてみると、中は生クリームがつまっていた。
マロン・クリームよりも生クリームの重視が日本スタイルということなのか?(w

ちなみに上島珈琲店は、本来の純喫茶(平岡珈琲店など)とは違ってフランチャイズ展開もしている。
このスタイルが受け入れられるかどうかはまだ分からないけれど、意欲は感じられるお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・心斎橋の「上島珈琲店(上島コーヒー)」にて。

うさみ亭 マツバヤ(松葉家本舗)の「おじやうどん」


松葉家本舗(うさみ亭 マツバヤ)で、おじやうどんをいただく。

おじやうどんとは、鍋焼きうどんとおじやが一つの鉄鍋に入っているというもの。
お好み焼き定食と並んで、炭水化物大好きな大阪文化を象徴する食べ物の一つ。
食べてみると、熱々の鍋焼きうどんと、その鍋焼きのお出汁を吸ったおじや(雑炊)との相性が良くて、普通に美味しくいただける。

ちなみにこちらの松葉家本舗(うさみ亭 マツバヤ)は、きつねうどん発祥のお店として知られている明治26年(1893年)創業の老舗。
きつねうどんは全国に広がって、今や完全に一般化したけれど、このおじやうどんはまったく普及していないのが文化の差を感じますな(w
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・心斎橋(南船場)の「うさみ亭 マツバヤ(松葉家本舗、松葉家)」にて。

花果山の「餃子」


中華料理店の花果山で焼き餃子をいただく。

こちらはオーソドックスな中華メニューに点心も加えた手堅い品揃えのお店。
注文したこの餃子も無難に美味しい。

ちなみに、こちらは未だ数少ないICOCA(イコカ)で支払いができるお店でもある。
もっとがんばれJR西日本(w
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田、JR大阪駅フロートコートの「花果山(かかざん)」にて。

追記:お隣の臼臼もICOCAが使える。

京丹波 菜じ季の「黒豆と黒糖のプリン」


京丹波・菜じ季で黒豆と黒糖のプリンをいただく。

こちらのお店は、その名の通り丹波地方の無農薬野菜を使っているお店。
ロハスと言っても、カフェ&ダイニング風の店内はオシャレな雰囲気になっている。

注文した黒豆と黒糖のプリンにも、丹波産の黒豆が使われている。
食べてみると、黒糖プリンの風味と甘く煮込まれた丹波黒豆の相性が良い。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田、茶屋町の「豆腐料理と黒豆ごはん 京丹波 菜じ季(さいじき)」にて。

寿司処 かずの「おまかせにぎり盛り合わせ」


堂山の路地裏にある、寿司処かずでおまかせにぎり寿司の盛り合わせをいただく。

お鮨屋さんだけに、その日の仕入れによって内容は変わるものだけど、この日は左から、イカ、タイ、アワビ、トリガイ、ホタテ、ウニ、という豪華ラインナップ。
特に右端のウニは、よくある軍艦巻きでは無くて、にぎり寿司の上におせただけのものになっているのが特徴的。
ウニの風味をストレートに感じさせてくれるものとして気に入った。

ちなみに、こちらのお鮨屋さんは特命係長プレイで知り合ったフフレに連れて行ってもらったお店。
お寿司をいただきながらお寿司カテゴリには一定のアクセス数があることに関して意見交換。
同じ位相関係にあるものとして、焼肉カテゴリの創出も決めた。
何かと前向きに進むっていいですな(^_-)
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田、堂山の「寿司処 かず」にて。