殊能将之 『ハサミ男』 講談社 2002

連続殺人を繰り返す、通称「ハサミ男」は、次の犠牲者候補が自分と同じ手口で殺害されていた遺体を発見する。
あくまでも第一発見者として捜査からは疑われないようにしながら、「ハサミ男」は、この自分と手口を使った殺人犯を調査していく…

「どんでん返し」ものとしてオススメされていたので、手に取ったミステリー小説。
読んでみると、猟奇殺人犯を主役にするサイコミステリー (サイコスリラー) ものとしては、かなり面白い。
主役の心理描写がややまどろっこしいところもあるけれど、クライマックスは驚かされた。

また、静かな描写なのにゾッとする終わり方が印象的な一冊。

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2022 11/11
ミステリー小説、サイコスリラー
まろまろヒット率4

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