渡邊義弘@常滑では朝会に続いて昼会、夜会も開催されつつあります。
さて、新潮社出版企画部 『塩野七生「ローマ人の物語」スペシャル・ガイドブック』 新潮社 2007。
文庫本全43巻(単行本全15巻)の『ローマ人の物語』シリーズのビジュアル総集編。
旅行記のような写真も多いけれど、巻末にある「なぜ、ローマ人は”寛容”だったのか・・・」と題する著者へのインタビューに興味を持った。
古代ローマを特徴付ける寛容(Clementia)について・・
・私がいつも、ローマ人が他の民族よりも優れていた点としてあげるのは、「自分たちの持っているものを徹底的に活用する能力」です。
・「現実主義」というのは、現実と折り合って適度に行くというんではなくて、むしろ現実と闘うことなんですよ。
(現実主義を突き詰めていくと寛容にぶち当たる)
・・・と、インタビューの中で寛容と現実主義との関係を語っているところは印象に残った。
現実主義と寛容との関係は、自分自身も考えることがあり、参考にしたい。
(まろまろコラム『寛容のメモリ~決別のmemoryと和解の目盛~』)
2013 6/13
歴史、政治
まろまろヒット率3
追記:全巻へのリンク(☆は特に印象深い巻)・・・
『ローマ人の物語8,9,10 ユリウス・カエサル~ルビコン以前~』 ☆
『ローマ人の物語11,12,13 ユリウス・カエサル~ルビコン以後~』 ☆