西原理恵子 『スナックさいばら 生きてりゃいいじゃん、笑っとけ篇』 角川書店 2014

渡邊義弘@『鳥頭紀行』は著者が夫と知り合ったジャングル編が好きでした。

さて、西原理恵子 『スナックさいばら 生きてりゃいいじゃん、笑っとけ篇』 角川書店 2014。

著者が読者の投稿に応えていく人生トーク集。
今回は「終活」や「家族の看取り」などの人生の終焉を扱ったテーマがあったためか、著者の個性である毒っ気やダークさは薄かった。

○大人になるっていうのは、つまり、目の前の自分がよく知っている世界が、この世界のすべてじゃないと知ること
<実録・悪の教典! ワタシの天敵、教えます。>

・・・という箇所は胸に響いたけれど、それ以外はシリーズの中で一番印象が薄い一冊。

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2015 1/11
人生指南
まろまろヒット率2

まろまろアワード2014

読書アワード:『きみがモテれば、社会は変わる。 宮台教授の<内発性>白熱教室』 (宮台真司)
→任せてブーたれる社会で幸せになるためには、包摂によって人を幸せにするしかないという主張が心に響く一冊。

ごはんアワード:ええね!三陸の「雄勝湾産ホタテ貝のバター焼き」
→東北でのご縁と常滑でのご縁のかけ橋として開催したイベントの目玉、本当に美味しい!

出来事アワード:「『てくてく常滑』を常滑市立図書館に寄贈する」 (愛知県常滑市)
→文京区、松阪市と続けてきた「てくてく」を常滑市でも実現できました、みなさんい感謝☆

ぷかぷかアワード:「蒲郡温泉 ホテル竹島」 (愛知県蒲郡市)
→泉質と景観のどちらも良い温泉。

もろもろアワード:『ボロブドゥール』 (インドネシア共和国ジャワ島)
→荘厳さ、圧倒感が胸に迫る世界遺産。

<おまけ>

初日の出をボロブドゥールで迎えるために、ジャワ島とバリ島を探訪:「インドネシア探訪」
→沐浴や料理を体験させていただくなど、貴重な体験をさせていただきました。

ダイビングライセンスのレベルアップ:石垣島でADVANCED DIVER LICENSEを取得
→オアフ島から石垣島へ14年ぶりの更新ができました。

西原理恵子 『スナックさいばら おんなのけものみち 男とかいらなくね?篇』 角川書店 2014

渡邊義弘@かつて『鳥頭紀行』を愛読していました。

さて、西原理恵子 『スナックさいばら おんなのけものみち 男とかいらなくね?篇』 角川書店 2014。

著者が読者の投稿に応えていく人生トーク集。
今回は「男とかいらなくて?」という副題だけれど、男性限定の「男だらけの男祭り」の章もある。
中でも・・・

○責任をとりたくない人は、決まりを守るのが好き
<男だからけの男祭り、開催! 女たちにダメ出ししてください。>

・・・というところには、そんな人の顔を思い浮かべることもできて共感した。

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2014 12/8
人生指南
まろまろヒット率3

西原理恵子 『スナックさいばら おんなのけものみち ガチ激闘篇』 角川書店 2013

渡邊義弘@『できるかな』シリーズは最初の頃の勢いが好きでした。

さて、西原理恵子 『スナックさいばら おんなのけものみち ガチ激闘篇』 角川書店 2013。

著者が読者の投稿に応えていく人生トーク集。
中でも・・・

○黒い気持ちに飲み込まれないためには、まずは自分を幸せにする。これ、すっごく大事
<ああ、離婚。こうして地獄の沙汰から生還しました。>

・・・というところに共感を覚えた。
幸せを感じられない人は、他の人も幸せになってほしくないと思うからだ。
(「自分より人生楽しくなさそうな人の言うことはアテにしない」)

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2014 10/18
人生指南
まろまろヒット率3

西原理恵子 『スナックさいばら おんなのけものみち バックレ人生大炎上篇』 角川書店 2013

渡邊義弘@十代の頃は『恨ミシュラン』を読んでいました。

さて、西原理恵子 『スナックさいばら おんなのけものみち バックレ人生大炎上篇』 角川書店 2013。

著者が読者の投稿に応えていく人生トーク集。
今回は・・・

○「なんかやかんや」のひと言でくくれる強さに学べ!
<たまにはいいことあるらしい。”この仕事をやっててよかった!”と思った瞬間>

・・・この一文に尽きる。

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2014 10/4
人生指南
まろまろヒット率3

西原理恵子 『スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八転び篇』 角川書店 2013

渡邊義弘@『てくてく常滑』を常滑市立図書館に寄贈しました。

さて、西原理恵子 『スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八転び篇』 角川書店 2013。

『毎日かあさん』などで知られる著者が、読者からの投稿にスナックのママのように応えていく人生トーク集。
著者らしく生々しいものが多いけれど、男からの投稿もあるので男も自然に読むことができる。
中でも・・・

○たとえ水底は濁ってても、濁りを沈殿させれば、透明感は出ます
<幸せをつかむ女はここが違う!>

○人生の受け身
<結婚ン十年、長年連れ添った旦那をひと言褒めるとしたら、どこよ?>

○人生七転び、八転びしてもメインを張れる、どうせならちくわ天のような女になりたい
<あとがき>

・・・などは心に残った。

ちなみに、著者がのり弁が大好きとのこと。
僕もお弁当の中ではのり弁が一番好きなので共感してしまった。

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2014 9/30
人生指南
まろまろヒット率4

司馬遼太郎 『街道をゆく 6 沖縄・先島への道』 朝日新聞社 2008

渡邊義弘@石垣市健康福祉センターで開催された「関心を育む情報発信講座」の講師をつとめました。

さて、司馬遼太郎 『街道をゆく 6 沖縄・先島への道』 朝日新聞社 2008。

ここ数年、沖縄の八重山諸島にご縁をいただいているので手に取った一冊。
『本郷界隈―街道をゆく37』以来、約10年ぶりに読んだ『街道をゆく』シリーズでもある。

原著は1970年代ということもあり、今となっては状況が変っているものも多いけれど、当時の沖縄と本州との間にあった距離感が伝わってくる。
また・・・

・本土語の古い発音っでは、こんにちのH音が古くはF音になり、さらに古くはP音になる。
(略)八重山諸島の言葉はP音の古発音を残す
<那覇へ>

・・・というのは、八重山諸島の方々とお話しさせていただく機会が多いので「なるほど」と実感した。

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2014 8/19
歴史、エッセイ、沖縄、八重山
まろまろヒット率3

まろまろ記13周年

2001年7月19日から始まったこのまろまろ記(旧まろまろ読書日記)が13周年を迎える。

2013年7月19日の12周年から13周年までのこの1年を振り返ってみれば、
病院消防警察など、安全・安心を担う分野に対して情報政策のお手伝いをさせていただく機会が増えた。

また、2011年から続けてきた『てくてく松阪』が合併前の全地域を網羅して一つの区切りとなったこと。
加えて、2013年4月から引越して来た常滑市で、『てくてく常滑』も開始して一歩目を完成させたことは、
自分のテーマである「情報のかけ橋」への取り組みの成果となった。

他の地域との関わりでは、東北に2度訪問して漁業をお手伝いさせていただいた(東北行脚、三たび東北行脚、四たび)。
また、石垣島にも2度訪問して、図書館健康福祉センターでの情報研修のお手伝いもさせていただいた。
お手伝いの合間に波照間島などの離島の地域資源の素晴らしさも体験させていただき、ADVANCED DIVERも取得した
海外との関わりでは、初日の出と初詣をボロブドゥールで迎えて、その前後に沐浴や、バリ伝統料理や、まなかい料理を学ぶなどの体験もさせていただいた。
(~ボロブドゥール初日の出、バリ島&ジャワ島の世界遺産めぐりとテーマ振り返りの旅~)

このようなことから、このまろまろ記読書日記ごはん日記を中心にしたブログから、出来事メモメディア掲載歴などの活動記録としての重要度を増した1年となった。

一方で、13年の歴史の中で今回が初めて体調を崩して療養中で迎えた開設記念日となった。
様々なことがあるけれど、これからもまろまろと続けていきたい。

2014 7/19
出来事メモ、サイト運営

はいむるぶしの「ラフテー・カレー」


小浜島にあるリゾートホテルのはいむるぶしで、ラフテー・カレーをいただく。

ラフテーとは、沖縄料理を代表する豚肉の角煮。
そのラフテーを使ったのが、こちらの名物であるこのラフテー・カレー。
食べてみると、大ぶりのラフテーが柔らかく、食べ応えがある。
リゾートホテルらしく洗練されている味わいなので、沖縄料理らしさはあまり感じられないけれど、ご当地感も伝わってくる一皿。

ちなみに、「はいむるぶし」とは八重山地方の言葉で南十字星という意味らしい。
まろまろと今日ももぐもぐ。

沖縄県竹富町、小浜島の「はいむるぶし」にて。

石垣市健康福祉センター「関心を育む情報発信講座」の講師をつとめる

石垣市健康福祉センターで開催された「関心を育む情報発信講座」の講師をつとめる。

健康・福祉分野の情報は市民の安全・安心に直結するにも関わらず、専門用語の多さや制度の複雑さから関心を持ってもらうのが難しいという課題がある。
今回の講座は、そうした課題に対して、より有効な情報発信の方法を検討したいという依頼をいただいての開催することとなった。

当日は、情報と関心の関係を整理しながら、関心を育む情報発信の方法を講義。
中でも常滑市情報政策担当員として携わった「常滑健康なう」(健康意識の向上)や、「ええね!常滑市」での消防本部の取り組み(防災の啓蒙)などの
具体的な事例の紹介と、石垣市での応用可能性についての解説に力点を置いた。
また、関心に訴求していくツールとして、ソーシャルメディアの利活用にも言及し、具体的な取り組みにつなげていただけるような流れとした。

その結果、1時間の講義が終わってみると具体的な質問が多く寄せられて、質疑応答はさらに1時間におよぶ白熱したものとなった。
この講座を通して、市民と石垣市健康福祉センターとの間に健康・福祉分野の「情報のかけ橋」が架かることに貢献できれば嬉しい。

○これまでの石垣市での「情報のかけ橋」に関する貢献

石垣島での国際ワークショップ(This is Ishigaki: A Tour of Exploration and Discovery)と、国際フォーラム(Facebook交流・活用フォーラム)のコーディネイターをつとめる

石垣市立図書館「ソーシャルメディア講習会」の講師をつとめる

2014 7/5
出来事メモ、講義