2ちゃんねる・激安節約レシピ人民委員会 『格差の食卓』 集英社 2009

まろまろ茶話会2009が無事開催された、まろまろ@参加されたまろみあんのみなさん、ありがとうございました☆

さて、『格差の食卓』2ちゃんねる著、激安節約レシピ人民委員会編(集英社)2009。

インターネット掲示板、2ちゃんねる内のスレッドに投稿された数々の格安レシピを抜き出したレシピ集。
「これぞ蟹工船エイジのグルメ術だ!」、「万国のプロレタリアートよ、喰いやがれ!」というキャッチコピーと、
階級闘争的な表紙がインパクトがあるけれど、内容は比較的保守的で安心できるレシピが多い。

たとえば・・・

○北京ダックもどき=春巻きの皮に鶏皮カリカリに焼いたものと白髪ネギのせて甜面醤つけて巻いて食べる
→高級な味

○インチキ肉豆腐=豆腐の上に牛肉大和煮の缶詰を汁ごと入れてラップをかけて3分チン
→手間のかかる肉豆腐も簡単にできて良い

○鯖ビアータ=アラビアータソースに鯖缶を入れてパスタにする
→味もネーミングもセンスがある

・・・などは、実際に試してみても美味しかった。

ただ、レシピ集なのだから、やはり完成品の写真かイメージ図は欲しかった。
挿絵が多いのにレシピとの関連が低いものも多かったのが残念。

この本をamazonで見ちゃう

2009 7/22
料理本
まろまろヒット率3

NREの「深川めし弁当」


東京駅で東海道新幹線の定番駅弁、NREの深川めし弁当を購入。

アサリの炊き込みご飯に、アナゴの蒲焼、ハゼの甘露煮、野菜の炊き合わせ、漬物と、東京らしい食材が長いお弁当に入っている。
特に小茄子の漬物がお気に入り。

実は駅弁は高い割に美味しいと思えるものが少なくて、あまり購入しない。
ごはん日記にもほとんど登場しないけど、この深川めし(深川飯)は850円でけっこう美味しいので納得できる一箱。

ちなみにNRE(日本レストランエンタプライズ)は、JR東海グループの企業で他にもあじさい茶屋なども展開している。
まろまろと今日ももぐもぐ。

東京駅の売店にて購入。

追記:本来の深川めしは味噌汁をかけたぶっかけ飯(参考リンク:深川宿の「深川めし」)とのこと。

鈴芳の「韓国風牛すじ煮」


浅草のホッピー通りにある、鈴芳をおとずれる。

この鈴芳は、屋台・路面店風のお店が続く浅草ホッピー通り(旧名:ダービー通り)の中心的な存在。
めずらしいホッピー・サーバがあって、生ホッピーがいただけるのも魅力のお店。

写真は名物のおつまみ、韓国風牛すじ煮。
牛筋の煮込は下町居酒屋の定番メニューだけど、このようにキムチを使って韓国風のアレンジになるとまた違った味わいになる。
もともと牛筋煮込みも韓国料理も好きなので、素直に美味しく感じられた一品。

ちなみに、こちらのお店はまろまろ記8周年特別企画まろまろ茶話会2009のポストまろまろ茶話会2009としておとずれたお店。
今回案内していただいた浅草好きのまろみあんが行きつけのお店とのこと。
さすがごはん日記を見ていただいているだけあって、ポイントを押さえたお店として嬉しかった。
ありがとうございました☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

浅草、浅草ホッピー通りの「鈴芳(すずよし)」にて。

神谷バーの「電気ブラン」


浅草にある神谷バーで電気ブランをいただく。

電気ブラン(デンキブラン)とは、神谷バーが独自開発したブランデーベースのカクテルのこと。
なぜ電気という名前がついているかというと、この電気ブランが生まれた明治時代は新しいものに「電気○○」と名づけるのがハイカラなネーミングだったからとのこと。

飲んでみると、度数が高くて強烈なブランデーの風味がある。
普段はお酒をほとんど飲まない僕にとってはキツい味で、チェイサー(お水)と一緒じゃないと飲めないほど。
電気ブランは電気のようにしびれる味だから、と勘違いした人がいるのも納得できる一杯。

お酒をほとんど飲まない僕がなぜこの電気ブランを飲んだかというと、前日に開催したまろまろ記8周年特別企画まろまろ茶話会2009のポストまろまろ茶話会2009としておとずれたお店だから。

明治13年(1880年)の創業の神谷バーは、日本の洋風酒場の先駆け的な存在ということもあって、この電気ブランはさまざまな文芸作品にも登場している。
たとえば、太宰治の『人間失格』の中にも登場するし、あがた森魚は『電気ブラン』(『乙女の儚夢』収録)という歌もつくっている。
19世紀、20世紀、21世紀と3世紀にわたって文芸作品に影響を与えたこの電気ブランは、確かに読書日記をメインコンテンツにするまろまろ記の8周年を祝うに相応しい一杯。
ご一緒したまろみあんのみなさん、ありがとうございました☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

浅草の「神谷バー」にて。

並木藪蕎麦の「もりそば」


浅草にある、並木藪蕎麦でもりそばをいただく。

この並木藪蕎麦は大正2年(1913年)創業の老舗のそば屋さん。
神田藪蕎麦池之端藪蕎麦と並んで藪御三家(三大やぶ)とも呼ばれている東京を代表するお店。

もりそばを一枚いただいてみると、何といっても濃いつけ汁が特徴的。
醤油のようにそばの先だけをつけていただくスタイルになっている。
これは、汁にそばを浸すと香りが飛んでしまうという理由からのもので、そばの香りを何よりも優先した食べ方。
「そばは先っちょだけ汁につけて食うんだぜ」という、江戸前蕎麦の流れを今に伝えるお店。

ちなみにこちらはまろまろ記8周年特別企画まろまろ茶話会2009のポストまろまろ茶話会2009としておとずれたお店でもある。
確かにそばカテゴリがあるようにそば好きにとっては一度は行きたかったお店。
ご一緒したまろみあんのみなさん、ありがとうございました☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

浅草の「並木藪蕎麦(並木やぶ)」にて。

自分にも今すぐできることの中に、自分にしか今しかできないことがある

自分にしかできないこと、今しかできないことは、自分が今すぐできることの中にある。

向上心から自分の外に可能性を広げるだけでなく、自分の中にある可能性を受け入れることも時には必要になる。

それは自分への挑戦だ。

<まろまろ記8周年特別企画のまろまろ茶話会2009にて>

2009 7/19
はしり書き

まろまろ記8周年

2001年7月19日に開設した「まろまろ記」(旧まろまろ読書日記)が8周年をむかえる。

この1年を振り返ると、「次の8年目は書くことに力を入れたい」と7周年の時に書いたように、
システムとデザインはほとんどいじらず、コンテンツ創造に集中した1年だった
(前年度に完了したサーバ移転とデザイン変更をそのまま使った)

サイト活動としては、8周年の特別企画としてまろまろ茶話会2009を開催したのが大きい。
自分のサイトのオフ会を開催するのは、小山の大将がいい気になるようで、さらに何だかうさんくさくて、心理的抵抗があった。
でも、8周年のこの時期にまろまろ記の意見・感想を生の声でやりとりする場を創ることができるのは自分しかいない。
うさんくさいという心理的抵抗を乗り越えて開催した。
(自分にも今すぐできることの中に、自分しか今しかできないことがある)

思えばここ数年は、毎年1つずつ自分のコンプレックスを解消している。
2007年はリーダーシップとしてコンプレックスを解消、2008年は教育者としてのコンプレックスを解消した。
次はうさんくさいというコンプレックスを解消したい。

2009 7/19
出来事メモ、サイト運営

蛍の庭の「抹茶アイスクリームの小倉あん添え」


まろまろ記8周年特別企画まろまろ茶話会2009の打ち上げ(ポストまろまろ茶話会2009)として、渋谷にある蛍の庭をおとずれる。

まろまろ茶話会2009が本会で、その後はあくまで自由参加ということにさせてもらったけれど、全員が最後に甘いものを注文したのには驚いた。
でも、よく考えたらこのまろまろ記は、スイーツカテゴリのコンテンツが多いので、読者の人(まろみあん)に甘いもの好きが多いのは自然な流れかもしれない。
ありふれた抹茶アイスの小倉あん添えでも、発見することの多い会となった。

ちなみに、この後も話が盛り上がり、打ち上げ参加した人たちの特別企画として次の日に浅草ごはん日記開拓ツアーを開催することに・・・
初対面なのに、まさにアクティヴな引きこもり
まろまろと今日ももぐもぐ。

渋谷、渋谷駅前ビルの「蛍の庭(ほたるのにわ)」にて。

まろまろ茶話会2009を開催

まろまろ記8周年記念の特別企画、「まろまろ茶話会2009」を開催する。

これは、まろまろ記が8周年をむかえる2009年7月19日の当日に、
まろまろがこれまでのまろまろ記の軌跡をまろみあんの人たちと振り返り、
ネットでは公開できないぶっちゃけトークを含めた生の声で対話しながら、
これからのまろまろ記の方向性について意見交換しようという試み。

具体的には・・・

会場:Cafe Miyama渋谷公園通り店の個室 (マイスペース)
日時:2009年7月19日 15時~17時 (2時間)
定員:15名 (まろまろ含めて16名)
内容:「まろまろのゆくたてこしかた」
    1部:「まろまろのこしかた~8年間を振り返ります~」
    2部:「まろまろのゆくたて~まろまろ質問状にお答えします~」

・・・という内容のものを構築した。
(参考:mixiまろみあんコミュニティ)

ポイントは・・・
・マイクの必要がない規模=最大16名の個室
・初対面でも話ができる内容=事前に質問状を集めてそれに応答する2部
・・・の2点で、これはせっかくオフラインで集うのだから、生の声で情報・意見を交換することを重視してのものだ。
(このために定員オーバーで参加していただけなかった人も出て心苦しかったけれど、趣旨を理解をしていただいた)

そうした構成でのぞんだ当日は、実に多様な人たちが集まっていただいた。
たとえば遠いところでは岡山県から新幹線で参加していただいた人までいたのは驚いた。
(お土産までいただいてしまった)
お互いにまろまろ記の読者(まろみあん)という以外は共通点が無く、
しかも15名中、10名が僕と初対面の人ということもあって、雰囲気が硬くならないか心配だったけれど、
はじまる前から自然に談笑が起こってわいわいとしたものになったので安心した。

実際にはじまってみても、この会の趣旨である普段は公開できないぶっちゃけトークについて、
総じて笑って受け入れてもらえたのも嬉しかった。
また、多種多様なバックボーンの参加者のみなさんは、それぞれが鋭い視点を持っていて、
ご意見&ご感想はとても参考になるものばかりだった。

みなさん読解力と飲み込みが早くて、誤解を恐れずに書けば、まろみあんの人はリテラシーの高い人が多い、
という普段ネット上で感じていることがリアルでも確認できる会ともなった。

あくまでまろまろのこしかたゆくたてをお話しする茶話会なので、会場の切り上げも時間通りにおこなったけれど、
希望者の人は、プレまろまろ茶話会2009としてランチ会を、ポストまろまろ茶話会2009として打ち上げを開かせてもらった。
特にポストまろまろ茶話会2009の打ち上げは思っていたよりも盛り上がって、
打ち上げに参加された人だけのシークレット企画として、次の日も浅草ごはん日記開拓ツアーを開催することになった。
(並木藪蕎麦神谷バー鈴芳など)
初対面の人ばかりなのに、次の日も全員参加というのがアクティヴな引きこもりらしいところw

振り返ってみれば、これまで文京区友の会のオフ会防災オフ会などの社会的意義の高いオフ会の幹事は何度か担ってきたけれど、
自分自身のサイトのオフ会は今回が事実上初めての企画。
(2001年~2003年のXmasに開催したまろじぇくとXはあくまで実験的な意味合いが強い)
Webサイトやブログのオフ会は、小山の大将がいい気になっているような気もしていたのでこれまで避けてきた。

でも、8周年のこの時期に、まろまろ記の読者(まろみあん)の人の生の声で意見交換できる会を開催できるのは自分しかいない。
そして、三連休の中日に、暑い中、しかも1500円の会場費を出してまで、組織や利害関係の肩書を抜きにして、
自分の話を聞きに来てくれる人たちがいるということは、何にも代えられない自分の財産だ。

自分にも、今すぐできることの中に、自分にしか、今しかできないことがある、と感じた8年目の節目。

2009 7/19
出来事メモ、サイト運営

SUZU CAFE(スズカフェ)の「本日のカレー」


渋谷にあるSUZU CAFEで本日のカレーをいただく。

この日の本日のカレーは、ヘルシーなひき肉と白いんげん豆のカレー。
サラダものったワンプレートが見た目もあざやかだけど、食べてみると見た目よりもスパイシー。
白いんげん豆の食べ応えもあって、ボリュームも十分だった。

ちなみにこのSUZU CAFEは、まろまろ記8周年特別企画まろまろ茶話会2009直前のプレ茶話会としておとずれたカフェ。
(希望するまろみあんの人たちとごはん日記を開拓しようという趣旨)

いくつか候補があった中で、1:渋谷のカフェにしてはめずらしく開放的な空間を持っている、2:まろまろ茶話会2009の会場の近く、という2点から選んだ。
このSUZU CAFEのランチメニューはどれもワンプレートになっていて、ワンプレート好きとしてはテンションがあがった。
・・・ということを話すと、ご一緒したまろみあんの人たちもワンプレートが好きとのこと。
確かにまろみあんの人は、このまろまろ記の読者なんだから、趣味嗜好が似ているのは自然なことですな。
まろまろと今日ももぐもぐ。

渋谷、NAVI shibuya(ナビ渋谷)の「SUZU CAFE(鈴カフェ、スズカフェ)」