本家しぶそばの「明日葉天せいろそば」


渋谷駅とJR渋谷駅と東急渋谷駅との連絡口にある、本家しぶそばをおとずれる。

しぶそばは東急グループが展開する立ち食いそば。
渋谷店は発祥のお店ということで、本家を名乗を名乗っている。

今回は、この日の15時から開催されるまろまろ記8周年記念特別企画まろまろ茶話会2009の準備のために、早めに渋谷入りして朝ごはんとして訪問。
暑い日な上に、まろまろ茶話会2009でプレゼンする「まろまろのゆくたてこしかた」の資料づくりなどに取り組む必要があったので、体力がつきそうな明日葉天せいろそばを注文。

食べてみると、鉄道会社が経営する立ち食いそばの中では指折りの美味しさを感じた。
そば湯も美味しくて、小田急グループが展開するのは箱根そば(箱そば)よりもこちらの方が好みだった。
まろまろと今日ももぐもぐ。

渋谷の「本家 しぶそば(渋谷そば、旧名:双葉)」にて。

第10回GrASP! 年次大会でコメンテイターをとつめる

東京大学駒場キャンパスで開催された「第10回GrASP!(Graduate Students in American Studies Programs!) 年次大会」の第3セッションでコメンテイターをつとめる。

もともと依頼を受けた時は、専門分野の学会ではないので無責任なことになってはいけないと遠慮しようとも思ったけれど、
僕の産学連携の経験の豊富さを買われて振られた話だとお聞きしてお引き受けする。

当日のコメントについても、そうした流れを受けて産業領域と学問領域の双方のバランスに関する視点を中心にコメントをおこなった。
これについては自分の実体験を事例として使えた上に、コミュニケーション・デザインという自分の研究分野にも関わることでもあったので、
一定の役割は果たせたのではないかと感じた。

個人的にも人文社会学分野の研究発表を聴く機会自体が久しぶりだったので、新鮮な空気を感じた。
ちょうど直前に読んだ『ピュタゴラス派―その生と哲学』の中で、
「機械的必然と恣意の間のどこかに合理性の基準を打ち立てることこそが古典学を始めとする人文学の役割」
・・・という一文があったのを、発表を聴きながら思い返すことが多かった。

また、懇親会にも参加させていただいて様々な立場の人の生の声を聞けたのは、自分自身を振り返る機会にもなった。
(いくら学際領域にいるからといって本郷中心のホンゴロイドが、駒場中心のコマバニアンとお話する機会はそんなに多くない)

貴重な経験をいただいて、ありがとうございました☆

2009 7/18
出来事メモ、まろまろ研究

GrASP!懇親会の「立食ビュッフェ」


コメンテイターをつとめた第10回GrASP!(Graduate Students in American Studies Programs!) 年次大会の懇親会に参加させていただく。

学会の懇親会でよくある立食パーティー形式のものだけど、ビュッフェ料理がかなり美味しく感じられた。
なんでもこのビュッフェの仕出しは東大駒場キャンパスの中にあるフレンチレストラン、ルヴェソンヴェール駒場が担当しているとのこと。
特に写真にあるような、デザートの質が高くて、チェリーのケーキは甘酸っぱさとしっとり感が両立した上質なものになっている。

本郷中心のホンゴロイドとしては、駒場中心のコマバニアンがちょっとうらやましくなったひと時でもある(w
学内でこんな懇親会がフランス料理店の仕出しでできるようになるなんて弊社も変わりましたな(トオイメ)。
まろまろと今日ももぐもぐ。

東京大学駒場キャンパスの懇親会場にて。

東京大学駒場キャンパス内フレンチレストラン;ルヴェソンヴェール駒場の「仔羊肩肉のロースト・ローズマリー風味」


東大駒場キャンパスの中にあるフランス料理店、ルヴェソンヴェール駒場でランチをいただく。

3種類ある本日のランチから選択したのは、仔羊肩肉のロースト・ローズマリー風味。
仔羊(ラム)肉のスライスをローストしたものに、ローズマリーを利かせたソースをかけたもの。
食べてみると、肩肉は肉らしい歯ごたえと力強い味があって見た目よりもずっと食べ応えがある。
このメインディッシュにサラダとパンが付いて800円なのは納得。

こちらのお店は国立法人化した弊社の象徴的な存在でもある。
本郷中心のホンゴロイドとしては、駒場中心のコマバニアンがちょっとうらやましくなったりもした(w
まろまろと今日ももぐもぐ。

東京大学駒場キャンパス内ファカルティハウス1階の「ルヴェソンヴェール駒場(Lever son Verre Komaba)」にて。

金町 ときわ食堂の「海老頭の唐揚げ」


金町にある、ときわ食堂で海老頭の唐揚げをいただく。

ポイントは海老フライでは無く、海老のお頭だけをフライにしているところ。
サクサクとした食感と、海老の風味を楽しめるリアルな海老せんべい。
この二頭で150円というのも下町らしい価格帯。

ちなみに、ときわ食堂は東京都内の下町でよく見かける大衆食堂。
実はチェーンでは無くて暖簾分けなので、お店ごとの独自色も強いのも特徴的。
まろまろと今日ももぐもぐ。

金町(京成金町)の「金町 ときわ食堂」にて。

徳多和良の「生うにの柚子こしょう漬け」


北千住にある、立ち飲みの徳多和良をおとずれる。

この徳多和良は立ち飲み店だけど、「くずし割烹」と銘打っているように、割烹と同じく手の込んだおつまみを出してくれる。
写真はそのうちの一つ、生うにの柚子こしょう漬け。
生ウニの刺身に手を加えたもので、うに特有のねっとりとした味わいの後に、柚胡椒の爽やかさが口の中に広がるという珍味。これが315円。
他のおつまみやドリンクメニューも315円のものが多くて、立ち飲み値段。

それなのに、料理の質はこれまでおとずれた立ち飲みの名店たち、かねます(勝どき)、竜馬(新橋)、酒のもりた(萩野茶屋)、わすれな草(肥後橋)、などと並ぶ上質なもの。

北千住の下町居酒屋といえば、東京三大煮込みにも数えられている大はしが有名だけど、個人的にはこちらのお店の方が好み。
まろまろと今日ももぐもぐ。

北千住の「徳多和良(とくだわら)」にて。

八千代の「馬肉ハラミのお刺身」


天王寺にある八千代で馬肉ハラミのお刺身をいただく。

馬肉のお刺身はそれほどめずらしく無いものだけど、ハラミの部位を出すお店はめずらしい。
写真からも分かるように、馬肉なのにしっかりと脂が乗っていて、馬肉らしいさっぱりした食感と、馬肉らしくない濃厚さの両方を味わうことができる一品。

ちなみにこの八千代は大正13年の居酒屋の老舗。
食べものメニュー、飲みものメニューのどちらも豊富なキラりと光る天王寺の名店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・天王寺(阿倍野)の「八千代(やちよ)」にて。

花道の「アボカドの串かつ」


大阪の新世界(新世界)にある、串かつの花道でアボカドの串かつをいただく。

アボカドとはフライものとの相性が良いので、想像通りの美味しさ。
今や日本一の串かつ激戦区となった新世界の中でお店の奮起が伝わる一本。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・新世界(新今宮、動物園前)の「串カツ 花道(はなみち)」にて。

ブルーノ・チェントローネ、斎藤憲訳 『ピュタゴラス派―その生と哲学』 岩波書店 2000

まろまろ@今週土曜日は、久々に東京大学駒場キャンパスでコメンテイターをします

さて、『ピュタゴラス派―その生と哲学』ブルーノ・チェントローネ著、斎藤憲訳(岩波書店)2000。

「ピタゴラスの定理」で有名な、ピュタゴラス(ピタゴラス、Pythagoras)とピュタゴラス派の哲学史本。

哲学、数学、科学、政治にまで大きな影響を与えたとされる、ピュタゴラスとピュタゴラス派(主義)は、
さまざまな伝説に彩られている上に、偽書も多く、実態が神秘のベールに包まれている。
ピュタゴラスには最近何かとご縁があるので、この伝説的な知の系統に実証的なアプローチするこの本を手に取った。

読んでみると、現存する文献、資料の断片を紹介して、批判を加えながら、ピュタゴラスとピュタゴラス派の実像にせまっている。
その結果、ピュタゴラスとピュタゴラス主義は「何よりもまず一つの生(bios)のあり方を意味する」ものであり、
「ピュタゴラスの知が本質的に宗教的なもの」であることを明らかにしている。
それが歴史を経るに従って、プラトンとプラトン主義によって権威づけられていく過程がえがかれている。

中でもプラトンとプラトン主義が、ピュタゴラスの伝説とカリスマ性を権威づけに利用していった過程が印象深い。
後世の人々が権威付けのために伝説的な人物の名前を借りるという点では、
日本の厩戸皇子(聖徳太子)や空海(弘法大師)にも見られる傾向で、ある種の人間の本能かもしれない。
(ピュタゴラスの方がはるかに巨大な影響を与えているけれど)

訳者があとがきで「出来上がった哲学史の記述ではなく、哲学史研究の工事現場を訪れる趣が本書の最大の特徴」と書いているように、
原典である資料、文献の丁寧な紹介と批判をしているので、入門書のように気軽には読みこなせない本でもある。
ただ、それは「機械的必然と恣意の間のどこかに合理性の基準を打ち立てることこそが古典学を始めとする人文学の役割」であり、
「その目的は権威に仕えることではなく、正しい批判によって人を権威から自由にすること」を目指した本として好感が持てた。

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2009 7/15
哲学、歴史
まろまろヒット率4

不二家の「ミルキーソフトクリーム」


不二家で、ミルキーソフトクリームをいただく。

不二家の名物、ミルキーをソフトクリームにしたもので、想像通り甘い。
しかも文字通りミルキーな甘さで、見た目以上に濃くのあるものになっている。
さわやか系&自然系のアイスクリームが流行る中で、独自の道をゆく一品。

ちなみに、ミルキーのキャッチフレーズといえば「ミルキーはママの味♪」。
それに対して「ママ食ったことあるんかい!」と突っ込んでいる姿をかいま見たのは、関西らしいと感じた。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・心斎橋(南船場、ミナミ)の「mom`s cafe FUJIYA(マムズカフェ・不二家)」にて。