マールブランシェの「茶の菓」(お濃茶ラングドシャ)


京都の北山にある洋菓子店、マールブランシェの茶の菓をいただく。

この茶の菓は、お濃茶ラングドシャという別名があるように、本当に苦みのある濃いお茶の本気で苦いラングドシャ(“langue de chat”)。
打ち合わせでおじゃましたグランヴィア京都の宿泊者専用ラウンジに置いていたものだけど、中に挟まれたホワイトチョコレートとの相性も絶妙で、すっかり気に入りになってしまった。

美味しさの秘密を聞いてみると、この茶の菓は、茶作り名人(小島確二さん)、茶鑑定士(森田治秀さん)、パティシエ(江崎靖彦さん)、の三者によるコラボレーション・スイーツとのこと。
表面に印字された京の文字に恥じない、伝統と現代を融合した一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・グランヴィア京都のラウンジにて。

京野菜 かね松直営店;やお屋の二かいの「長寿ランチセット」



京都の錦市場にある、やお屋の二かいで長寿ランチセットをいただく。

こちちらのお店は、やお屋の二かい(八百屋の二階)という名前の通り、京野菜の老舗販売店、かね松が本店の2階で営業するお店。

日替わりメニューであるこの日の長寿ランチは・・・
・揚げ物=茄子の揚げたん特製醤油ドレかけ
・炊き物=エビス南瓜の炊いたん
・小鉢=胡瓜と生姜の炒め
・和え物=オクラ、長芋、大葉、特製梅ドレ和え
・汁物=やお屋の麦味噌汁
・ご飯=とうもろこしご飯
・香物=やお屋のお漬物
・デザート=トマト水煮の白寒天添え
・・・という、まさに京野菜づくしの内容。

特に生でも食べることができるトウモロコシを混ぜ込んだご飯と、トマトの水煮を使ったデザートが八百屋さんのお店らしいメニューとして好感が持てた。
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・錦市場の「京野菜 かね松 やお屋の二かい」にて。

「御所の湯 スーパーホテル京都・四条河原町」 (温泉)

泉質:低張性中性冷鉱泉

ビジネスホテル、スーパーホテル京都・四条河原町の宿泊客のみが入ることのできる温泉。
一つだけの湯船、時間帯によって男女入替制などの点は、系列のスーパーホテル高松禁煙館と同じ。
さらにこちらは天然温泉とは言え、滋賀県の志賀温泉から運び込んでいるお湯を使っている。

そうした制約はあるけれど、日本でも有数の観光地(祇園・先斗町)からすぐ近くにあって、
ビジネスホテルの料金で温泉浴槽に入ることができるというのはとても魅力的。
まろまろヒット率は立地条件を考慮してものもの。

2009 7/27
ぷかぷかお風呂日記
まろまろヒット率4

かつくらの「とんかつ」


かつくらで、とんかつ膳の120gをいただく。

このかつくらは、京都発祥のトンカツ屋さん。
まろまろ記8周年特別企画まろまろ茶話会2009での発表する「まろまろのゆくたてこしかた」をつくっている時に、8年前の立ち上げの時に手伝ってくれた人と打ち合わせでおとずれたことを思い出して訪問。

ごはん日記はもちろん、このまろまろ記(当時はまろまろ読書日記)さえ無かった8年前を思い出しながらいただいてみた。
食べてみると、サクサクとした衣の食感とジューシーさは当時のまま。
ちょうど8年前におとずれたのと同じ店舗ということもあって、味も雰囲気もまったく当時と同じものに感じられた。

ちなみにこちらのお店キャベツ、お味噌汁がお代わり自由なのに加えて、お櫃で提供される麦ごはんもお代わり自由。
お漬物も美味しくて思わず食べ過ぎるのも8年前と同じ(w

「時間は無意識のうちにも過ぎていくので、意識して残していかないといけない」という、8年前のサイト立ち上げの時の気持ちを新たにしたひと時。
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・寺町の「名代とんかつ かつくら」四条寺町店にて。

平八亭の「豚の角煮」


居酒屋の平八亭で、豚の角煮をいただく。

こちらの豚の角煮はジャガイモが付け合わせになっている。
豚の角煮の付け合わせは、味を染み込ませやすい大根がポピュラーだけど、ジャガイモも美味しいですな。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・京橋の「平八亭(へいはちてい)」にて。

IKEA(イケア)の「スウェーデン風カツレツ」


IKEAの中にあるレストランで、スウェーデン風カツレツをいただく。

チーズをかけたメンチカツに、グリーンピースとマッシュポテトを付け合わせて、さらにスウェーデン風ミートボールと同じようにリンゴンベリーのジャムをつけて食べるのが特徴的。
食べてみると、さくさくした食感のメンチカツとチーズとジャムの組み合わせが不思議な感じがするものの、決して悪くない。
ジャムが油をさっぱりとさせてくれる、スウェーデンらしい一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・大正区、IKEA鶴浜内の「IKEA Restaurant & Cafe(イケアレストラン&カフェ)」にて。

シバチョウの「さんまと柚子胡椒の缶詰」


立ち飲みのシバチョウで、さんまと柚子胡椒の缶詰をいただく。

このシバチョウは、酒類販売店の一画で立ち飲みスペースを提供する、いわゆる角打ちと呼ばれるスタイルのお店。
あくまでお酒の販売店が基本なので、おつまみは缶詰やスナック菓子などしかない。
でも、雰囲気ある店内でいただけばどんなに簡単なおつまみでも美味しく感じられるのが不思議。

このさんまと柚子胡椒の缶詰も、同行した特命係長プレイで知り合ったフフレと一緒にいただけば、しっかりとしたアテに感じられた。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・難波(なんば、ミナミ)の「シバチョウ(柴長本店)」にて。

宮内貴久 『風水と家相の歴史』 吉川弘文館 2009

まろまろ@このまろまろ記8周年をむかえました
これもいつも愛読していただいているまろみあんの人がいてこそ!
これからもどうぞよろしくお願いします(^_-)

さて、『風水と家相の歴史』宮内貴久著(吉川弘文館)2009。

中国発祥の風水が、家相として日本の近世に受容されていった歴史過程を紹介する一冊。
風水や家相にはうさんくささが漂うものだけど、科学的に正しいかどうかという話とは別に、
古い建築物の多くが、風水・家相の理論を参考にして建てられている点に注目している。
たとえば、旧家の名主が先代から家相・風水の理論を学ぶ必要性について・・・
「たとえ迷信だとしても、村人から様々な相談を受ける時に家相・暦判断の基本を知っていないといけない」
・・・と諭されたエピソードがこの本でも紹介されているように、民俗学としても興味深い分野。

この本では、日本の家相の特徴として・・・

○日本の家相とは風水の陽宅風水における住宅風水のこと
<家相判断の対象とその実態>

○東アジア全体で捉えると、陰宅風水を欠いた18世紀以降の日本の風水受容はきわめて特殊
<近世の家相>

○積極的に福を取りこむよりも、日本の家相が災厄を未然に避けることを強調している点は注目すべき
<近世の家相>

・・・という点を明らかにしている。
また、なぜ日本の近世に家相が受け入れれたかの理由については・・・

○可視的な災因論=原因が目に見える
→家相は目で見て触れることのできるモノが対象
<なぜ家相が受けいられたのか?>

○宗教とは異なり、さらに可視的であることが、人々が家相を受け入れた最大の要因
<なぜ家相が受けいられたのか?>

・・・と結論づけているのが興味深かった。

ちなみに・・・

○風水でもっとと良いとされる理想的な地形は女性器を模している
<風水とは?>

・・・というのは原始宗教とも通じるもので注目したりもした。

この本をamazonで見ちゃう

2009 7/23
歴史、風水、家相
まろまろヒット率3

大手饅頭伊部屋の「大手まんぢゅう」


岡山名物の大手まんぢゅうをいただく。

薄皮の酒饅頭と聞いていたけれど、食べてみるとあんこがぎゅっとつまっていてほぼあんこの味。
食べるにしたがって甘酒のような麹の風味がする上質な一品。

この大手まんぢゅう(大手まんじゅう、大手饅頭)は、まろまろ記8周年特別企画まろまろ茶話会2009に、わざわざ岡山から新幹線に乗って来ていただいたまろみあんの人からお土産にいただいたもの。

天保8年(1837年)創業の岡山の銘菓とのことだけど、実は今までまったく知らなかった。
確かに今までごはん日記には登場していない上に、地方の特色のある一品。
ありがとうございました☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

岡山の「大手饅頭伊部屋(おおてまんじゅう・いべや)」にて購入とのこと。