ボンベイの「ボンベイカレー」


柏にあるボンベイで、ボンベイカレーをいただく。

こちらのお店は、湯島にある上野デリーの流れを汲む千葉を代表するカレー店。
そのお店を長年切り盛りしていたご主人がお亡くなって閉店していたところ、奥さんと元バイトさんたちが集結して再開したものが現在のお店。

店名にもなったボンベイカレーは、キャベツやトマトを中心とした野菜がルーの真ん中にうずたかく盛られた独特のカレー。
ご飯にかけて食べてみると、シャキッとした食感の野菜と、上野デリーを思い出させる複雑なスパイスの味がするルートが合わさって、味も独特。
ホットなスパイスと柏の人情で、身も心も暖かくなる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

千葉県柏市の「カレーの店 ボンベイ」(柏ボンベイ)にて。

東京大学柏キャンパス食堂の「グラムデリ」


柏にある東京大学柏キャンパスの食堂(学食)で、グラムデリをいただく。

グラムデリとは、その名の通り、デリ(Delicatessen)をバイキング形式でワンプレートに盛りつけてグラム単位で購入するスタイルのこと。
健康オタクなので、野菜を中心に盛り合わせたのがこの写真。
カリフラワーのオーロラソースサラダ、ブロッコリーのシーフードあんかけが美味しく感じられた。
野菜のバランスを考えたい僕にとってはありがたいスタイルの学食。
まろまろと今日ももぐもぐ。

千葉県柏市の東京大学柏キャンパス生協食堂(プラザ・憩い)にて。

相鉄フレッサイン千葉柏の「朝食バイキング」


柏にある相鉄フレッサイン千葉柏で、朝食バイキングをいただく。

ご飯とパンの両方が用意されていて、今回のメニューでは特に手作りハンバーグに美味しさを感じた。
ただ、急速に展開しているホテル・チェーンの一角を担う朝食でもあるだけに、もう少し種類の豊富さがあると嬉しいところ。
まろまろと今日ももぐもぐ。

千葉県柏市の「相鉄フレッサイン千葉柏」にて。

匠神 角ふじの「小ブタづけ麺」


柏にある匠神 角ふじで、小ブタづけ麺をいただく。

こちらの麺は、全粒粉のゴワゴワにチヂレた特注麺を使っているのが特徴。
ツルツルと食べるつけ麺ではなく、”づ”け麺と名乗っているように、通常のラーメンやつけ麺にはない食感と食べ応えがある。
ラーメン二郎インスパイア系と呼ばれることもあるけれど、この麺はラーメン二郎ともまた違った味わい。
香ばしく炙られたブタ(チャーシュー)はもう少し塩分控えめの方が好みだけど、全粒粉&ゴワゴワ麺好きの僕にとっては美味しく感じられた一杯。
まろまろと今日ももぐもぐ。

千葉県柏市の「匠神 角ふじ」柏店にて。

Bar Porcini(バール・ポルチーニ)の「タラの白子グラタン」


大阪の福島にあるBar Porciniで、タラの白子グラタンをいただく。

こちらのお店は、ミナミにあるPIENO(「アンティパスト三種盛り」「生ウニのリゾット」)並んでお気に入りのイタリアン・バール。
定番のプレーン・ピッツァも美味しいけれど、今回は本日のオススメ(限定メニュー)のタラの白子グラタンを注文。

食べてみると、これが美味しい。
温められた程度に火が通ったタラとホワイトソース、下地に敷かれたトマトソースとの絡まった味わいは絶妙で、これまで食べたことのある白子料理の中でも1,2を争う美味しさ。
さすがと思わせる名店の一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・福島の「Bar Porcini(バール・ポルチーニ)」にて。

福助の「松阪牛ホルモン炒め」


松阪にある居酒屋の福助で、松阪牛ホルモン炒めをいただく。

おつまみメニューに松阪牛ホルモンが置いてあるのが松阪らしいところ。
ホルモンと同じサイズにカットした豆腐と共に濃厚なタレに絡められているので、見た目の通りものすごく濃い味になっている。

ちなみに、こちらのお店はだるまやてつ家などと同じオーナーさんが経営されているとのこと。
松阪に根ざしたお店でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「大衆酒場 福助」にて

高坂正堯 『海洋国家日本の構想』 中央公論新社 2008

渡邊義弘@東北行脚の時に漁業再開をお手伝いしたホタテ貝を素材に相可高校の生徒さんがグラタンを作っていただきました。

さて、『海洋国家日本の構想』高坂正堯著(中央公論新社)2008。

国際政治学者である著者による「現実主義者の平和論」と「海洋国家日本の構想」の二つの論文を中心にした論文集。
著者の本は、これまでも代表作である『文明が衰亡するとき』をはじめとして、『国際政治―恐怖と希望』
『世界史の中から考える』『世界地図の中で考える』『世界史を創る人びと』などを読んできたけれど、
その理想と現実とのバランス感覚にいつも感銘を受けて来た。

この論文集でも・・・

☆手段と目的との間の生き生きとした会話の欠如こそ、理想主義者の最大の欠陥
→問題の解決は、まず目的を定め、次にその手段を見出すという思考法によってではなく、
 目的と手段との間の生き生きとした会話を通じて設定された政策によってのみ得られる
<現実主義者の平和論>

・・・として、理想と現実、目的と手段の生き生きとした対話の必要性を述べている。
その上で・・・

☆文明と文明との間の交渉こそ歴史を規定する最大の要因
→その交渉を支えるコミュニケーションの構造こそ、ある文明やある国家の国際政治的位置を決定するもの
<海洋国家日本の構想>

☆偉大さを引き出しうるのは、慎重さと冒険、「非英雄主義」と「英雄主義」をつなぐことができる政治の技術であり、さらに慎重さを単なる慎重さに終わらせない視野の広さ
→その水平線こそ日本の未来がある
<海洋国家日本の構想>

・・・として、慎重さと冒険との間をつなぐ政治の技術(現実的に言えば「権力」)を軸に海洋国家日本のあるべき姿を提案している。
この本の原著は1965年初版だけど、この論述の流れはまったく色あせていない。
加えて・・・

☆真実に見るとはそれを行動につなぐ意欲を持ち、したがって共感と責任を持っていなくてはならない=水平線
<海洋国家日本の構想>

・・・という風に著者が定義する「水平線」の言葉の重みも感じた。
今も変わらず海洋国家日本のあり方を強く訴えかける一冊。

以下は、その他でチェックした箇所(一部要約含む)・・・

○重要なことは、未来のいつか意見が分かれるということではなくて、現在なすべき共通の仕事があるということ
<現実主義者の平和論>

○第2党とは明日にでも実現できることを語る政党であり、異端とは、いつ実現できるか判らない理想を語る人々
<外交政策の不在と外交議論の不毛>

○政策と世論をつなぐという政党の基本的役割を、陳情=利益の環流というパイプ一本に頼っている自民党のアキレス腱は外交問題にある
→自民党が外交と世論をつなぐ働きをしていないために、政府はその昨日をマスコミに頼っている
<外交政策の不在と外交議論の不毛>

○人間が完全に善人でもなく、また完全に悪人でもないところに政治の必要とその可能性が生まれる
<核の挑戦と日本>

○日本史における二つの大きな悲劇、鎖国と満州事件は、ともに、日本の外に開いた部分と内を向いた部分が接触を失い、均衡を失ったときに起った
→とくに、日本の内にいるエリートたちが、外に開いた部分に対する共感を失ったとき、悲劇が訪れた
<海洋国家日本の構想>

○われわれは東洋と隣り合っているが東洋ではなく、「飛び離れた西」ではあるが西洋ではない
→それは悩みであると同時に、日本が世界政治で活躍する可能性でもある
<海洋国家日本の構想>

○「勘」は「読み」という合理的な計算を通じてしか生かされえない
<あとがき>

この本をamazonで見ちゃう

2012 11/18
国際政治、外交政策
まろまろヒット率5

心に響くかどうかの必須条件は、本気さの裏付けが感じられるかどうか

心に響くかどうかの必須条件は、本気さの裏付けが感じられるかどうかだ。
手軽な手段を使うならなおさら、「よくここまで」と思わせる迫力が最低でも必要になる。
その裏に本気さが感じられない人や言葉、物が誰かの心を響かせることはない。

<ソーシャルメディア関連の講師や情報発信の相談を受ける中で>

2012 11/16
はしり書き

おざきみせの「鹿鍋」


松阪の飯南町にある、おざきみせで鹿鍋をいただく。

こちらの鹿鍋にはヒレ肉が使われていて、噛みしめる度に鹿肉の地味が伝わってくる。
この鹿肉の地味と味噌との相性の良さが感じられて美味しい。

ちなみに、この鹿鍋は「飯高らしいものをお願いします」とオーダーしたもの。
希少部位のヒレ肉を贅沢に使えるのは、猟師さんとのお付き合いがあるからとのこと。
確かに飯高らしさが感じられるお鍋。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「おざきみせ」にて。

La Derniere Bouchee(ラ・デルニエール・ブシエ)の「7時間赤ワインで煮込んだ松阪牛すね肉」


松阪にあるLa Derniere Boucheeで、7時間赤ワインで煮込んだ松阪牛すね肉をいただく。

フォークを入れるとホロリと崩れるほどじっくり煮込まれているけれど、しっかりとした牛肉の旨味が感じられてとても美味しい。
これだけ煮込んでソースにエキスが染み出しているのに、肉自体にも旨味が残っているのは松阪牛ならでは。
本格フレンチの技と、松阪の名産との融合(フランス風に言えば”mariage”)が感じられる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「La Derniere Bouchee(ラ・デルニエール・ブシエ)」にて。