中田易直 『三井高利』 吉川弘文館 1988

渡邊義弘@講師とファシリテイターを担当している宇気郷ソーシャルメディア講座から、Facebookページの「いいね!宇気郷」が誕生しました☆

さて、『三井高利』中田易直著(吉川弘文館)1988。

江戸時代に松阪(当時は”松坂”)に生まれ育ち、呉服店(越後屋)と両替店で成功して三井財閥の基礎を作った三井高利の伝記。
三井高利は、松阪商人(伊勢商人)を代表する人物ではあるけれど、史料に基づいた伝記は少ない。
この本は、歴史学のアプローチから三井高利の実像に迫ろうとする貴重な一冊。

内容は、三井高利の経営手法と共に、三井高利が生きた江戸時代初期の経済状況について詳細に記述されているのが特徴。
特に、呉服業と並んで事業の中心となる両替業について詳しく書かれているので、当時の金融システムが理解できるものになっている。

また、三井高利個人の経歴としても、江戸に自分の店を出したのが50代になってからという遅咲きの点。
幕府や大名などの公権力との不即不離(付かず離れず)の姿勢が印象深い。
時代背景と個人とのバランスが良い伝記。

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2012 12/9
伝記、経済、経営
まろまろヒット率3

南海そばの「スペシャルそば」


南海電鉄の新今宮駅にある南海そばで、スペシャルそばをいただく。

こちらのスペシャルそばは、生卵、海老天、きざみ揚げ、とろろ昆布、青ねぎがトッピングされた一杯。
関西の立ち食いそば・うどん店で、「スペシャル」や「スタミナ」と付いたメニューには、この生卵と海老天(海老の身より平状の衣の量が多いのが特徴)が入っているものが多い。
実は、僕はこの組み合わせが大好き。
生卵をどのタイミングで食べるかは好みが分かれるところだけど、僕はある程度温めた後に少しずつ崩しながら麺と絡めて食べるのが好み。
薄味の出汁と共に、関西らしさを感じる一杯。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・南海電鉄新今宮駅の「南海そば」にて。

金久右衛門の「大阪ブラック・太麺・丸腸ホルモントッピング」


大阪にある金久右衛門で、大阪ブラックを太麺を選択し、丸腸ホルモンをトッピングしていただく。

この大阪ブラックは、醤油色の深さが特徴的なラーメン。
今回は丸腸ホルモンをトッピングして食べてみると、すっきりとした醤油味と濃厚な丸腸ホルモンがよく合う。
こちらのお店は、大阪を代表するラーメン店だけど、ホルモンをトッピングにするところも大阪らしいところ。
個性とご当地性が感じられる一杯。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田の「金久右衛門(きんぐえもん)」梅田店にて。

bebe51の「お惣菜とMIXサラダ」


名駅四丁目酒場(メイヨン)にあるbebe51で、タパスとMIXサラダをいただく。

こちらのお店は、もともとフランス料理のお惣菜(DELI)として知られるbebeが展開するビストロ。
bebeで作られたお惣菜をおつまみにしてワインをいただくというコンセプトになっている。

このお惣菜とMIXサラダも、bebeのお惣菜と野菜を合えてサラダ仕立てにしているのが特徴。
この日は、生ハムやカブなどと合わせたサラダで、確かに美味しい。

名古屋の中で元気があるエリアと言われる、柳橋・名駅四丁目周辺を活気を感じられるお店でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

愛知県名古屋市、名駅四丁目酒場(メイヨン)の「BISTRO & BAR bebe51(ベベ・ゴーイチ)」にて。

丸八寿司の「嫁姑巻」


名古屋にある丸八寿司で、嫁姑巻をいただく。

こちらのお店は、ネーミングにこだわったオリジナル寿司で有名なお寿司屋さん。
この嫁姑巻は、赤貝と鳥貝をネタにした巻き寿司で、普通に美味しい。
なぜこの巻き寿司が嫁姑巻という名前かというと・・・
ここに書くのは不適切だと思われるので、まろまろ茶話会など、オフラインでお会いするまろみあんの方の中にはこっそり種明かしをします☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

愛知県名古屋市の「丸八寿司」名駅店にて。

DARK HORSE(ダークホース)の「特製ハンバーグ」


大阪の福島にあるBEER BARのDARK HORSEで、特製ハンバーグをいただく。

こちらのお店はめずらしいビールを揃えているBEER BARなので、この特製ハンバーグにもその日入ってきたビールを使っているのが特徴。
食べてみると、分厚い肉厚のハンバーグとコクのあるトマトソースが合わさって美味しい。
このコクはビールを入れているからとのこと。

堂山にあるBar kokonで働いていた武分さんが、独立して開店したお店でもある。
新しい門出に乾杯☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・福島の「BEER BAR DARK HORSE(ビアバル・ダークホース)」にて。

田畑暁生 『離島の地域情報化政策』 北樹出版 2011

渡邊義弘@「人類進化学」(米田穣・総合研究博物館教授)のために柏に初めて行って来ました。
(Facebookの記事)

さて、『離島の地域情報化政策』田畑暁生著(北樹出版)2011。

今年は、八重山の島々をめぐったり、宇気郷ソーシャルメディア講座の講師をつとめるなどのご縁をいただいた。
そのご縁を通じて、地理的に不利な条件を持つ離島と山里(中山間地域)は、少子高齢化の進展が早いことから、
これから日本の地域が直面する問題に先取りして取り組んでいる地域だという認識を持つようになってきた。
こうした離島と山里の課題に、情報の視点から取り組むための参考に手に取った一冊。

内容は、沖縄(第1章)、薩南諸島(第2章)、長崎(第3章)、瀬戸内(第4章)、伊豆・小笠原諸島(第5章)、日本海(第6章)の6つの地域ごとに、離島の地域情報化政策がまとめられている。
読んでみると、一つ一つの離島の取り組みが紹介されている点は参考になるけれど、その地域の地域情報化政策の特徴や傾向、
さらには離島全般の地域情報政策の記述が無かったのは、分析の視点から物足りなさを感じた。

また、人口規模や地理的特徴の書き方がマチマチなのでいちいち調べなくてはならず、読みづらかった点。
単純な誤字がある点(p. 58「ホームページ政策」)、確認を取っていないものがある点(p. 122「これは孫請けだろうか?」)なども目立った。
重要な分野であることは間違いないので、これからのさらなる研究を期待したいと感じた本でもある。

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2012 12/1
情報政策、離島
まろまろヒット率2

bar Caiotto(バール・カイト)の「カブ菜と木の子のイタリア風オムレツ」


難波にあるbar Caiottoで、カブ菜と木の子のイタリア風オムレツをいただく。

イタリア風オムレツとは、正式には”Frittata”(フリッタータ)と呼ばれるイタリア料理の一種。
こちらのお店は野菜にこだわっているということで、味付けの面も優しい味わい。
バールはお酒を呑むので塩分を効かせた濃い味付けの方が良いという人と、バールでも薄味が良いという人とに、好みが分かれることを話し合ったお店でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・難波(ミナミ)の「bar Caiotto(バール・カイト)」にて。

松戸二郎こと、ラーメン二郎松戸駅前店の「ぶた入りラーメン・ニンニク&野菜増し増し」


松戸にある松戸二郎こと、ラーメン二郎松戸駅前店で、ぶた入りラーメン・ニンニク&野菜増し増しオーダーでいただく。

この松戸二郎は、平打ちのストレート麺かつスープがラーメン二郎の中では比較的食べやすい味になっている。
こちらの大将は池二郎で修行したこともあるとのことで、確かに池二郎を思い出すマイルドさ。
ただ、野菜増し増しの盛りの豪快さは修業先以上で、これからの独自進化が期待を持てるお店でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

千葉県松戸市の松戸二郎こと、「ラーメン二郎」松戸駅前店にて。

国立がん研究センター東病院食堂の「柏の葉定食」


柏にある国立がん研究センター東病院の食堂で、柏の葉定食をいただく。

お刺身と豚の角煮の二つのメインに小鉢三種が付いた定食で、このエリアの愛称である「柏の葉」が名前に使われている。
月見とろろの小鉢をご飯にかけて、お刺身で使った醤油を少し垂らして食べてみるとけっこう美味しい。
ごくオーソドックスな施設の食堂ではあるけれど、近くにある千葉県立柏の葉公園や東京大学柏キャンパスなどを眺められる展望が魅力の食堂。
まろまろと今日ももぐもぐ。

千葉県柏市の国立がん研究センター東病院9階食堂(ポールライト柏店)にて。