赤福の「赤福餅」


一連の食品偽装事件の中心的な存在だった赤福が本店で営業再開したと聞いて、赤福本店に併設されているお茶屋さんをおとずれる。
本店で食べた赤福餅は、今まで食べて来た赤福餅よりもずっと美味しく感じられた。まぶしているこしあんとお餅とが一体感のある柔らかさで、最後まで統一性を味わえる。
もともと赤福もちは数あるあんこ餅の中で一番好きだったけど、やはり出来立ては美味しいんだと実感。
そう感じたのは僕だけでなく、復活してからより一層美味しくなったと評判。やはり冷凍(巻き直し)していないと美味しいということだろうか(w

ちなみに5個も6個も買って帰る人を見かけて「食べきれるのかな?」とつぶやくと、同行者が「どうせ冷凍しても同じくらいの味だからいいんですよ」と応えた。。。
世知辛いですな( ゜Д゜)y━┛~~
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県伊勢市、伊勢神宮参道おかげ横丁の「赤福(あかふく)」本店にて。

追記:本店には冬期限定で赤福ぜんざいもある。

一升びんの「サーロインの焼肉」


松阪といえば松阪牛(まつさかうし、松坂牛・まつざかぎゅう、では無い)。
すき焼きの和田金牛銀などが有名だけど、「焼肉ではここ!」と言われる一升びんにおとずれる。この一升びんは普通の席に加えて回転焼肉席も併設されているので、せっかくなので回転寿司ならぬ回転焼肉の席で焼き肉。

写真上はベルトコンベアから取り出したサーロインを焼いたもの。サーロイン(Sirloin)とはあばら部分=リブロースの後ろにある部位のことで、脂が乗っているので短時間で見事に焼き上がる。食べてみると、上質な脂の美味しさを感じる一枚だった。

ちなみにこちらのお店は同じく松阪にある脇田屋と一緒で、味噌ダレにつけて焼いて味噌ダレでいただく。ひたすら味噌を使うのが三重の焼き肉のスタイルですな。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「焼肉・ホルモン 一升びん(一升瓶)」にて。

札幌やの「塩バターラーメン」

弁天町のみなと通り沿いにあるラーメン屋さん、札幌や(札幌家・札幌屋)におじゃまする。こちらは創業40年の老舗で、実は小さい頃から家族でよく訪れていたお店でもある。久々に訪れたお店、特に美味しかったお店は味が変わっていないか心配になるものだけど、大将と奥さんはまだご健在で厨房を取り仕切っているので少し安心。

今回注文したのは昔よく食べていた塩バターラーメン。塩ラーメンにバターをトッピングしたものだけど、これが美味しい。サッポロラーメンらしく柔らかめに茹でられた麺と塩スープだけでも相性がいいのに、溶け出したバターをからめると風味豊かなラーメンになる。少しずつ溶かしながら食べて味の変化を楽しめるのもいいですな。

ちなみにこちらのお店は味噌ラーメンや醤油ラーメンも美味しくて、餃子もしっかりとした味付け。メンマにいたってはメンマ嫌いでも食べられる優しい味わいで、どのメニューも手を抜いていないのが伝わってくるお店でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・弁天町の「札幌や(さっぽろや)」にて。

鶴一の「ミノの焼肉」


大阪の鶴橋は日本屈指のコリアン・タウン。鶴橋駅のホームは焼肉の匂いがするという、まさに焼き肉の激戦区。特に西口を出るとそこは焼肉ロードとして焼肉屋さんがひしめいている。そんな鶴橋に数ある焼肉屋さんの中でも特に有名なお店の一つ、鶴一におとずれる。
写真は赤身とホルモンの盛り合わせ、鶴一セットに入っていたミノ。コリっとした食感とほどよい脂が美味しく感じられる。焼き野菜やナムルなどのサイドメニューも美味しいのは名店の所以ですな。
ただ、一人分の量が少なくていろいろ試すことができる点や、お店の雰囲気、ホルモンの種類などから、個人的には同じ鶴橋にある空の方が好みだった。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・鶴橋の「美味焼肉 鶴一(つるいち)」本店にて。

C3(シーキューブ)の「プリン」

美味しいと評判だったC3のプリンをいただく。こちらのプリンは正式名称「クメーラ・カラメッラ」(crema caralla)と表記で、汲み上げ豆腐のように箱と紙に包装されている。
食べてみると、意外なことに思っていたよりも弾力がある。濃厚な卵の味の後にほんのりカラメルの風味が効いていて、見た目とは違って実にストレートなプディングの味わい。
外見はめずらしく、中身は正統派という実に心憎い一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・心斎橋そごうの「C3(シーキューブ)」にて購入。

グッチ裕三 『グッチ裕三のうまいぞお ザ☆ベスト』 小学館 2007

佐用名物のホルモン焼きうどんを食べた、まろまろです。

さて、『グッチ裕三のうまいぞお ザ☆ベスト』グッチ裕三著(小学館)2007。

タレントで料理研究家(自称「フードアレンジャー」)として知られる、グッチ裕三によるベストレシピ集。
グッチ裕三のレシピは、簡単で美味しく、インパクトのあるものが多いのでよく利用させてもらっている。
この本はそんなグッチ裕三レシピのベスト版で、163種類ものレシピが紹介されている。

たとえば試しに作ってみた中では、フライパンで鶏を焼き煮したものをめん汁にする「鴨せいろかも?」、
揚げ玉と木綿豆腐を卵とじにする「よーい丼」、キャベツと豚バラだけの「ブタキャベ鍋」などが気に入った。
どれも簡単だけど豪華な感じがするのも良いですな。

また、レシピに加えて、オススメの調味料の紹介や料理のコツも解説されているのでこの一冊でほぼ事足りる内容になっている。
手元に置おいておく料理本としてかなりオススメの一冊。

ちなみにこの本の中で「これ何入っているかわからないけどおいしい」と言われるのが最高のほめ言葉だと書いてあったけれど、
確かに料理をつくる立場としてはよく理解できた(^^)v

この本をamazonで見ちゃう

2008 2/25
料理本
まろまろヒット率4

もつなべ やわらかの「もつ鍋」

もつ鍋屋さん、「やわらか」でもつ鍋をいただく。こちらのモツはココロ、センマイなどの種類も豊富で、さっぱりとした出汁によくマッチしている。個人的にはもう少し濃い味付けが好みだけどこういうのも悪くないですな。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・難波(なんば)の「もつなべ やわらか」法善寺店にて。

テンの「ホルモン焼きうどん」


ホルモン焼きうどんを生まれてはじめていただく。ホルモン焼きうどんとは、約7種類のミックスホルモンとキャベツ、うどん玉をソース味ではなく醤油味で炒め合わせたものを、ツケダレでつけ麺のようにいただく独特のスタイルの食べ物。畜産が盛んな西播磨、兵庫県佐用町が発祥のソウルフードとして知られる。

食べてみると、これが美味しい!
焼きホルモンが濃厚な味わいなのはもちろん、ホルモンのジューシーさを吸い取って柔らかくなったうどんも独特の食感がある。
味付けが醤油ベースのところや、つけダレに唐辛子、にんにく、ゆずの三種類の薬味を入れながら自分なりの好み味に変化させて食べられるので量が多くても最後まで美味しくいただける。
単なるホルモン焼きと焼きうどんを合わせただけでは決して出ないオリジナルな味わい。

今回は関西ごはんホルモン焼きうどん開拓オフとして訪れたこともあって、佐用出身でホルモン焼きうどん女王の女将さんから丁寧な説明もお聞きする機会があった。地域独自の食文化を感じる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・堂山(梅田と中崎の間)の「ホルモンが入った焼きうどんの店 テン(てん)」にて。

ワンプライス330 居心伝の「すじコンぼっかけ」

居酒屋チェーンの居心伝(いしんでん)が展開する「ワンプライス330・居心伝」におとずれる。その名の通りこちらは全品330円という明朗会計なお店。
写真はおつまみとして注文したすじコンのぼっかけ。ぼかっけとは、牛すじ肉とコンニャクを甘辛く炊き合わせた神戸の長田地区の名物。うどんやラーメンの上にトッピングして食べることが一般的だけど、このようにおつまみとして食べてみてもかなり美味しい。お酒が進む味ですな。
ちなみに今回はクーポンを使って1人4品選択+飲み放題で2500円のプランだったけれど、値段を考えるとドリンクもフードも十分に満足できるものだった。ミナミのど真ん中にあって頑張る居酒屋チェーンの新業態として好感が持てた。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・難波(なんば)の「ワンプライス330 居心伝」 宗右衛門町店にて。

ニューライトの「セイロンライス」


大阪ミナミで洋食の老舗として知られるニューライトをおとずれる。こちらの名物は何と言ってもセイロンライス。ライスをひたひたのカレーソースにひたしたもので、生の卵黄を崩し混ぜながらいただく一品。
食べてみると想像したものよりもスパイシーで、後味に辛さも感じられる。シャキっとした玉ねぎもアクセントになって見た目以上に複雑な味わいがする。
同じミナミにある自由軒の名物カレーライスがリゾット風カレーだとしたら、このニューライトのセイロンライスは雑炊風カレー(カレーおじや?)という表現が一番近いかも。
450円という値段、アメリカ村(アメ村)のすぐ近くにあるのによく見ないと営業しているのか店じまいいるのか分からないほど趣のある店構えなども含めて個性が際立つお店といえる。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・心斎橋の「ニューライト」にて。