紅葉堂の「揚げもみじ」


広島の宮島にある紅葉堂で、揚げもみじをいただく。

食べてみると、揚げることによって甘さが抑えられているのでサクッとした食感と共により食べやすい味になっている。
油ものなのでお土産には向いていないけれど、その分、旅情感を味わえる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

広島県廿日市宮島(厳島)「紅葉堂」弐番屋にて。

三井ガーデンホテル広島の「朝食ビュッフェ」


広島にある三井ガーデンホテル広島で、朝食ビュッフェをいただく。

オーソドックスなバイキングメニューを基本としながらも、広島の川中醤油や砂谷牛乳などのご当地メニューが組み込まれている。
特に、写真右下にある瀬戸内産ちりめんじゃこと大根菜の混ぜご飯には美味しさを感じた。
地産地消の朝を迎える気持ち良さを感じた朝食バイキング。
まろまろと今日ももぐもぐ。

広島市の「三井ガーデンホテル広島」内レストラン、コフレールにて。

お花の「瀬戸内産の活魚お刺身盛り合わせ」


広島にある居酒屋のお花で、瀬戸内産の活魚お刺身盛り合わせをいただく。

こちらのお店は、瀬戸内産の鮮魚を売りにしているだけあって、お刺身の盛り合わせは一番力を入れているとのこと。
中でも中央に置かれた大野瀬戸産の穴子の刺身が迫力満点。
穴子をお刺身でいただいたのはこれが初めての経験だけど、食べてみると歯ごたえのある食感と脂の乗ったコクが印象に残った。
瀬戸内らしいおつまみをいただけるお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

広島市の「居酒屋 お花」にて。

オタフクソースお好み焼き教室の「手作りお好み焼き」


広島にあるオタフクソース株式会社本社のお好み焼き教室で、手づくりお好み焼きに挑戦。

オタフクソース株式会社には社内にお好み焼課という部署もあり、お好み焼きの研修や開業支援などを積極的に取り組んでいる。
本社にはこのお好み焼き教室を含めて複数のお好み焼き研修施設が併設されていて、工場見学と合わせたワークショップなどでも利用されている。

大阪出身の僕にとってお好み焼きを手作りするのは手慣れたものだけど、生地をクレープ状にするなどの工程の多い広島風のお好み焼きを手作りするのは今回が初めての経験。
ピコピコしい人間として、どきどきしながら作った広島風お好み焼きが写真。
達成感に包まれて食べてみると、酸味が少なく甘味が強いオタフクソースとキャベツの多い広島風お好み焼きとの相性の良さをあらためて感じることとなった。

ちなみに、このオタフクソースお好み焼き教室は視察でおとずれたので、佐々木尉文オタフクソース株式会社会長が同席していただいた。
親切に指導していただく中で、大阪風お好み焼きを「混ぜ焼き」と呼ばれていたのが印象的。
広島風お好み焼きを「重ね焼き」と呼ぶこともあるとお聞きして、地域による食文化の違いに目を向けるきっかけともなった。
貴重な機会をいただいたオタフクソース株式会社と広島市のみなさんに感謝☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

広島市の「オタフクソース株式会社・お好み焼館(Wood Egg)」内お好み焼き教室にて。

ANAクラウンプラザホテルの「きなこのマカロン」


ANAクラウンプラザホテルの、きなこのマカロンをいただく。

きなこクリームが挟まれたマカロンの上から、さらにきなこがまぶされているという、きなこ尽くしのマカロン。
食べてみると、きなこの風味とねっとりとしたマカロンの食感が相性が良くて、洋風のお餅のような印象。
残念ながら期間限定ということだけど、美味しさと和洋折衷の独自性からすっかり気に入った一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・堂島(淀屋橋)の「ANAクラウンプラザホテル大阪(旧大阪全日空ホテル)」内クラブラウンジにて。
(マカロン自体は「DELICA SHOP(デリカショップ)」で購入可能とのこと)

野矢茂樹 『哲学の謎』 講談社 1996

最近、何かのCMのように”no reason”と”priceless”を使う機会がある、まろまろです。

さて、『哲学の謎』野矢茂樹著(講談社)1996。

「5分前に世界が創られた可能性を否定できるだろうか?」 (2:記憶と過去)
「時は本当に流れているのだろうか?」 (3:時の流れ)
「正常と異常との違いは何だろうか?」 (6:規範の生成)
・・・などの哲学の論点を取り上げた哲学書。

この本が面白いのは、タイトルにあるように哲学的な論点をあくまでも謎としている点だ。
そのために結論はなく、謎に対して二人の人間が対話をするスタイルになっている。
しかも、二人の人間というのは二人とも著者のことで、自分自身の心の中の対話を本にしている。

これは哲学を「考えることを考えること=thinking of thinking)」と捉えることが一番納得する僕の理解と合致する姿勢。
そして、こうした哲学的な姿勢について、本文の中で・・・
実生活には無関係かもしれない。
しかし、こんな懐疑に辿り着いてしまうというのも、きわめて人間的な現象だ。
そして、この懐疑に「何か気持ち悪い」と反応するのもまた、きわめて人間的な現象にほかならない。
だから、その気持ち悪さから目をそらさずにこの懐疑をもっと見つめてみることで、われわれ自身を知ることができるかもしれない。
実際、ここには哲学が問題にすべき何かがある。
この懐疑そのものはきっかけにすぎないかもしれないが、これをバネにして何か開けてくるかもしれない。
(4:私的体験)
・・・と意義づけていることが一番印象に残った。

実はこの哲学書は、こうした姿勢と接するために読んでみた本でもある。
去年は松阪などで社会的な役割を果たす機会に恵まれたけれど、その中で自分には結論をいそぐ傾向があることを自覚させられることが何度かあった。
普段は即断即決することが多くても、時には結論を焦らず、本文にあるようにじっくり「気持ち悪い問い」と向き合う必要性を感じさせられた。
そこで、同じく去年に開催したまろまろ茶話会2010の本の交換会でまろみあんの方が紹介されていたこの哲学書を、今回ひもとくことになった。
本は書かれた内容だけでなく、書かれた姿勢と接するために読むものだということをあらためて感じさせられた一冊。

ちなみに、この本と出会えたのも、結論がないこのまろまろ記を通じたご縁があったからこそ。
いま読書日記を読んでいるまろみあんの方も、結論をいそがずお付き合いいだけると嬉しい☆

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2011 2/5
哲学書
まろまろヒット率4

鳥良の「手羽先唐揚」


手羽先居酒屋の鳥良で、手羽先唐揚をいただく。

手羽先の唐揚げと言えば、胡椒が利いた辛口の世界の山ちゃんや、甘辛いタレの風来坊などが有名だけど、こちらは甘辛いタレを使っている。
辛さも、甘口、中辛、辛口から選ぶことができるのも特徴的。
味の方もバランスが取れたもので、居酒屋メニューらしい一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田(キタ)の「手羽先唐揚専門店 鳥良」茶屋町店にて。

橋本紡 『半分の月がのぼる空』 アスキー・メディアワークス 2003

松阪市民講座の「地域の魅力を発見発信講座-街歩き『てくてく松阪』を通した地域資料作りのすすめ-」の講師をつとめた、まろまろです。

さて、『半分の月がのぼる空』橋本紡著、山本ケイジイラスト(アスキー・メディアワークス)2003。

急性肝炎で入院した僕は、長期入院中の里香と出会う。
気が強くてわがままな里香だけど、時々思いつめたように外を見つめることがある。
里香が見つめる先には砲台山と呼ばれる山があった・・・

伊勢市を舞台に、病院で出会った高校生の二人の交流をえがくライトノベル。
ライトノベルと言ってもよくある荒唐無稽な話ではなく、入院中の人物を題材とする、いわゆるサナトリウム文学の流れをくんでいる。
内容も、すたれゆく伊勢市の町並みと里香の病気が重なりあって、漠然とした不安と哀愁を感じさせられるものとなっている。
中でも、第三話「砲台山へ至る道」の第一節の最後にある・・・
「そうして、僕たちは走りだした。たぶんー。終わりのある永遠に向かって。」
・・・という一文が印象的。

ちなみに、僕にとってはこの本が生まれて初めて通読したライトノベルとなる。
たまたま伊勢のまんぷく食堂をおとずれた時にこの本の存在を知り、今回読んでみることになった。

現代版サナトリウム文学としても、ご当地小説としても読むことができる一冊。

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2011 1/30
小説、ライトノベル
まろまろヒット率3

七味家本舗の「七味唐辛子」


京都にある七味家本舗の七味唐辛子をいただく。

この七味家本舗は、明暦年間(1655年~1659年)創業の老舗唐辛子店。
浅草のやげん堀と共に日本を代表する七味唐辛子店として知られている。

七味の内容は、赤唐辛子、青海苔、粉山椒、黒胡麻、白胡麻、紫蘇、麻の実が調合されている。
やげん堀と比べてみると、青海苔、白胡麻、紫蘇が調合されているところが特徴的で、より粒が細かくて香りが強調された七味唐辛子となっている。
これは東の唐辛子が蕎麦に合うように発展したのに対して、西の唐辛子はうどんに合うように発展したからとのこと。
個人的にはスパゲッティ・ペペロンチーノを作る時に隠し味で入れると美味しく感じられた。

東西文化の名残を感じさせられる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・清水寺門前、三年坂の「七味家本舗」にて。

Tea House MUSICA(ティーハウス・ムジカ)の「カリメロと紅茶」


大阪の堂島にある、Tea House MUSICAをおとずれる。

このTea House MUSICAは、1952年創業の老舗の紅茶専門店。
商社を通さずに独自のルートで紅茶を仕入れている点や、日本で初めて本格的なポットで紅茶を供給したお店としても知られている。

まるで卸の倉庫のような雑然とした店内には、お香の香りがする独特な雰囲気のティールームがあり、数十種類の紅茶をいただくことができる。
今回いただいたのは、ケーキセットのカリメロと紅茶(セレブレーションブレンド)。
カリメロとは、キャラメル風味のチーズスフレのことで、しっかりとしたキャラメルの風味が感じられる。
紅茶のセレブレーションブレンドも風味が強くて、決してカリメロに負けてはいない。
力強さを感じるケーキと紅茶の組み合わせを感じられるセット。

ちなみに、このMUSICAの紅茶はrestaurant RYUでも使われているなど、こだわりのある飲食店からの支持も高い。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・堂島(梅田、キタ)の「Tea House MUSICA(ティーハウス・ムジカ)」にて。