京都にある七味家本舗の七味唐辛子をいただく。
この七味家本舗は、明暦年間(1655年~1659年)創業の老舗唐辛子店。
浅草のやげん堀と共に日本を代表する七味唐辛子店として知られている。
七味の内容は、赤唐辛子、青海苔、粉山椒、黒胡麻、白胡麻、紫蘇、麻の実が調合されている。
やげん堀と比べてみると、青海苔、白胡麻、紫蘇が調合されているところが特徴的で、より粒が細かくて香りが強調された七味唐辛子となっている。
これは東の唐辛子が蕎麦に合うように発展したのに対して、西の唐辛子はうどんに合うように発展したからとのこと。
個人的にはスパゲッティ・ペペロンチーノを作る時に隠し味で入れると美味しく感じられた。
東西文化の名残を感じさせられる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。
京都・清水寺門前、三年坂の「七味家本舗」にて。