さゝまの「松葉最中」


和菓子のさゝまで、松葉最中をいただく。

中につまったこしあんがしっとりしとしているのであんこ好きとしては嬉しかった。
老舗の和菓子店らしい実にオーソドックスな一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

神田神保町(駿河台下)の「御菓子処さゝま(さ々ま、ささま、笹間)」にて。

柏水堂の「プードル・ケーキ」


神田神保町の靖国通り沿いにある、ケーキ店、柏水堂をおとずれる。

こちらの柏水堂は昭和4年(1929年)創業の洋菓子屋の老舗。
今回は名物のプードル・ケーキをいただく。
プードル・ケーキとは、その名の通りプードルに見立てたケーキのこと。
しかも胴体はアーチ形、頭が上に向いているところが、輪をかけてファニー(w

食べてみると、バタークリームを使っているところがポイントのようで、とても懐かしい食感と風味が感じられた。
ちなみにこのプードル・ケーキは『ハチミツとクローバー』(ハチクロ)第6巻にも登場しているケーキとのこと。
まろまろと今日ももぐもぐ。

神田神保町の「柏水堂(はくすいどう)」にて。

半チャンラーメンの元祖;さぶちゃんの「はんちゃんらーめん」


神田神保町にある、老舗のラーメン店、さぶちゃんをおとずれる。

こちらのお店は半チャンラーメン発祥のお店として知られている。
半チャンラーメンとは、ラーメンにチャーハン半盛りが付くラーメンセットのこと。
古書街、学生街として知られる神田神保町で生まれたのがうなずけるメニュー。

店長のさぶちゃんが自らの鍋をふる半チャンラーメンを食べてみると、まるで劇画に出てきそうな町のラーメン屋さんの王道をまっすぐ行く味。

また、こちらのさぶちゃんはご老体ながらお客さんの顔をよく覚えることでも知られていて、今回の訪問の時も・・・
さぶちゃん:「そろそろ卒業?」
お客さん:「いえ、もう15年前に卒業しています・・・」
さぶちゃん:「前はよく来てくれてたね」
お客さん:「今は地方に住んでいるんですが、出張の度に来させてもらってます」
・・・という心温まる会話が展開されていた。

こちらのお店は、店内の衛生面やさぶちゃんがヘビースモーカーであること、魔法の粉(グルタミン酸)を多様することなどが突っ込まれることもあるけれど、これぞ日本のラーメン店というべきお店。

mixiのさぶちゃんコミュニティには「サブチャニスト」を自称するファンの人たちが集っていることからも、根強いファンに支えられているのが伝わるB級の名店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

神田神保町の「さぶちゃん」にて。

翠江堂の「苺大福」


弊社研究室の元同僚から、お土産に翠江堂の苺大福をいただく。

翠江堂は新川(八丁堀)に本店をかまえる和菓子の老舗で、この苺大福が一番人気とのこと。
期待に胸をふくらませていただいてみると、これが美味しい。
大粒の苺と、そのまわりにあるとろりとした柔らかいこしあん、さらにそれらを包むお餅もやわらかく、とても統一感のある味。
上質な一品で感謝!

ちなみに背景は銀座にある友人のオフィス。
まろまろと今日ももぐもぐ。

晴海の「翠江堂(すいこうどう)」晴海トリトン店にて購入とのこと。

追記:和風パウンドケーキも美味しい。

DEL SOLE(デルソーレ)の「ゼッポレ」


イタリアン・バールのDEL SOLEでゼッポレをいただく。

ゼッポレ(ゼッポリーネ、ZEPPOLE)とは、海藻風味の揚げ団子のことで、ナポリのスナック。
日本の磯辺揚げに近いものだけど、よりもっちりとしているのがイタリアっぽいところ。
ワインのおつまみですな。
まろまろと今日ももぐもぐ。

銀座の「DEL SOLE(デル・ソーレ)」にて。

追記:姉妹店も多く、LA FOGILIA del soleなどもある。

石田修大 『日本経済新聞「私の履歴書」名語録』 三笠書房 2008

教え子が希望する進路に進んで感無量な、まろまろです。

さて、『日本経済新聞「私の履歴書」名語録』石田修大著(三笠書房)2008。

日本経済新聞の最終面に連載されている「私の履歴書」の中から、それぞれの人を象徴する言葉を抜き出した名言集。
著者はかつて日経新聞の記者として「私の履歴書」を担当していた人物。
「私の履歴書」には最近ちょっとした縁があったので、これも機会にと手に取った一冊。

読んでみて特に興味を持ったのは、阿久悠(作詞家・作家)がメディアとしてのテレビについて語っている言葉だ。
たとえば・・・
「テレビを見る人は、自分の城の中で、もっとも自分が寛いだ姿勢で何かを行いながら、せいぜい二メートルの距離の小さく縮小されたスターを見る。そうなると、非日常の魔力は効力を発揮しない。だからテレビは、日常性の中での常識的な魅力を見つけなければならない。」
・・・というのは、今のテレビ・メディアの問題点にも通じる点だと感じた。

また、彼自身が企画した「スター誕生!」の方針である・・・
「テレビのスターとは、手の届きそうな高嶺の花か、手の届かない隣のミヨちゃんであるべきだ」
・・・という言葉は、アイドル全盛時代の立役者の一人としての言葉には重みがあった。

他にも、部下の失敗に寛容で知られる吉田忠雄 YKK創業者を紹介している箇所で、著者が・・・
「失敗をおそれるなという経営者は多いが、実際におそれる必要はないことを吉田のように制度や実例で示さなければ、社員は動き出さない。」
・・・と述べているのにも妙に納得してしまった。

以下は、その他でチェックした箇所・・・

○「・・・会社にしがみつかず、反対されても言いたいことを言い、やりたいことに挑戦した。人間は何かにしがみつくと本当の力は出せない。」
鈴木敏文 セブン&アイ・ホールディングス代表取締役社長・CEO

○「私は自分と同じ性格の人間とは組まないという信念を持っていた。自分と同じなら二人は必要ない。」
本田宗一郎 本田技研工業創業者

○「人にほめられて有頂天になり、人にくさされて憂うつになるなんておよそナンセンス。
なぜなら、そんなことぐらいで自分自身の値打ちが急に変わるものではない。」
立石一真 オムロン創業者

○「ぼくは自分に与えられた仕事がつまらないと認めることが厭なので、つまらないと思える仕事ほど一生懸命やるところがあった。
・・・すると、その無駄な抵抗ぶりと期待以上の成果を見ていてくれる人がいた。常にそうだった。」
阿久悠 作詞家・作家

この本をamazonで見ちゃう

2009 3/30
名言集
まろまろヒット率3

三州屋の「カキフライ」


弊社研究室の元同僚に連れられて、銀座にある老舗の居酒屋、三州屋をおとずれる。

この三州屋は、銀座の一等地の路地裏にあって、まるで昭和初期の旅館のようなたたずまいをかまえている趣のあるお店。
強気接客のおばさんたちを上手くつかまえながら、注文したのは元同僚が一押しのカキフライ。

出てきたカキフライは、大きさと色合いが見事で、実に迫力のある見た目になっている。
食べてみると大きな牡蛎がとてもジューシー。
他にもお刺身も美味しくて、東京のど真ん中にある庶民的なお店として気に入った。
まろまろと今日ももぐもぐ。

銀座の「大衆割烹 三州屋(さんしゅうや、みすやでは無い)」銀座店にて。

宝があるなら、輝かせなくてはいけない

もし「自分の宝」だと思えるものがあるなら、それを輝かせなくてはいけない。
宝だと思えるものが充実し、輝けば、それ自体が自分の喜びになるからだ。

そして輝く宝は、自分の道に迷った時に足元を照らす電灯となってくれる。

<大学院に合格したまろみあんの人とごはん日記(LA BETTOLA仏蘭西屋)を開拓した日に>

2009 3/30
はしり書き

仏蘭西屋の「チョコレートとベリーのパフェ」


銀座にある仏蘭西屋でチョコレートをおとずれる。

この仏蘭西屋は、以前こちらのお店を紹介してくれたまろみあんの人とご一緒しておとずれた。
まろまろお気に入りスポットの一つ、佃界隈(入り江や佃大橋の川べり)を紹介しながら、運営方針について相談に乗ってもらい、その後の休憩で立ち寄ったお店。

注文したのは、チョコレートとベリーのパフェ。
甘酸っぱいベリーと、ほろ苦いチョコレートの組み合わせが、インパクトのある味になっている。

パフェを食べながらお話を聞くと、人生の岐路にはいつもまろまろコラムはしり書きを読み返してくれているとのこと。
実はまろまろコラムはしり書きは、書きためているものはあるものの、何となくおこがましいと思って公開していないものも多い。
・・・っと話すと、指針にしているからもっと更新頻度をあげるよう求められた。

僕は宗教を開く気は無いから(たとえどんなに教祖系だと言われてもw)、自分のファンの人とだけ接しようとは思わない。
でも、自分の文章を好きだと言ってくれる人、自分の感性に共鳴してくれる人であるまろみあんの人は自分の宝なんだから、宝を大切にしようと思ったひと時。
まろまろと今日ももぐもぐ。

銀座の「喫茶館 仏蘭西屋(フランス屋)」にて。

LA BETTOLA da OCHIAI(ラ・ベットラ・ダ・オチアイ)の「ランチ・コース」


前菜:モッツァレラチーズとトマトソース入り目玉焼きトリュフ風→見た目はグラタンのようだけど、実は目玉焼き。モッツァレラチーズのと卵の濃厚さの後にトフュフの風味がほんのりかおるしっかりとした一皿。
『イタリア食堂「ラ・ベットラ」のシークレットレシピ』にレシピがのっているメニュー。


パスタ:赤ホホ肉赤ワインソースのリガトーニ→レシピ本では「焦げをおそれるな」と書いてあるだけあって香ばしさが印象的なパスタ。さらに「アルデンテにこだわりすぎるな」とも書いてあるように、実際には想像していたよりももっちりとした食感。
『ラ・ベットラの定番スパゲティ』にソースのレシピがのっているメニュー。


メイン:殻付き帆立貝のオーブン焼き→ベーコン(左)とフレッシュトマトソース(右)の2種類がのせられた一皿。半生に焼かれたオーブン焼きは素朴な調理だけど、築地にほど近いラ・ベットラらしい一皿。
『イタリア食堂「ラ・ベットラ」のシークレットレシピ』にレシピがのっているメニュー。

日本を代表するイタリアンシェフ、落合務シェフのお店、LA BETTOLAをおとずれる。
落合務シェフは料理本の著者としても有名で、僕もレシピ本を愛読書の一つにしている。
・・・なのだけど、落合務シェフのお店、LA BETTOLAには訪れたことがなかった。
レシピの完成品を実際に食べたことがないので、「これで本当にいいのかな?」と不安に思うことが何度かあった。
ゴールの味を知りたいと、前々から思っていたけれど、何しろ、LA BETTOLAは日本で一番予約の取れないレストランとして有名。
具体的には、夜のディナーはずっと先まで予約でいっぱい。
昼のランチは、電話予約は受け付けていなくて、その日の10時に記帳による受け付けがされて、当日(11時半の部と13時の部)の予約ができるというもの。

今回、まろみあんの人の協力を得てランチに挑戦。
9時半過ぎにお店に行ってみると、すでに行列が!
30分待って記帳、11時半からの部で念願のランチ・コースを体験することに。

せっかく数年来の念願がかなって訪問できたので、しっかり味を覚えて帰ろうと、店内に置いている落合務シェフのレシピ本を参照しながらプリフィクスのメニューを選ぶ。

実際に食べてみると、関西出身の僕が想像していたよりも塩分は強めで、焦がした風味も強かった。総じて力強い味わいの料理だった。

ちなみに、こちらのお店の開拓に協力してくれたまろみあんの人は、以前『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』をお渡しした人。
今回、大学院に合格して進学することになったのでお祝いをかねて一緒にごはん日記を開拓。
「宝があるなら、輝かせなくてはいけない」ということも感じたひと時。
まろまろと今日ももぐもぐ。

東銀座(宝町)の「LA BETTOLA da OCHIAI(ラ・ベットラ・ダ・オチアイ)」本店にて。