2001年7月19日から始まったこのまろまろ記(旧まろまろ読書日記)が10周年を迎える。
まず、2010年7月19日の9周年から10周年までのこの1年を振り返ってみれば、
これまでの情報発信の経験と知見を公共のために活用する機会が増えたことが大きい。
松阪市ホームページ検討委員会委員長に就任、答申をまとめ、
松阪市市民講座での「まろまろ流情報発信」講座、「てくてく松阪」講座の講師をつとめるなど、
行政側と市民側の両方に対して情報発信の方法とその意味付けについて貢献するご縁をいただいた。
4月からは松阪市情報政策担当官に就任し、松阪市情報のかけ橋委員会の立ち上げや、
担当する松阪市ホームページ改修事業について議会答弁、松阪市情報管理担当者研修会の講師など、
公務として役割を果たす日々の中で今回のまろまろ記10周年を迎えることとなった。
公務にたずさわることになったのは、様々なご縁をいただいたことに加えて3月11日に東京で東日本大震災を経験したこともきっかけになっている。
自分の無力さを感じながらも、その中で自分の果たせる役割を見つめる機会が大きく影響した。
(東日本大震災のお悔やみと近況報告)
また、公共の役割を果たすことは自分自身の足もとを振り返る機会ともなり、このまろまろ記の改善にもつながった。
具体的には、サイドバーにはカテゴリとアーカイヴのプルダウンメニューを追加し、
ナビゲーションバーのまろまろメルマガを出来事メモと入れ替えるなど、ユーザビリティ向上にもつとめた。
加えて、アクセス数の増加に合わせて表示速度を向上させるために、サイト開設以来6度目となるサーバ引越をおこなった。
(ジオシティーズ→ファーストサーバ→ロリポップ→さくらインターネット→XREA+→CORE SERVER CORE-A→CORESERVER CORE-B)
このように10周年を迎えるこの1年は、10年間で1番多忙な1年となった。
10年周年は、1年が10回過ぎただけの一つの通過点でしかない。
でも、進まなければ通過はしないし、続けなければ進まない。
単なる通過点でも大切にしていきたいと感じながら、また次の10年を迎えたい。
2011 7/19
出来事メモ、サイト運営