まろまろアワード2012

読書アワード:「海洋国家日本の構想」 (高坂正堯)
→理想主義と現実主義との対話、そして共感と責任を持って真実に見る”水平線”という考え方に強い共感を覚えた一冊。

ごはんアワード:「雄勝桑浜の生わかめと松阪牛のホルモンのしゃぶしゃぶ」 (宮城県石巻市雄勝町と三重県松阪市)
→ご縁をいただいた東北と松阪とのかけ橋になり、それぞれの名産野魅力が見事に調和したお鍋。

出来事アワード:「八重山の島々めぐり~人生初の石垣島、西表島、由布島、与那国島~」 (八重山諸島)
→一つのご縁をきっかけに、様々なめぐり合わせと偶然によってご縁が重なりあったことが印象深い出来事。

ぷかぷかアワード:「西表島温泉」 (沖縄県竹富町)
→日本最西端の温泉という魅力のお風呂。

もろもろアワード:「知覧特攻平和会館」 (鹿児島県知覧町)
→自己犠牲の尊さと共に、その尊さが時に不当に扱われてきた人類の歴史を考えさせられた記念館。

<おまけ>

新コンテンツ:「まろまろレシピ」 (まろまろ記)
→消費から創造へをキーワードに、2012年元旦からスタートしたコンテンツ。

ご縁本発行:「大阪アースダイバー」 (中沢新一)
→約6年間お手伝いさせていただいているプロジェクトの成果物。

2012 12/31
まろまろアワード

1010番地の「苺のミルフィーユ」


松阪にある1010番地のカフェ・スペースで、苺のミルフィーユをいただく。

こちらのミルフィーユは、注文を受けてからクリームとパイを重ねて作られる。
パイのサクサク感を大事にしているため、賞味期限は1時間だけなので事実上の店内限定メニュー。
食べてみると、これが美味しい。
サクサクのパイとクリームとが絶妙に調和されて一体感のある味わい。
これまで食べたことのあるミルフィーユの中では、IL PLEUT SUR LA SEINEのもの(やはり店内限定)が一番だったけど、こちらのミルフィーユはそれに匹敵する美味しさ。

ちなみに、こちらは僕が講師兼ファシリテータをつとめている宇気郷ソーシャルメディア講座でお世話になっている事務局の川村さんとご一緒したお店もある。
思い返せば、約半年前に川村さんとこちらのお店にご一緒したことが宇気郷ソーシャルメディア講座を開催するきっかけの一つとなっている。
(その時は果実の木を購入)
講座は11回まで会を重ね、市民と行政が共に創るFacebookページ「いいね!宇気郷」も誕生するなどの発展を見せている。
こうした発展が産まれるのは、会を重ねて信頼関係が構築されてきたからこそ。
信頼はミルフィーユのように重ね合わせることを再確認した一時でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「お菓子茶屋 1010番地」カフェ・スペースにて。

Rechercher(ルシェルシェ)の「ルリジューズ」


南堀江にあるRechercherのルリジューズをいただく。

ルリジューズ(Religieuses)とは、「修道女」という名前のフランス菓子。
大きなシュークリームの上に小さなシュークリームを重ねているのが特徴で、継ぎ目にかけられたバタークリームが修道女の着る襟のように見えるのが名前の由来。
こちらのルリジューズは、下はチョコレートのエクレアで、上はキャラメルのシュークリーム、周りには塩キャラメルのクリーム、という構造になっている。

食べてみると、これがとても濃厚。
チョコレート味とキャラメル味と塩味の組み合わせが重みを持って伝わってくる。
この重みのある味の組み合わせに加えて、シューもしっかりとしていて、文字通り格闘しながら食べることになる。
見た目と名前に反して、ハードな一品。
なかたに亭で修行されていたこともあるとのことで、

まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪市西区、南堀江の「Patisserie Rechercher(パティスリー・ルシェルシェ)」にて購入。

成城石井の「自家製プレミアムチーズケーキ」


成城石井の自家製プレミアムチーズケーキをいただく。

このチーズケーキは、下をスポンジ生地、上をシュトロイゼル(Streusel)で挟み、中にはアーモンドとレーズンが入っているのが特徴。
そのため、食感と味の両方で複雑な味わいを楽しむことができて美味しい。
成城石井のオリジナル商品の中で一番人気というのも納得の一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田の「スーパーマーケット 成城石井」阪急三番街店にて購入。

藤田達生 『蒲生氏郷: おもひきや人の行方ぞ定めなき』 ミネルヴァ書房 2012

渡邊義弘@松阪市情報政策担当官としての任期も残り約3ヶ月となりました。

さて、『蒲生氏郷: おもひきや人の行方ぞ定めなき』藤田達生著(ミネルヴァ書房)2012。

安土桃山時代に近江日野(現・滋賀県日野町)に生まれて、織田信長、豊臣秀吉の下で活躍して、伊勢松坂城(現・三重県松阪市)、会津若松城(現・福島県会津若松市)を築城。
城下町作りを行なって、それぞれの町の基礎を作った戦国大名、蒲生氏郷の伝記。

蒲生氏郷は江戸時代に家が断絶していることもあって、史料に基づいた伝記が少ない。
この本は、歴史学のアプローチから蒲生氏郷の実像に迫る貴重な一冊。

特に蒲生氏郷を中心にした蒲生一族を通して中世から近世への転換期像を明らかにすることをテーマにしていて、
個々人の武勇に頼る戦いからシステム化された軍政への変遷、さらには戦闘集団から統治集団へと変換する武士団の姿が詳細に描かれている。

中でも印象に残ったのは、この本の副題にも使われている蒲生氏郷が故郷の近江日野の方向を眺めて歌ったとされる・・・

おもひきや人の行方ぞ定めなき
我ふる郷をよそにみむとは

・・・という歌への解説だ。
本領を”一所懸命”に守る中世の武士から、転封を受け入れる近世の武士への転換期にあって、出世と共に故郷を失うことの感慨を歌ったものだとする著者の指摘は胸に残った。

ちなみに、この本を読み終えたことで、「松阪の三傑」と呼ばれることがある、蒲生氏郷、三井高利本居宣長の三人の伝記を読み終えたことになる。
一つの区切りを感じた読書でもある。

この本をamazonで見ちゃう

2012 12/21
伝記
まろまろヒット率3

「野菜の水煮・ペペロンオイル添え」

1:ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、パプリカ、トマトを水煮する。

2:鷹の爪とニンニクを入れたオリーブオイルを温めて、ぺペロンオイルを作る

3:1を皿に盛りつけ、ペペロンオイルと塩で味を付けながら食べる

ポイント:

野菜とオリーブオイルは栄養学からも相性が良いものの、オリーブオイルは酸化しやすいという難点を解消する料理です。
2のペペロンオイルは、ラップして電子レンジでチンしても、市販のものを使ってもかまいません。
根野菜は最低30分以上、実野菜は20分ほど煮るとグッと野菜本来の味が引き立ちます。
お試しあれ☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪のまろまろハウスにて。

「オイルサーディンと青ネギのパスタ・和風マヨネーズソース」

1:オイルサーディンをオイルごとフライパンに入れ、鷹の爪とニンニクを加えて軽く焼き目をつける

2:火を止めた後に塩胡椒と共に、醤油とマヨネーズを加えて合える

3:皿に盛ってから青ネギをかける

ポイント:

醤油とマヨネーズの組み合わせは、青魚と相性抜群。
味を引き締めるために鷹の爪を利かせることと、より本格的な味になります。
青ネギの風味が苦手な場合は、パスタとよく混ぜて火通しして味を変化させましょう。
お試しあれ☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪のまろまろハウスにて。

丸源ラーメンの「肉そば」


丸源ラーメンで、肉そばをいただく。

この肉そばは、豚肉の薄切りともみじおろしが特徴的なラーメン。
見た目に迫力があり、食べ応えもあるけれど、個人的にはもう少し塩分控えめの方が好み。

ちなみに、こちらは第11回の宇気郷ソーシャルメディア講座の終了後に事務局さんと訪れたお店でもある。
2012年最後の講座が無事終了したということでお互いの振り返りをしたひと時。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「丸源ラーメン」松阪店にて。

郷の「松阪牛のビフカツB」


松阪にある郷で、松阪牛のビフカツBをいただく。

この松阪牛のビフカツBは、松阪牛のフィレミニオンの部分が使われているビーフカツレツ。
フィレミニオン(filet mignon)とは、 ヒレ肉の尾方先端に当たる部位。
こちらのビフカツは衣が薄くてミディアムに熱通しされているのが特徴で、食べてみると、口溶けの良さと共に、しっかりとした牛肉のコクが感じられて美味しい。
この口溶けとコクが両立しているのが松阪牛らしいところ。
松阪らしさを感じられる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「郷(さと)」にて。