川原町屋の「川原町屋ゼリー」


岐阜の川原町は、長良川に沿って古い町並みが残る風情のあるエリア。
そんな川原町にあるカフェ、川原町屋をおとずれる。

この川原町屋は、かつて紙問屋だった町家をリノヴェーションしているので、川原町らしい趣ある店構えになっている。
内装も蔵を改築した奥の間が解放感ある空間になっていてる。
ちょうどこの日は週末ということもあって、ピアノの生演奏がおこなわれていた。

そんな雰囲気のある奥の間でいただいたのは、店名がつけられた川原町屋ゼリー。
様々に散りばめられた和風ゼリーにきな粉と黒蜜をかけていただくという、これまた風情ある一品。
食べてみると、特に黒く見える黒ごまのゼリーが気に行った。

ちなみに、この川原町屋は去年のちょうど今頃に川原町 泉屋をおとずれた時から気になっていたお店。
その時はもう閉店時間でおとずれることができなかったけれど、今回はようやく念願かなって東海ごはん化。
1年越しの願いにお付き合いいただいた、岐阜在住の原始まろみあん※の方に感謝!

※原始まろみあん=この「まろまろ記」の前身の「まろまろ読書日記」のさらに前の「読書会」の頃からの読者の人のこと。
まろまろと今日ももぐもぐ。

岐阜県岐阜市、川原町の「川原町屋(かわらまちや)」にて。

餅惣の「水まん氷」


大垣にある餅惣で、水まん氷をいただく。

水まん氷(みずまんごおり、みずまんこおり)とは、大垣の夏の名物である水饅頭を白蜜のカキ氷に入れたもの。

食べてみると、白蜜のかき氷(みぞれ氷)の中から出てくる水まんじゅうが冷えていて、清涼感を感じられる。
水の都と言われる大垣らしく、自家用の井戸からくみ上げた天然水と、飛騨高山の一等米を使うという素材も地元にこだわっているとのこと。

ちなみに、この水まん氷は大垣在住の原始まろみあん※の人が「東海ごはんのコンテンツになりそうだから」と案内していただいたものでもある。
確かに文久2年(1862年)創業の老舗なのに大胆なアレンジで、見た目も味も大垣の夏をいろどる一品。

※原始まろみあん=この「まろまろ記」の前身の「まろまろ読書日記」のさらに前の「読書会」の頃からの読者の人のこと。
まろまろと今日ももぐもぐ。

岐阜県大垣市の「餅惣(もちそう)」にて。

Gambas Al Ajillo & Tapas SOL(ガンバス・アル・アヒージュ・アンド・タパス・ソル)の「サンマのヴィネグレット」


スペイン・バルのGambas Al Ajillo & Tapas SOLで、サンマのヴィネグレットをいただく。

ヴィネグレット(vinaigrette)とは、酢と油のソースのことで、フレンチドレッシングとも呼ばれているもの。
ただし、単なるドレッシングでは無くて、この料理の場合は秋刀魚の酢漬けと油漬けを一緒におこなっているものになっている。

食べてみると、これが美味しい。
酢と油で漬けられたサンマは臭みが無くなっていて、青魚らしい味わいを十分に感じられる。
しかもサンマの味もしみ出したヴィネグレット・ソースもパンにつけるとまた格別な味わい。
数あるタパスの中でもすっかり気に入った一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・心斎橋(ミナミ)の「Gambas Al Ajillo & Tapas SOL(ガンバス・アル・アヒージュ・アンド・タパス・ソル)」にて。

ポポラマーマの「しめじとベーコンとブロッコリーの和風クリーム・スパゲティ」


生パスタ専門店のポポラマーマで、しめじとベーコンとブロッコリーの和風クリーム・スパゲティをいただく。

生麺のスパゲッティは、もちもちした食感で食べ応えがある。
やはり生パスタはクリーム系の濃厚なソースとよく合うと確認できた一品。

ちなみにこちらのお店は同じく生パスタ・チェーン店の鎌倉パスタのライバル的な存在でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・難波(なんば、ミナミ)の「ゆであげ生スパゲティ ポポラマーマ」難波店にて。

IL ALBERTA(イル・アルバータ)の「ピエモンテ風ボネ」


イタリアン・バールのIL ALBERTAで、ピエモンテ風ボネをいただく。

ボネ(Bonet)とは、イタリアの伝統的なプディングのことで、ピエモンテ州(特にトリノ)の名物菓子。
食べてみると、普通のプリンと違ってアーモンドの風味と下の層のもっちりとした食感が特徴的。
話によると、これまたピエモンテ州のアーモンド・ビスケットのアマレッティを使っているからとか。

食感と甘さ、そしてアーモンドの香ばしさも含めて気に入った一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・福島の「IL ALBERTA(イル・アルバータ)」にて。

香港バール;THE DIM SUM BAR(ザディムサムバール)の「イカのペイフォントン」


香港バールのTHE DIM SUM BARをおとずれる。

こちらのお店は、香港の屋台を再現しているバール。
バールという軽いスタイルを取っているけれど、しっかりとした本場のシェフが腕をふるっているので、本格的なものをいただけるのが特徴的。

写真は名物のイカのペイフォントン(避風塘花枝片)。
ペイフォントン(避風塘)とは、風と波を入り江に避けた漁船が、取れた魚介類を腐らさないようにニンニクとトウガラシで調理したことが発祥と言われるスパイシーな料理。

食べてみると、これがとても美味しい。
ニンニクとトウガラシのしっかりとした味つけに、油で揚げたサクサクした食感が合わさってエスニックな風味がはっきりとする。
広東料理らしい一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・福島の「香港バール THE DIM SUM BAR(ザ・ディム・サム・バール)」にて。

壱信の「ブリの塩焼き」


立ち飲み店の、壱信をおとずれる。

この壱信は、海鮮系を中心にした立ち飲み店で、生ビールとお造り2点盛で500円という格安のセットがあることで知られている。
(立ち飲みたよしのワンコインセットに匹敵するリーズナブルさ)

写真は、セットとは別におつまみとして注文したブリの塩焼き。
季節もののブリをさっと炙ったもので、食べてみると後を引く味わいに鮮度の良さを感じる。
隠れた名店ですな。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田の「立呑み処 壱信(いっしん)」お初天神店にて。

ニューミュンヘンの「阿波乙女鶏の唐揚」


ビアホールのニューミュンヘンで、阿波乙女鶏の唐揚をいただく。

このニューミュンヘンは昭和33年(1958年)創業の老舗ビアホール。
当時としては珍しいドイツ式のビアレストランで、この阿波乙女鶏の唐揚も創業以来の名物として知られている。

食べてみると、普通の唐揚げとはまた違った味がして美味しい。
カラっとした衣の歯ごたえと、タレに漬けこんだ骨付き鶏肉の味の組み合わせはここにしかない味。
「ビールとカラアゲ」という夏の定番の組み合わせは、実はこのニューミュンヘンが普及のきっかけとも言われているのも納得の味。

ちなみに今回は毎月1度おこなわれているビール半額日に、特命係長プレイで知り合ったフフレと一緒におとずれた。
ビアホールは大人数で行くと楽しいですな☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田、お初天神の「ニューミュンヘン」本店にて。

甘太郎の「ミモザサラダ」


居酒屋チェーン店の甘太郎で、ミモザサラダをいただく。

このミモザサラダは、甘太郎が1977年に逗子(神奈川県)で一号店が開店して以来の名物。
その名の通り、花の”Mimosa”(マメ科オジギソウ属)に見立てたサラダで見た目もあざやか。

味の方も卵とマヨネーズ、ツナなどのコクのある具材と生野菜との相性が良くてしっかりした味わい。
お酒のおつまみとしてもいただける、和民の和民サラダと並ぶ居酒屋チェーン店の定番メニュー。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田の「手作り居酒屋 甘太郎(あまたろう)」西梅田桜橋店にて。

スイスホテル南海大阪の「スイスミューズリー」


スイスホテル南海大阪の朝食ビュッフェで、スイスミューズリーをいただく。

このスイスホテル南海大阪は、南海電鉄グループの南海サウスタワーホテル大阪をスイスホテル(ラッフルズ・インターナショナル経営)が買収したもの。
かつて大赤字で南海電鉄グループ不調の象徴的な存在だったホテル再生しようとしている。

今回いただいた朝食ビュッフェはあまり印象に残るものは少なかったけれど、このスイスミューズリーはスイスホテルらしいものとして手に取った。
スイスミューズリーとは、その名の通り、スイスの伝統的なシリアルのこと。

食べてみると、ナッツ類が豊富でしっかりとした食感がある。
さらにリンゴなどのフルーツの風味もあって、美味しく感じられた。
スイスの風を大阪に届ける一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・難波(なんば、ミナミ)の「スイスホテル南海大阪」内カフェスイスにて。