球児(きゅうじ)の「つけ麺」(黒麺)


炭火焼きとラーメンのお店、球児でつけ麺をいただく。

こちらのつけ麺は通常の麺(白麺)に加えて、全粒粉の麺(黒麺)を選ぶことができる。
全粒粉は小麦の表皮、胚芽、胚乳を含めてそのまま粉にしたもので、ちょうど玄米と同じようなもの。

今回は黒麺を選択していただいてみると、確かに食べ応えがある。
噛みしめる度に感じる小麦粉の風味はさすが全粒粉。
つけ麺はスープよりも麺自体を味わうものだということをあらためて感じさせる一杯。

ちなみにこちらのお店は焼き鳥の「鶏鳥Kitchen ゆう」の姉妹店でもあるとのこと。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・難波(なんば、ミナミ)の「炭火焼・つけ麺 球児(きゅうじ)」にて。

とんまさの「スーパーヘレ棒」


まろみあんの人に連れられて、奈良トンカツ屋さん、とんまさにおとずれる。

こちらのお店は日本一の巨大とんかつを公言しているお店で、若鶏カツ大、百匁とんかつ、スーパーヘレ棒のボリューム・メニューが名物。
写真はその一つ、スーパーヘレ棒。

確かにこれまで見たヘレカツの中で一番の大きさ。
まず見た目に圧倒されるけれど、実は味もとても美味しい。
パサパサしたイメージのあるヘレ肉なのに、こちらのヘレ肉はとてもジューシーで柔らかい。
大きな塊のまま揚げているので、しっとりとしている。
味もこれまで食べたヘレカツの中で一番の美味しさ。
まろまろと今日ももぐもぐ。

奈良・大和郡山の「とんまさ」にて。

OSTERIA GAUDENTE(オステリア・ガウダンテ)の「ピエモンテ風ミートソースのファルファッレ」


OSTERIA GAUDENTEでピエモンテ風ミートソースのファルファッレをいただく。

ファルファッレ(Farfalle)とは、リボン型のショートパスタのこと。
見た目の可愛さにだけでなく、この形だとソースがよくからまるという実用性もかねているのがポイント。
食べてみると、確かにミートソースとよくからまってとても美味しい。
ピエモンテ(トリノ)風らしくゴロりとしたベーコンのソースもいいですな。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田、大阪第4ビルの「OSTERIA GAUDENTE(オステリア・ガウダンテ)」にて。

Bar Porcini(バール・ポルチーニ)の「プレーン・ピッツァ」


福島にあるBar Porciniでプレーン・ピッツァをいただく。

その名の通り、ピザ生地にチーズだけをのせて焼き上げた一枚で、シンプルな美味しさがある。
バールだけあって、おつまみとして楽しめるピッツァ。

ちなみにこちらのお店はイタリア食堂 TAVERNA PORCINI(タヴェルナ・ポルチーニ)が向かいで展開するバール。
イタリアン・レストランが向かいでイタリアン・バールを展開するスタイルは、ちょうど新町のTRATTORIA PappabaR pappAと同じ。
お店側として運営しやすいことはもちろん、お客側も安心感があっていいですな。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・福島の「Bar Porcini(バール・ポルチーニ)」にて。

追記:この時から約3年9ヶ月後に再訪していただいた「タラの白子グラタン」も美味しい。

大黒の「まぐろ三種盛り」


特命係長プレイで知り合った居酒屋好きの人が一押しのお店ということで、大黒に連れて行ってもらう。

魚がいいものを仕入れているとのことなので、カマ肉、ホホ肉、赤身の三種類のまぐろの三種盛りを注文。
いただいてみると、マグロらしいとろける食感のあるカマと、やわらかいホホ、そしてコクの強い赤身のそれぞれの部位が味わえて、魚の新鮮さを感じられる一皿になっている。

ちなみにこちらのお店は高架下にあって、絵に描いたような大衆酒場のイメージそのままのお店。
二階は座敷になっていて実にディープな雰囲気があるお店でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田の「大黒(だいこく)」にて。

追記:お寿司も充実している。

ぢどり亭の「きゅうり漬け」


ぢどり亭で名物のきゅうり漬けをいただく。

叩き潰したキュウリの断面にタレが染み込んで、さっぱりとしたおつまみ。
ちなみにこのぢどり亭では主役の焼鳥よりもこのきゅうり漬けの方が有名とのこと。
たとえばmixiの「ぢどり亭の“きゅうり漬け”」コミュニティが、本家(?)の「ぢどり亭愛好会」コミュニティのざっと倍の規模。

主役以上に有名なサイドメニューがある店ってそれはそれで幸せですな(^_-)
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・大国町の「薩摩郷土料理 ぢどり亭(地鶏亭、じどりてい)」にて。

あらたの「生レバー」


特命係長プレイで知り合ったフフレに連れられて、西中島にある和風もつ料理の店、あらたにおとずれる。

写真はこちらの名物の一つ、生レバー(レバ刺し)。
食べてみると、プリッとした食感と、その後で広がる甘さに驚いた。
なぜここまで甘いかというと、大将が毎日、松原の精肉所まで新鮮な牛肉を買い付けに通っているため。
しかも、まだ肝臓への負担が少ない黒毛和牛の若い牛のレバー選んでいるのがポイントで、ゴマ油を一切使わず醤油をかけてカラシを添えるだけというこだわりぶり。
若い牛の新鮮なレバーは血がにじんでも臭くないという、大将の持論を証明する一品。

ちなみにこの生レバーは一皿400円。
さらに生ホルモンを中心にした他のメニューも300~400円台という安さ。
カウンターだけのこじんまりとした店内に職人肌な大将、そして安いホルモン(モツ料理)という、古き良き酒場の雰囲気を残すお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・西中島南方(新大阪)の「和風もつ料理 あらた(アラタ、新田)」にて。

佳酒真楽 やまなか (山中酒の店直営店) の「ボラの焼きもの」


佳酒真楽やまなかをおとずれる。

こちらのお店は日本酒の卸売販売業を営む、山中酒の店の直営店。
卸販売業のビルの一部を使っているので、どの駅からも離れた住宅街の一画にある。
さらに立地だけでなく、お店の中もまるでどこかの家のような雰囲気になっている。

メニューはさすが地酒の卸販売業のお店だけあって、豊富な日本酒がそろえられている。
写真はおまかせコース(3千円)で出ていたボラの焼き物。
カリスマ漁師として知られる徳島の村公一さんが捕ったボラを焼きものに使っているという贅沢さ。
食べてみるとボラの強い味わいがあるのに、魚特有の臭みが無くて日本酒によく合うおつまみとなっている。

実はこちらのお店は実家の近所にあるので前々から行きたいと思っていたお店でもある。
お酒はほとんど飲まないので、今回が初訪問だったけれどかなり気に入ってしまった。
(店員さんの日本酒の説明もとても丁寧)

味、値段、雰囲気のバランスがとても良い、我が家の近くの一押しのお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・大国町の「地方地酒専門店 山中酒の店直営店 佳酒真楽 やまなか」にて。

宮城谷昌光 『中国古典の言行録』 文藝春秋 1992

20年連れ添ったホームズ(オスの雑種猫)とお別れした、まろまろ@哀しいけど今は感謝の気持ちを持っています。

さて、『中国古典の言行録』宮城谷昌光著(文藝春秋)1992。

『太公望』『沈黙の王』などの古代中国を舞台とした歴史小説を多く手がける著者による中国古典の名言集。
易経、史記、論語、孟子、貞観政要、韓非子などの古典の名句に対して、著者らしい解説をしている一冊。

中でも一番印象に残ったのは、「戦いは必勝にあらざれば、以て戦いを言うべからず」(『尉繚子』)についての解説部分で・・・
「戦いは、勝つべくして、勝たねばならない。そう考えてこそ、はじめて人としての上達がある」、
「人は、生きるべくして、生きるのであり、死ぬためだけに、生まれてきたわけではないのである」
・・・と言いきっているところだ。
したり顔で現状維持している人間は単に現実に酔っているだけで、何かを創めようとするならば、
たとえ無謀な一歩でも必要な時があると思う傾向が僕には強い。
それでも「勝つべくして勝とうとしなければ上達が無い」とする著者の言葉には深く感じるものがあった。

さらに、「嫌を避くる者は、皆内足らざるなり」(『近思録』)については・・・
「人から嫌われることを避けようとする者は、こころの修行ができていない」、
「自分の良いところだけをみせようとする人は、自分にとって都合のよい状況を選び、
あるいは、つくりだそうとするわけだから、彼の決断や決定は、不確かなものにならざるをえない」
・・・と解説しているのにも深く考えるところがあった。

また、「軍に小聴無く、戦に小利無し」(『司馬法』)について・・・
「思いつきは解決を求めているが、成果を求めるものではない」
・・・との解説は、確かに最近そんな人がいたので読んでいて笑ってしまった。

他にも、「青はこれを藍より取りて、しかも藍より青し」(『荀子』)については、
その最後の句が「福は禍いなきより長なるはなし」となっているところから、
藍と青は師匠と弟子では無くて、自分自身の成長のことだとしている点などにも興味を持った。

以下はその他にチェックした箇所・・・

○道は近きに在り、しかるにこれを遠きに求む
『孟子』

○守約にして施博き者は,善道なり
『孟子』

○先ず其の言を行うて、而して後にこれに従う
『論語』

○和は実に物を生じ、同はすなわち継がず
『国語』

○物を以て喜ばず、己を以て悲まず
『近思録』

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2009 2/2
名言集
まろまろヒット率4

牛銀番茶亭の「冷やし抹茶しるこ」


牛銀番茶亭で冷やし抹茶しるこをいただく。

こちらのお店は、松阪牛のすき焼き洋食で知られる牛銀が直営する茶房。

あまり知られていないけれど、三重県は実はお茶の産地でもある。
(伊勢茶ブランドの確立を急いでいる)
この冷やし抹茶しるこも、三重茶の抹茶の中に寒天と白玉を入れてスイーツにしたを使った一品。
松阪牛の老舗が直営するカフェというと何だか不思議な感じがしたけれど、地域ブランドを感じさせるお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三毛県松阪市の「牛銀番茶亭 (ぎゅうぎん・ばんちゃてい)」にて。