赤福茶屋で、赤福氷をいただく。
赤福氷とは、抹茶かき氷の中に赤福餅のあんことお餅が入ったもの。
単に
赤福餅を入れているわけではなく、あんことお餅を別々に入れているところがポイントで、食べてみると抹茶白玉あずきかき氷のような統一感がある。
もともと赤福餅が好きということもあって、夏期限定というのが残念に思うほど美味しく感じられた。
冬期限定の赤福ぜんざいと並ぶ赤福の季節限定の一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。
名古屋・JR名古屋高島屋店地下の「赤福茶屋」にて。
根岸にある笹乃雪におとずれる。
この笹乃雪は、元禄4年(1691年)創業の豆腐料理専門店。
豆腐については老舗中の老舗で、日本の豆腐の歴史を語る上では欠かせないお店として知られている。
たとえば、今では一般的な「絹ごし豆腐」はこの笹乃雪が開発したものだし、豆腐に「豆富」というあて字を使った元祖でもある。
歴史上の人物との縁も深く、赤穂浪士が食べた記録があり、また、正岡子規による・・・
「水無月や根岸涼しき笹の雪」 (明治26年)
「蕣に朝商ひす笹の雪」 (明治30年)
・・・などの句も残っている。
そんな笹乃雪の名物が写真のあんかけ豆富。
二つで一人前なのは、上野の宮様(輪王寺の宮)と呼ばれた公弁法親王がこのあんかけ豆富のことが大好物で、いつもお代わりをしていたことにちなんでいるとのこと。
味の方は、なめらかな食感の絹ごし豆腐とあんかけがまろやかな調和が感じられる。
上にのったカラシもカドが立つものではなく、アクセントとして味の中に溶け込んでいる。
“和”食を文字通りに感じることができる一品。
ちなみに、こちらは今年大学院を卒業されたまろみあんの方とご一緒したお店でもある。
ちょうど入学時にLA BETTOLA da OCHIAIをご一緒したこともあって感慨もひとしお。
歴史のあるお店でそれぞれの人生の歴史を振り返ることは、自分にとっても貴重な機会となった。
たどった歴史の重みを感じながら、それでも未来をおそれない気持ちの大切さを感じたひと時でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。
根岸(鶯谷)の「根ぎし 笹乃雪」にて。
新宿にあるzum BIERHOFをおとずれる。
ちなみに、このZum BIERHOFは、ドイツビールの専門商社(アイエムエーエンタープライズ)が直営するビアハウス。
2011年現在、日本で唯一のホフブロイハウス公認のお店として、本格的なドイツビールとドイツ料理(特にミュンヘン料理)を提供するお店。
そんなzum BIERHOFでいただいたのは、ドゥンケルフロート。
キャラメル・ソースとラムレーズンをかけたアイスクリームの上から黒ビールをかけるデザートで、イタリアのアフォガードを思い出す一品。
食べてみると、アイスの甘さと黒ビールの香ばしさとが合わさって独特な味になっている。
ちなみに、このドゥンケルフロートは、ドイツには無くて日本オリジナルのメニューということ。
お店の意欲が伝わるスイーツ。
まろまろと今日ももぐもぐ。
新宿の「ドイツビアホール zum BIERHOF(ツム・ビアホフ)」にて。
松阪にあるトンカツ専門店の茂とんで、みそ玉丼をいただく。
みそ玉丼は、味噌かつ丼に半熟玉子をのせたこちらのオリジナル丼。
食べてみると、味の濃い八丁味噌に半熟玉子がからまるとご飯との相性が抜群。
また、しっかりとした衣も味噌のコクに負けなていないのにでバランスが良い。
完成度の高い一杯。
まろまろと今日ももぐもぐ。
三重県松阪市の「茂とん」にて。
松阪にある又兵衛で、ウツボの唐揚げをいただく。
ウナギ目ウツボ亜目ウツボ科のウツボ(学名:Muraenidae)は、三重県ではポピュラーな食材。
こちらのウツボは小骨がしっかりと切られていて食感が良くて、独特のコクが感じられる。
小さなお店だけど、品物の良さと丁寧な仕事ぶりがうかがえて好感が持てた一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。
三重県松阪市の「又兵衛」にて。
今月は構想した松阪市情報のかけ橋委員会がスタートした、まろまろです。
さて、『海国記』服部真澄著(新潮社)上下巻2007。
院政がおこなわれていた平安時代後期、海の道は富が流れる宝の道でもあった。
その海の道に注目した人々が新しい時代の担い手となっていく・・・
経済的な視点をからめながら、平家とその縁者を中心にえがく歴史小説。
平安時代後期から鎌倉時代前期までの100年以上にわたる長編で、
登場する天皇家だけも白河上皇から後堀河天皇まで実に14代にわたっている。
『平家物語』よりもずっと長い時間軸は内容面にも反映されていて、
社会・経済的な流れを強調した物語となっている。
そうした大きな流れの中で繰り広げられる人間模様の浮き沈み、儚さが強調されているのが印象的。
特に、平清盛の誕生の場面にある・・・
「幻視と願いとの境は、あいまいであった。双方の境を確かに分けてゆくものがあるとすれば、明日という時代の波である」
・・・という一節は、大河小説としてのこの物語の性格を凝縮して表しているように思えた。
ちなみに、この本はある経済学者の方からお貸しいただいた。
大きな流れの中で生きることの意味を伝えていただいたように思えた一冊でもある。
2011 5/30
歴史小説
まろまろヒット率4
ワンスプーン:明和町産カリフラワーのクリームとスペインキャビアのワンスプーン
→本物の高級キャビアはチョウザメ、フレンチキャビアはマス、スペインキャビアはニシンの卵です。
組合せはロブションのスペシャリテとのこと。
スープ:明和町産の新玉ねぎとモロヘイヤのカプチーノスープ・ヒジキのソース
→新玉ねぎは明和町にあるrestaurant Ryuの裏の畑の小倉さん作、モロヘイヤは金剛坂の清水さん作、ヒジキは明和町特産ミルファというヒジキの粉末とのこと。
オードブル:明和町産サラダとハモンセラーノ、リンゴビネガーの泡と自家菜園のハーブとエディブルフラワー、松阪極み豚のフロマージュ・ド・テート(頭のゼリー寄せ)、 明和町の西川さんの茶豆、 明和町の大西さんの春キャベツのシュークルート仕立て、金剛坂の清水さんの黄色いズッキーニときゅうりのサルサソース、自家菜園のベゴニア添え
リゾット:イタリア産乾燥ポルチーニ茸から取った濃厚なブイヨンで仕上げたリゾット
→米は明和町世古口さんの古米の7分づきしたものを使用したとのこと。
お口直しのシャーベット:裏の畑の小倉さんの作った甘夏ミカンのグラニテ
メインの肉料理:噛み応えにこだわった俺RYUハンバーグ
→奥伊勢七保鶏と松阪極み豚をミンチにかけず、手で刻みタネを作り、ハンガリー産モッツァレラ・チーズを中に入れ、フランス産マスタードで作ったヴルーテ・ソースをかけ、食べ応えにこだわっているとのこと。
付け合わせも全て明和町産の野菜を一つ一つ調理したものとのこと。
デザート:焦げるまで焼いて香りを引き立たせたクラシックショコラと自家製の塩キャラメルのジェラート
三重県の明和町にあるrestaurant Ryuで、フレンチコースをいただく。
このrestaurant Ryuは、明和町の地産地消にこだわったフランス料理店。
今回は僕の誕生日ということで、お世話になっている方々に連れて行っていただいた。
やはり明和町産のものにこだわった野菜の美味しさが印象的で、フランス料理なのにすっきりした食後感があるのが魅力。
今回いただいたフレンチコースは前回のシェフのおまかせコースを軽めにしたものだけど、お気に入りのリゾットが入っているので満足度が高い。
三重の名店で素敵な誕生日会にしていただいたことに感謝☆
まろまろと今日ももぐもぐ。
三重県多気郡明和町の「restaurant Ryu(レストラン・リュウ)」にて