純喫茶 アメリカンの「バナナサンデー」


昭和21年開店の純喫茶、アメリカンをおとずれる。
こちらのお店は老舗喫茶店らしくレトロ・モダンな内装。特にらせん階段の上に吊るされた大きなシャンデリア(写真背景)がハイカラな雰囲気をかもしだしている。

そんなゴージャス(wな店内でいただいたのはバナナサンデー。
今やナウいカフェはもちろん、一般的な喫茶店でも見る機会がほとんど無くなったこのスイーツは昭和な香りがした。

アラビヤ珈琲店丸福珈琲店と並んでミナミが「盛り場」と言われていた頃の雰囲気を残す老舗喫茶店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・難波(なんば、ミナミ)の「純喫茶 アメリカン」にて。

川原町 泉屋の「鮎ラーメン」


岐阜在住のまろみあんの人が鮎料理専門のお店・泉屋を予約してくれたというので立ち寄らせてもらう。
鵜飼いに代表されるように、鮎(あゆ、アユ)は岐阜の夏の風物詩とのこと。
こちらのお店は鮎料理の老舗として知られているので、鮎の季節になると予約が取れなくなることも多いとか。
また、お店がある川原町は長良川に沿った一帯で、お店に入る前から風情のある街並みを楽しめた。

今回は鮎づくしのコースでいただいたのだけど、一品一品がどれも丁寧なつくりを感じる。
特に川魚特有の臭みはまったく無く、涼やかな苦みと風味のある味わいの鮎の美味しさを堪能させてもらった。
また、自ら手焼きをする社長が職人肌なのにお客さんへの配慮もされていて高感度高し。

写真はコースの〆でいただいた鮎ラーメン(表記上は鮎ら~めん)。
ラーメンの上に焼きたての鮎の開きをジュッ!と置いてもらうとワクワク度アップ。
食べてみると塩味のスープに鮎の風味が溶け込んでスープがとても美味しい。
(ただし麺が好みで無かったので、ラーメンを食べ終えた後にご飯を投入した雑炊の方が好きだったりする^^;)

ちなみに今回、案内してくれた人は、以前、柿羊羹を教えてくれ人でもあるので東海ごはんの岐阜率がナニゲにアップしている(w
まろまろと今日ももぐもぐ。

岐阜県岐阜市、川原町の「鮎料理専門店 川原町 泉屋(かわらまち・いずみや、泉家では無い)」にて。

敦賀名物;「かたパン」

敦賀名物のかたパン(堅パン)を購入。
かたパンとは、文字通りの固いパンというところからきているらしい。
食べてみると硬いパンというよりも、クッキーやビスケットに近い食感。そして味はほんのり甘い。
せんべいのように青のりをまぶしてあるけれど、パンでも煎餅でも無いというのが特徴的。
カタパンとしか言いようのない、不思議なおやつ。

ちなみに背景は福井から大垣に向かう途上の北陸本線の車窓。
(敦賀→近江塩津間)
まろまろと今日ももぐもぐ。

福井県敦賀市、敦賀駅にて購入。
(だるま屋謹製とのこと)

敦賀ラーメン発祥の店;太陽軒の「中華そば」


福井県敦賀市は昔から北前船などの日本海交易の基点。現在も北海道との直通フェリーが運航されているように物流の要衝地。
トラックの運転手や鉄道関係者などの物流にたずさわる人たちが手早く食べられるようにラーメン店が発展。今や敦賀ラーメンとして知られている。

そんな敦賀ラーメンの発祥のお店としても知られる太陽軒をおとずれる。
比較的コシの強い麺と、胡椒が効いた醤油ベースのスープはまさにオーソドックスな中華そば。
ちらのお店は屋台からスタートしたとのこと。
文字通り、道のお店ですな。
まろまろと今日ももぐもぐ。

福井県敦賀市の「太陽軒(たいようけん)」にて。

福井名物;ヨーロッパ軒総本店の「ソースカツ丼」


福井名物として知られる、ヨーロッパ軒(通称・パ軒)のソースカツ丼をいただく。
福井でかつ丼と言えば普通はソースかつ丼のことを指すのだけど、それはこのお店が発祥となっているほどの老舗。
(1913年創業)

注文したソースカツ丼は、ウスターソースにくぐらせた薄いとんかつが三枚のっている。
食べてみると、薄手のトンカツはさっくりとした衣と豚の味わいの両方を感じることができ、また、ウスターソースとご飯との相性もいいので、想像していたものよりも美味しい。

特に甘味のある特製ウスターソースに魅力を感じた。
とんかつに合わせるソースなのに、トンカツソースでは無くあえてウスターソースというのが珍しいなと思っていたら、ウスターソースとライスとの組み合わせはかつてソーライスという食べ方もあったくらいメジャーだったとか。
歴史を感じさせるローカルフードですな。

ちなみに店名は初代がドイツで修行していたことに由来しているとか。
まろまろと今日ももぐもぐ。

福井県福井市の「ヨーロッパ軒総本店(よーろっぱけん)」にて。

追記:パリ丼も名物。

魚商 りき丸の「ホタテのにぎり寿司」

水産会社が直営する居酒屋、魚商・りき丸をおとずれる。
こちらのお店は木津卸売市場の隣ということもあってかなり市場感があるお店。

写真はコースの〆で出てきた握り寿司の一貫、ホタテのにぎり寿司。
この帆立は端を少し残して切れ込みを入れて開いたもので、貝柱の甘さを感じることができる一品になっている。
海鮮居酒屋だけど、ちゃんとお鮨もにぎってくれるのが嬉しいところ。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・大国町の「魚商 りき丸(うおしょう・りきまる)」にて。

林總 『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』 ダイヤモンド社 2006

特命係長プレイ中にいつも舌を噛んでしまうのは、「非嫡出子」(ひちゃくしゅつし)と”Avril Lavigne”(アヴリルラヴィン)のまろまろです。

さて、『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』林總著(ダイヤモンド社)2006。

研究室の同僚だったSASSERが大阪に来た時に手土産としてプレゼントしれくれた一冊。
(本をお土産にしてくれるとはさすがまろみあん)

内容は、親の跡を継いだ新米女性社長が会計の専門家と対話しながら会社を再建していくという物語を軸に、
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の読み方などの会計の基本を解説する一冊。
巻末には用語解説もあるので、通して読めば会計的な視点で経営を学ぶことができるようになっている。

読んでいて興味を持ったのは、会社の活動を「現金を使って現金を作ること」と定義して、
「バランスシート(貸借対照表)の左側は現金製造器(固定資産)とその中身(在庫と売掛金)」と説明しているところだ。
固定資産=現金製造器、在庫+売掛金=その中身、というのは言い得て妙だなと感じた。

また、「会計数値=主観が入り込んだ要約された近似値」ということを繰り返し強調して、
粉飾決算の事例や逆粉飾も取り上げているのにも興味を持った。

ちなみに『ブスの瞳に恋してる』(ブス恋)がブスより美人を選ぶことは決してないように、
高級フレンチが餃子屋より儲からないのはタイトルから分かってしまう(w
第5章で詳しく述べられているように、フランス料理店と餃子屋はそれぞれ固定費と限界利益率の関係から
利益構造が違うので、単純に対比できないものになっている。
第3章のタイトル「大トロはなぜ儲からないか?」の方が本書のタイトルとしてはよかったと思う。

この本をamazonで見ちゃう

2008 8/5
会計、経営、ビジネス書
まろまろヒット率3

追記:読み終えたこの本はmixi日記で呼びかけてまろみあんの人にプレゼント

GRAND MARBLE(グランマーブル)の「宇治金時のマーブルデニッシュ」

マーブルデニッシュのパン屋さんとして知られる、GRAND MARBLEで一番人気の宇治金時のマーブルデニッシュを購入。
こちらのお店は京都が本店ということもあり、この宇治金時おマーブルデニッシュには京都のお茶屋さん祇園・辻利(都路里パフェも有名ですな)の抹茶を生地に練りこみ、かのこをマーブル上に散りばめた一本になっている。
食べてみると、確かに抹茶の風味とあずきの甘さがマッチしていて、パンというよりも和菓子な味わい。
プレゼントや贈呈品、引き出物に選ばれることもあるらしく、ちょっとだけ高級感のあるデニッシュですな。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・難波(なんば、ミナミ)、高島屋本店地下の「GRAND MARBLE(グランマーブル、グランドマーブルでは無い)」にて購入。

豆藤の「ひろうすとしんじょうの詰め合わせ」


大正12年(1923年)創業のお弁当とお惣菜のお店、豆藤でお惣菜を購入。
このひろうすとしんじょうの詰め合わせは、盛り合わせられているものがどれも関西風の薄味に味付けされていて、全体的に上品なものになっている。
しんじょうが何気に好きだったりするのでうれしい一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・難波(なんば、ミナミ)、高間島本店地下の「豆藤(まめとう、まめふじでは無い)」にて。

IKEA(イケア)の「アルマンディケーキ」


IKEAでアルマンディのケーキをいただく。
アルマンディ(ALMONDY)とは、その名の通りアーモンドのことで、このアルマンディケーキはダイム(Daim)のチョコレートをふんだんに使ってタルトにしている。
この単体だけでも十分に甘いのだけど、さらにキャラメルが入ったダイムのチョコレートがおまけでついてくるのもポイント。

プリンセスタルトと並んでイケア・レストランの人気スイーツとのこと。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・大正区、IKEA鶴浜内の「IKEA Restaurant & Cafe(イケアレストラン&カフェ)」にて。