R&Bホテル八王子の「朝食バイキング」


R&Bホテル八王子で、朝食をいただく。

このR&Bホテルは、ワシントンホテルが展開するR&B(Reserve and Breakfast)に特化したシンプルなホテル。
朝食内容もパンとドリンクのバイキングという実にシンプルなスタイルになっている。
(R&Bホテル名古屋も同じスタイル)

いくつかあるパンの中で、好物のクロワッサンだけを取り分けたものが写真。
確かに簡単な朝食ではあるけれど、さくさく感のあるクロワッサンを朝食にいただけるのは嬉しいと感じる一皿。
まろまろと今日ももぐもぐ。

八王子の「R&Bホテル八王子(アール・アンド・ビー・ホテル)」にて。

高虎ドッグの「クーベルチュールチョコレートケーキとマンゴープリンのスウィーツドッグ」


三重県津市にある高虎ドッグをおとずれる。

この高虎ドッグは、津藩の開祖である藤堂高虎から名前を取ったホットドッグ専門のカフェ。
中でもコールドドッグとしてスウィーツドッグがあるのが特徴的。

このクーベルチュールチョコレートケーキとマンゴープリンのスウィーツドッグも、そんな高虎ドッグのスウィーツドッグの一つ。
迫力ある見た目のドッグを食べてみると、これが美味しい。
ゴテゴテした見た目からは意外に思えるけれど、統一感のある味になっている。
これはスウィーツドッグ用にデニッシュ系のパンを使っているなど、構成がよく考えられている証拠。
奇を衒っているようでいて実はしっかりしている、というところに好感が持てた一品。

ちなみに、こちらのお店はこうしたオリジナリティ豊かなホットドッグと、ヨットハーバーに面したオシャレなカフェ空間、そしてネーミングとが合間って津の人気店となりつつある。
確かに人気の理由もよくわかるお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県津市、ヨットハーバーの「高虎ドッグ」にて。

小西屋旅館の「朝食」


松阪の伊勢街道沿いにある小西屋旅館をおとずれる。

この小西屋旅館は、お伊勢参りの旅籠として明治7年(1874年)に創業。
現在でもお蔭参りの方が宿泊することがあるという老舗の旅館。

こちらの朝食は、その日の卵料理を中心に、ご飯、お味噌汁、味付け海苔、香の物、小鉢が二つ付いたご膳になっている。
この日の卵料理はオムレツだったので、和洋折衷のご膳となっているけれど、見た目よりもずっと自然な組み合わせで美味しくいただくことができた。
さらに、この朝食はお部屋でいただくことができる上に、食後にはコーヒーか野菜ジュースのサービスが付くのも嬉しい。

また、こちらは旅館ではあるけれど、連絡をすればチェックインが遅くなっても対応していただけるし、お風呂は24時間入ることができる。
そうした対応といい、この朝食の柔軟な組み合わせといい、伝統を守りながらも時代に対応していこうとする姿が伝わってくる。

そうした点も含めて鯛屋旅館と共に松阪を代表するお宿。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「小西屋旅館」にて。

ひさまつの「船場汁」


大阪の淀屋橋にある、立ち飲み店のひさまつで船場汁をいただく。

立ち飲みのお店なのに船場汁を置いているところが大阪らしいところ。
船場汁とは、塩鯖と大根を昆布を入れた鍋で水煮にしたもので、その名の通り大阪の船場(現在の本町周辺)が問屋街として賑わった頃に生まれた汁物。

食べてみると、鯖から出たコクがお汁に広がって見た目よりもしっかりとした味になっている。
同じく鯖を使った大阪の郷土料理のバッテラと共に、保存食として鯖が流通されていた頃の名残を感じさせる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・淀屋橋の「立ち呑み処 ひさまつ」にて。

北新地サンボアの「ハイボールとピーナッツ」


北新地サンボアで、ハイボールとピーナッツをいただく。

大正7年(1918年)に神戸で誕生したサンボアは日本を代表するオーセンティック・バーの一つ。
谷崎潤一郎が名づけた神戸の本店は残念ながらもう無いけれど、のれん分けされたお店が関西を中心に展開されている。

この北新地サンボアはそんなのれん分け店の一つ。
お初天神にある北サンボアよりも、広くて明るい照明の店内なのが北新地らしいところ。

サンボア名物のハイボールをいただいてみると、やはりこれが美味しい。
氷を入れないサンボア本来の作り方を守っているので飲みやすく、また、レンジピュールを加えていることもあって、すっきりとした飲み心地になっている。
お酒をほとんど飲まない僕だけど、このサンボアのハイボールは美味しいと思える。

職人肌なバーテンダーさんと共に関西一の夜の繁華街にある魅力的なバー。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・北新地(梅田、キタ)の「北新地サンボア」にて。

城福勇 『本居宣長』 吉川弘文館 1988

松阪星座占いでは本居宣長タイプの、まろまろです。

さて、『本居宣長』城福勇著(吉川弘文館)1988。

江戸中期に国学を大成した本居宣長の伝記。
『古事記伝』『玉くしげ』などで知られる本居宣長の人生を、彼の研究と思想の過程を詳細に追いながら実証的に解説している。
最近、ご縁があって松阪にご奉公する機会を得たので、これまで断片的な知識だった本居宣長のことを一通り知ろうと手に取った一冊。
(本居宣長は松阪を代表する歴史的人物)

読んでいて特に興味を持ったのは、本居宣長の思想の本質である「物のあはれ」について解説しているところだ。
たとえば・・・

○「物のあはれ」は「物」と「あはれ」の複合語であるから、それは物の心、事の心をわきまえ知るという、むしろ知性的な働きと、
あはれという感歎・感動が総合統一されたものであり、知性と感性が見事に調和されて、
知ることが同時に感じることであるような、ある種の境地がひらけてくるといえよう。
<第3章 文学説確立期>

○人は、「物のあはれ」に堪えぬときは、言うまいとしても言わずにおれない。
これはやむにやまれぬ人情の自然というもので、歌・物語とは結局そのような人の心の本然に基づいて詠み出され、語り出されたものであり、
したがってこれを詠み、聞き、書くことに何の利、何の益があるかなどと問うのは、もとより間違っている。
こう考えて宣長は、「物のあはれ」を知ることを以て『源氏物語』の本意と考え、
やがて和歌を含めて、広く文芸の本質は「物のあはれ」を知ることにあるとして文芸本質論を展開したのである。
<第3章 文学説確立期>

○文芸本質論としての「物のあはれ」説が、宣長の歌学者としての知的反省なら、「雅」の論は詠歌の、歌人としての体験の漂白であるといえよう。
彼の歌・物語に対する見解には、この二つのものが常に交錯してあらわれているがゆえに、案外わかりにくいところがある。
<第3章 文学説確立期>

・・・とするところは、これまで自分の中では断片的だった本居宣長の思想が立体的に把握できたように感じられた。

また、本居宣長の性格は基本的に穏健中正だったけれど・・・

○自己の信念に忠実な余り多少「狂信的な神経」を出してしまうところもある。
<第8章 風貌・性格など、および死>

・・・と評価されるところや、本居宣長の死の前年に詠まれたとされる・・・

○「わがよはひのこりすくなしいくかへりよめどもあかぬ書(ふみ)はおほきに」
<むすび>

・・・という歌などを知ると、確かに松阪星座占いの結果もあながち外れてはいないと思えるほどの親近感を覚えた(w

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2010 12/7
歴史、国学、思想、文化論
まろまろヒット率3

ECHIRE MAISON DU BEURRE(エシレ・メゾンデュブール)の「マドレーヌ・エシレとフィナンシェ・エシレのパニエ」


ECHIRE MAISON DU BEURREの、マドレーヌ・エシレとフィナンシェ・エシレのパニエをいただく。

エシレ(ECHIRE)と言えば、フランスのA.O.P.発酵バターの老舗。
原産地名称保護であるA.O.P (Appellation d’Origine Protégée)認定を受けているように、伝統製法を守っていることで知られている。
ECHIRE MAISON DU BEURREは、そんなエシレ・バターの世界初の専門店。

マドレーヌ・エシレとフィナンシェ・エシレのパニエ(バスケット)をひも解いてみると、それだけでふわっとした発酵バターの香りがただよってくる。
特にエシレ・マドレーヌは、弾力のある食感と食べた後の香りが印象的で、これまで食べたことのあるフィナンシェの中で一番美味しく感じられた。
本気のバター、というものが伝わってくる一品。

ちなみに、このECHIRE MAISON DU BEURREのパニエは、まろみあんの方からのいただきもの。
確かにこうしてまろまろ記のコンテンツになったことを感謝☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

丸の内の「ECHIRE MAISON DU BEURRE(エシレ・メゾン・デュ・ブール)」に購入とのこと。

ヤコブ・ニールセン&ホア・ロレンジャー、斉藤栄一郎訳 『新ウェブ・ユーザビリティ』 エムディエヌコーポレーション 2006

松阪市民講座として「”まろまろ流”市民による情報発信のすすめ」という公開講座をすることになった、まろまろです。

さて、『新ウェブ・ユーザビリティ』ヤコブ・ニールセン&ホア・ロレンジャー著、斉藤栄一郎訳(エムディエヌコーポレーション)2006。

ウェブ・ユーザビリティの重鎮として知られるヤコブ・ニールセン(Jakob Nielsen)によるウェブ・ユーザビリティ本。
ウェブ・ユーザビリティの基本を様々な事例を紹介しながら解説している。
原題は“Prioritizing Web Usability” (2006)。

読んでいて一番印象に残ったのは・・・
「筆者は13年にわたってウェブのユーザー行動を見てきた。
その経験からいえば、ユーザーは実にわがままな生き物で、未来や過去ではなく今が大切なのだ。
だからウェブで成功するためには、今のニーズに的確に応えるしかない」
・・・と明言しているところだ。
作り手の思いと受け手の思いのバランスについて、受け手に大きく比重が置かれたWebの特徴を端的に言い当てているように感じられた。

そうした点は考えさせられたけれど、解説本としては疑問を感じるところもあった。
たとえば、文中に多くあるWebサイトの画像は白黒なので分かりにくかったり、
囲み記事が散漫で読みづらかったりと、ウェブ・ユーザビリティの前に本書自体のユーザビリティが気になった。
試しに原著をひも解いてみると、いくつかの大きな省略も発見した。
できれば原著を中心にして、副読本として読むことがオススメの一冊。

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2010 12/6
ウェブ・ユーザビリティ、情報・メディア、デザイン論、HP・ブログ本、実用書
まろまろヒット率2

chou chou(シュシュ)の「苺のショートケーキ」


スイーツ・バーのchou chouで、苺のショートケーキをいただく。

こちらのショートケーキは、ハート型にカットされたスポンジの間に生クリームと苺をサンドして、周辺にストロベリーソースを展開しているという凝った造りのもの。
食べてみると、スポンジには甘さがある一方で生クリームがさっぱりとしているので、見た目よりも軽い口当たり。
パティシエによると、このバランスは「スイーツ・バーなので、お腹がいっぱいでも食べられるケーキを目指した」からとのこと。
確かにパティシエの心意気が伝わってくる一品。

ちなみに、こちらのお店のパティシエは特命係長プレイで知り合ったフフレが担っている。
ご縁はつながっていくものですな☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・南船場(心斎橋、ミナミ)の「sweets bar chou chou(スイーツバー・シュシュ)」にて。

Blue Hole(ブルーホール)の「季節のフルーツの生ハム乗せ」


ダイニングバーのBlue Holeで、季節のフルーツの生ハム乗せをいただく。

今回は柿が使われていたけれど、柿の生ハム乗せは生まれて初めての組み合わせ。
食感の面ではやや違和感があったけれど、柿の甘さと生ハムの塩分との味の調和は感じられた。

ちなみに、こちらのお店はその名の通り青い洞窟をイメージしたお店でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田(キタ)、北新地の「Dining & Shot Bar Blue Hole(ブルーホール)」にて。