江戸時代(文化年間)から続く伊勢街道の旅籠、松阪の鯛屋旅館をおとずれる。
この日の朝食は、秋刀魚の干物を中心にして、小鉢や生卵、ご飯とお味噌汁が並んだ御膳。
食べてみると、やはり主役の干物が美味しい。
女将さんによると、季節によって種類は違うものの、朝食では必ず干物を出しているとのこと。
かつて松阪が宿場町だった頃から続く旅籠らしい一膳。
ちなみにこの鯛屋旅館は風情のある旅籠だけど、チェックインは0時まで大丈夫な上に、お風呂は24時間入ることができる。
さらに無線LANも完備されているので、ビジネス利用にも対応している。
今回、出張利用した僕も、趣のある雰囲気だけで無く、機能面でも十分に満足できた。
かつてお伊勢参りの人たちが利用した旅籠という伝統を守りながらも、時代に対応していく女将さんのポリシーが伝わる、一押しのお宿。
まろまろと今日ももぐもぐ。
三重県松阪市の「鯛屋旅館」にて。
追記:2年2カ月後に鴨鍋をいただく。