ダン・ブラウン、越前敏弥訳 『ダ・ヴィンチ・コード』 角川書店 上中下巻 2004

まろまろ@ギックリ腰になっちゃいました(T_T)

さて、『ダ・ヴィンチ・コード』ダン・ブラウン著、越前敏弥訳(角川書店)上中下巻2004。

パリのルーヴル美術館で、館長の死体ががレオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」の姿で発見される。
調査の結果、この姿は館長が死の直前に自分自身でかたどったものだと判明した。
宗教象徴学の大学教授ロバート・ラングドンと、暗号解読官のベズ・ファーシュは、
事件に巻き込まれながら、館長が残した暗号(コード)を解読してく。
そこにはキリスト教発祥以来の謎が深く関わっていた・・・

世界中でベストセラーとなったミステリー小説。
原題は“The Da Vinci Code” (2003)。
冒頭でわざわざ「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている」
と書いていることもあって、内容について物議をかもしだした問題作でもある。
すでに問題となった歴史解釈のあやしさや事実誤認についての反論も一通り終わり、
ブームも落ち着いているので、「いまさらかよ」と自分でも突っ込みながら読むことになった一冊(^^;
(以前は「俺ん家コード」なども流行ったことがあったw)

今回あくまでフィクションとして読んでみると、数々の名画や建築に隠された象徴をヒントに、館長の残した暗号を解いてくのは確かに刺激的。
また、特命係長プレイで講義を担当することもあるので、回想で登場するロバート・ラングドンの様々な講義シーンも面白く感じられた。
そして物語が佳境となる、第3巻の171ページ目の驚きは純粋に物語として面白いと感じた。

振り返れば、修道院が舞台の『薔薇の名前』や、禅寺が舞台の『鉄鼠の檻』などの宗教教義を題材にしたミステリーをこれまでよく読んできた。
いずれ自分でも宗教教義を使ったミステリー小説を書きたいと思っているくらい好き。
そんな僕にとっては十分に楽しめたミステリー作品でもある。

この本をamazonで見ちゃう

2009 8/13
小説
まろまろヒット率4

IL ALBERTA(イル・アルバータ)の「ピエモンテ風ボネ」


イタリアン・バールのIL ALBERTAで、ピエモンテ風ボネをいただく。

ボネ(Bonet)とは、イタリアの伝統的なプディングのことで、ピエモンテ州(特にトリノ)の名物菓子。
食べてみると、普通のプリンと違ってアーモンドの風味と下の層のもっちりとした食感が特徴的。
話によると、これまたピエモンテ州のアーモンド・ビスケットのアマレッティを使っているからとか。

食感と甘さ、そしてアーモンドの香ばしさも含めて気に入った一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・福島の「IL ALBERTA(イル・アルバータ)」にて。

香港バール;THE DIM SUM BAR(ザディムサムバール)の「イカのペイフォントン」


香港バールのTHE DIM SUM BARをおとずれる。

こちらのお店は、香港の屋台を再現しているバール。
バールという軽いスタイルを取っているけれど、しっかりとした本場のシェフが腕をふるっているので、本格的なものをいただけるのが特徴的。

写真は名物のイカのペイフォントン(避風塘花枝片)。
ペイフォントン(避風塘)とは、風と波を入り江に避けた漁船が、取れた魚介類を腐らさないようにニンニクとトウガラシで調理したことが発祥と言われるスパイシーな料理。

食べてみると、これがとても美味しい。
ニンニクとトウガラシのしっかりとした味つけに、油で揚げたサクサクした食感が合わさってエスニックな風味がはっきりとする。
広東料理らしい一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・福島の「香港バール THE DIM SUM BAR(ザ・ディム・サム・バール)」にて。

壱信の「ブリの塩焼き」


立ち飲み店の、壱信をおとずれる。

この壱信は、海鮮系を中心にした立ち飲み店で、生ビールとお造り2点盛で500円という格安のセットがあることで知られている。
(立ち飲みたよしのワンコインセットに匹敵するリーズナブルさ)

写真は、セットとは別におつまみとして注文したブリの塩焼き。
季節もののブリをさっと炙ったもので、食べてみると後を引く味わいに鮮度の良さを感じる。
隠れた名店ですな。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田の「立呑み処 壱信(いっしん)」お初天神店にて。

ニューミュンヘンの「阿波乙女鶏の唐揚」


ビアホールのニューミュンヘンで、阿波乙女鶏の唐揚をいただく。

このニューミュンヘンは昭和33年(1958年)創業の老舗ビアホール。
当時としては珍しいドイツ式のビアレストランで、この阿波乙女鶏の唐揚も創業以来の名物として知られている。

食べてみると、普通の唐揚げとはまた違った味がして美味しい。
カラっとした衣の歯ごたえと、タレに漬けこんだ骨付き鶏肉の味の組み合わせはここにしかない味。
「ビールとカラアゲ」という夏の定番の組み合わせは、実はこのニューミュンヘンが普及のきっかけとも言われているのも納得の味。

ちなみに今回は毎月1度おこなわれているビール半額日に、特命係長プレイで知り合ったフフレと一緒におとずれた。
ビアホールは大人数で行くと楽しいですな☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田、お初天神の「ニューミュンヘン」本店にて。

甘太郎の「ミモザサラダ」


居酒屋チェーン店の甘太郎で、ミモザサラダをいただく。

このミモザサラダは、甘太郎が1977年に逗子(神奈川県)で一号店が開店して以来の名物。
その名の通り、花の”Mimosa”(マメ科オジギソウ属)に見立てたサラダで見た目もあざやか。

味の方も卵とマヨネーズ、ツナなどのコクのある具材と生野菜との相性が良くてしっかりした味わい。
お酒のおつまみとしてもいただける、和民の和民サラダと並ぶ居酒屋チェーン店の定番メニュー。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・梅田の「手作り居酒屋 甘太郎(あまたろう)」西梅田桜橋店にて。

スイスホテル南海大阪の「スイスミューズリー」


スイスホテル南海大阪の朝食ビュッフェで、スイスミューズリーをいただく。

このスイスホテル南海大阪は、南海電鉄グループの南海サウスタワーホテル大阪をスイスホテル(ラッフルズ・インターナショナル経営)が買収したもの。
かつて大赤字で南海電鉄グループ不調の象徴的な存在だったホテル再生しようとしている。

今回いただいた朝食ビュッフェはあまり印象に残るものは少なかったけれど、このスイスミューズリーはスイスホテルらしいものとして手に取った。
スイスミューズリーとは、その名の通り、スイスの伝統的なシリアルのこと。

食べてみると、ナッツ類が豊富でしっかりとした食感がある。
さらにリンゴなどのフルーツの風味もあって、美味しく感じられた。
スイスの風を大阪に届ける一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・難波(なんば、ミナミ)の「スイスホテル南海大阪」内カフェスイスにて。

おおえすの「鯨の串かつ」


三宮の高架下にある立ち食い串かつ店、おおえすで鯨の串かつをいただく。

串かつはもともと関西らしいおつまみだけど、特にネタで鯨(クジラ)があるのはさらに関西らしいところ。
串カツの衣と、ソースの濃い味に負けない鯨の味と食感を味わえる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

神戸・三宮(三ノ宮)高架下の「串かつ おおえす」にて。

たなか屋の「明石蛸の刺身」


兵庫県明石市にある、立ち飲みのたなか屋をおとずれる。

このたなか屋は、1931年創業の老舗酒類販売店が店舗の敷地内で営業する立ち飲み店。
いわゆる角打ちと呼ばれるスタイルだけど、明石産の海産物を使ったおつまみは本格的なものとして知られている。

注文したこの明石蛸の刺身も、臭みは全く無くて、しかも厚切りなのに心地よい食感。
今まで食べた蛸(たこ)の中で一番美味しく感じられた。
まさに明石の名店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

兵庫県明石市、明石駅前商店街・魚の棚の「立呑み たなか屋(田中屋)」にて。

明石焼きの本場;松竹の「特別玉子焼き」


明石にある玉子焼専門店の松竹で特別玉子焼きをいただく。

この松竹は、本場の明石では玉子焼と呼ばれる明石焼の専門店。
今回は蛸と玉子を2倍使った特別玉子焼を注文。

食べてみると、ふわふわ感ととろとろ感の両方が両立された上質な明石焼きの味がした。
出汁と三つ葉につけていただいても、ソースにつけていただいても美味しい。
まさに本場の味。

ちなみにこの日は、新快速で大阪→敦賀(136.9km)を移動してパリ丼を食べ、再び新快速で敦賀→明石(189.4km)に移動。
金ヶ崎撤退と中国大返しの両方を一日で経験したのと同じ、大阪・京都・滋賀・福井・兵庫の5府県(273.8km)を一度も乗り換えなしの座ったままで移動することができた。
青春18きっぷ&新快速バンザイ!
まろまろと今日ももぐもぐ。

兵庫県明石市の「玉子焼専門店 松竹(しょうちく)」にて。