はらドーナッツで、プレーンドーナツのはらドーナッツをいただく。
このはらドーナッツは、神戸にある「原とうふ店」の豆乳とオカラを使っている健康志向の高いドーナツ店。
食べてみると、今まで食べたことのあるドーナツの中で一番甘味が抑えられていて、とてもシンプルな味わい。
素朴な「お母さんの味」を再現しようとしたことが伝わる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。
神戸・岡本の「はらドーナッツ(原ドーナツ)」神戸岡本店にて。
はらドーナッツで、プレーンドーナツのはらドーナッツをいただく。
このはらドーナッツは、神戸にある「原とうふ店」の豆乳とオカラを使っている健康志向の高いドーナツ店。
食べてみると、今まで食べたことのあるドーナツの中で一番甘味が抑えられていて、とてもシンプルな味わい。
素朴な「お母さんの味」を再現しようとしたことが伝わる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。
神戸・岡本の「はらドーナッツ(原ドーナツ)」神戸岡本店にて。
ちょっとした試験に通ったので特命係長プレイとして4月から倫理も担当することになった、
まろまろ@人類の哲学・思想・宗教の流れを知ることは、自分が悩んだり迷ったりした時に大きな参考になると思ったからです☆
さて、『文学の記号学―コレージュ・ド・フランス開講講義』ロラン・バルト著、花輪光訳(みすず書房)1998。
副題にあるように、ロラン・バルトがおこなったコレージュ・ド・フランス(Collège de France, CdF)の講義をまとめた一冊。
原題は”Leçon: Leçon inaugurale de la chaire de sémiologie littéraire du Collège de France” (1978)。
読んでみると、まずロラン・バルトが文学の定義を・・・
「私が文学という語によって意味するのは、一群または一連の作品のことではなく、それにまた、商売や教育上の一部門のことでもない。
ある実践、各という実践が残す痕跡からなる複合的な書き物(グラフ)のことである」
・・・と広がりを持って捉えているところが注目された。
また・・・
「たとえ権力の外にある場所から語ったとしても、およそ言説には、権力(支配欲 libido dominandi)がひそんでいる」
・・・と指摘しているのは、インターネットで情報を発信する自分自身のことを振り返ることになり、
またmixi日記などで無自覚に支配欲を発揮する人たちのことも重ね合わせて考えさせられるものがあった。
そして論旨を展開しながら・・・
「科学は粗雑であり、人生は微妙である。そしてこの両者の距離を埋めるからこそ、文学はわれわれにとって重要なのである」
・・・と言い切っているところも印象深い。
講義の最後で・・・
「一生のうちには、自分の知っていることを教える時期がある。しかしつぎには、自分の知らないことを教える別の時期がやって来る。それが研究と呼ばれる」
・・・と述べているのは、すごく良い表現だと感じた。
とはいえ、ロラン・バルトの言っていることはコロコロと変わっている(「転位」)し、使っている用語もかなり曖昧なもので、何だかよく分からないところも多い。
そんな分かりにくい講義内容でも、この本の半分にもなる訳者の解説が付いているので、通読すれば理解しやすいように工夫されている。
訳者が解説の中で・・・
「彼の本質的寄与は(中略)彼の言表の内容にあるのではなく、言表の仕方にあるのだ」
・・・というロラン・バルトの評価を紹介しているように、
エクリチュール(écriture、言説)の快楽に注目したロラン・バルトのあやしい魅力があふれる講義録。
2010 2/4
文学論、記号論、思想
まろまろヒット率3
単なる知人と友人との違いは、相手のために恥をかくことができるかどうかにある。
自分のスタンスや主義主張は一先ず置いて、恥をかくことができるのが友情だ。
自分の殻から抜け出そうとせず、自分の殻にヒビを入れることさえしない人は、
たとえどんなに友達風を吹かせてきたとしても友人として信頼してはいけない。
2010 1/31
はしり書き
スペイン・バルのRiccetで、スペイン産のオリーブをいただく。
このRiccetは、バルセロナのバルで修業したマスターが切り盛りしているので、カタルーニャ料理が充実している本格派。
グリーンとブラックの合わせオリーブもタパスの定番だけど、スペイン産のものにこだわっている。
ほどよい柔らかさの食感と、果肉のジューシーさを感じて品質の良さを感じた一品。
ちなみにスペインは何気にオリーブ生産量世界一だったりする。
まろまろと今日ももぐもぐ。
大阪・阿波座(西長堀)の「Bar Resutaurante Ricetto(バー・レストラン リチェット)」にて。
まろまろ@Appleから発表されたiPadが成功するかどうかは一先ずおいて、
電子書籍の普及によって版元から出版された書籍とWebサイトがまったく同じ土俵に躍り出る点に注目しています。
電子書籍普及の影響は、読み手よりも書き手や発信者の方によりimpactのあるものになるでしょう(^_-)
さて、『坊ちゃん』夏目漱石著(新潮社)1950。
江戸っ子の「おれ」は、無鉄砲で真直ぐな気質を持つ江戸っ子。
四国の中学に赴任した「おれ」は、田舎根性丸出しの悪質な生徒や教師たちと闘ってゆく・・・
明治39年(1906年)発表の夏目漱石初期の代表作。
道後温泉に行った時に通読したことが無かったことを思い出したので手に取った一冊。
著者が松山中学(愛媛県尋常中学校)に赴任した体験をもとにしているので、方言や名所などの舞台装置は松山になっている。
(ただし実際の夏目漱石は主人公と違って優遇されていた模様)
読んでみると、まず読みやすいことが意外だった。
夏目漱石の作品は、乾いた文体で陰気な世界観を語る印象が強くて(『こころ』など)、
読みにくい気がしていたけれど、この作品は文体も展開も軽くて自然に読み進めることができた。
それは初期の作品ということもあるけれど、現存する原稿には手直しが少ないとのこと。
確かに寝かせることや推敲をあまりせず一気に書き上げたことが、ところどころから伝わってくる。
特にいたずらをした生徒を追求する第4章で・・・
「いたずらだけで罰は御免蒙るなんて下劣な根性がどこの国に流行ると思ってるんだ。
(中略)学校へ這入って、嘘を吐いて、護摩化して、陰でこせこせ生意気ないたずらをして、
そうして大きな面で卒業すれば教育を受けたもんだと癇違いをしていやがる。」
・・・と主人公に語らせる部分は、この作品を貫く妥協の無い反骨&反俗精神を、
思い切りよく書き上げたことが伝わって来て印象深い。
悪を懲らしめる勢いの良さを感じる作品だけど、よく読めば善は勝っていないことに気づく。
決してハッピーエンドにはならない勧善懲悪ものとして、近代を表現しようとした意欲作。
2010 1/29
小説
まろまろヒット率3
三重県松阪市にある、Cafe Tomiyamaをおとずれる。
このCafe Tomiyamaは、かつて時計屋さんだったという古い建物をリノヴェーションしてしたカフェ。
「松阪商人の館」などの古い町並みの名残が残るエリアにあるので、シックなたたずまいがまわりに溶け込んでいる。
このCafe Tomiyamaの名物は、特製カレーとこれまたすべて手作りのケーキ。
今回はランチでおとずれたので、チキンカレーと野菜カレーがある中で野菜カレーをいただく。
ココナッツベースのカレーの上に鮮やかな色合いを持ったまま調理された野菜がのせられていて、見た目も美しいのが印象的。
食べてみると、味の方もこれが美味しい。
口当たりがまろやかで、まるでホワイトカレーに近いルーだと思っていたら、生クリームをふんだんに使っているとのこと。
その日の分を手作りしているのが伝わる一皿。
ちなみに、こちらのお店は雰囲気のある店内に加えて容器の一つ一つまでこだわりが垣間見える。
すべてに手間暇をかけたのが伝わってくる、三重県で一押しのカフェ。
まろまろと今日ももぐもぐ。
三重県松阪市の「Cafe Tomiyama(カフェ・トミヤマ、富山)」にて。
追記:スフレロールも美味しい。
大阪市中央卸売市場が直営する居酒屋、えべっさんで天然活鯛の造りをいただく。
ぷりっとした歯ごたえと、口の中に広がる甘味が新鮮な天然ものだということがよく分かる。
さすが中央卸売市場直営だけあって、この天然もののタイのお刺身が580円というのも納得の一品。
ちなみにえべっさんとは七福神の一つである、えびす神(恵比寿、戎)の関西での愛称。
商売の神様を店名にしているところも中央卸売市場らしいところですな。
まろまろと今日ももぐもぐ。
大阪・福島の「中央卸売市場直営 居酒屋 えべっさん」にて。
高井田系ラーメンの麺屋7.5Hzで、中華そば(中)のネギ大盛りをいただく。
高井田系ラーメンの元祖である住吉と同じく、ストレートの極太麺と濃い醤油スープが特徴的。
さらにこちらのお店では、ネギの大盛りが無料となっているので迷わずお願いする。
食べてみると、やはり美味しい。
極太麺はしっかりと麺を食べている実感があり、醤油系スープともよく合う。
ネギのアクセントも統一性のあるもので、素直に美味しいと思える一杯。
ちなみに、こちらのお店はフランチャイズ展開しているチェーン店だけど、めずらしい店名。
なぜ7.5Hzかというと、それは赤ちゃんの脳波と同じで理想の状態という意味らしい。
今後学説がくつがえって別の周波数になった場合はどうするんだろうと、余計なお世話な心配をしてしまった(w
まろまろと今日ももぐもぐ。
大阪・高井田の「麺屋7.5Hz(ヘルツ)」にて。
御座候本社の敷地内にある、あずきミュージアムレストランをおとずれる。
このあずきミュージアムレストランは、建築家の大北望さんが設計した建物内にあって庭園に面したロケーションが印象的なお店。
ミュージアムレストランと言っても、軽食が中心なのでカフェに近い。
小豆粥や赤飯など、ひたすら小豆ラインナップのメニューには思い切りの良さを感じた。
注文したあずきぱふぇも、見事に小豆を凝縮したパフェになっている。
煮小豆がまぶされた小豆ソフトクリームの下には、小豆アイスやあんこが入っていて、やはり小豆ずくし。
和を基調とした落ち着いた空間の中にあっても、小豆が弾けるような一品。
同じ敷地内にある御座候工場ショップと共に、アウトレットの新しい風を感じたお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。
兵庫県姫路市、御座候本社内の「あずきミュージアム・レストラン」にて。
姫路にある御座候工場ショップで、御座候をいただく。
御座候とは、姫路が本店の全国にチェーン展開している大判焼き(今川焼き、回転焼き)のお店。商品名も同じく御座候と呼ばれている。
この御座候工場ショップは、御座候の本社と工場の同じ敷地内にあるアウトレット。
単なる工場直売店とは違って、建築家の大北望さんが設計した雰囲気のある建物の中でいただけるのでカフェに近い。
出来たての御座候をいただいてみると、やはり美味しい。
モッチリした生地に包まれた粒あんにはトロミがあり、噛みしめる度に生地とあんが口の中で統一されてゆくのが感じられる。
出来たてが美味しいので、お持ち帰りよりもその場で食べるのがオススメの一品。
ちなみに同じ敷地内には、あずきミュージアムレストランもあるので、まるで御座候テーマパークのようになっているのも特徴的な大判焼きアウトレット店。
まろまろと今日ももぐもぐ。
兵庫県姫路市、御座候本社内の「御座候工場ショップ(ござそうろう)」にて。