じゅん平の「にぎり寿司の盛り合わせ」


居酒屋のじゅん平で、にぎり寿司の盛り合わせをいただく。

このじゅん平は、海鮮メニューに力を入れているとのこと。
ただ、ちょうど同行したフフレがお寿司好きということもあって、にぎり寿司の盛り合わせを注文。
食べてみると、特にミル貝のにぎりが美味しかった。

ちなみに、このじゅん平の店内はどこかで見たことがあると思っていたら、もともとは白木屋(モンテローザ)だった店舗を居抜きで使っているとか。
この前におとずれた1000円焼肉食べ放題と共にデフレという時代性を感じたお店でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・芦原橋の「寿司居酒屋 じゅん平」にて。

焼肉三昧 玄の「1000円焼肉食べ放題」


焼肉三昧・玄で、1000円の焼肉食べ放題をいただく。

正確には70分の焼肉食べ放題が税込1050円。
この焼肉三昧・玄は、もともとtwitter上で話題にして、フフレと行ってみようという話になったお店。
デフレ時代の象徴という点と、海外からの大阪観光という二つの点で、ごはん日記のコンテンツになると判断。
せっかくなのでmixi関西ごはんコミュニティで呼びかけてみたら、すぐに定員オーバーしてキャンセル待ちの人も出たので定員を増やしたほど人気ぶり。
(1000円焼肉なんて誰も来ないのじゃないかなとも思っていたので、これは意外)
実に一週間も引っ張ったこともあり、おとずれた時はワクワク感がかなり高まっていた。
エンターテイメントとしては、コストパフォーマンスが高い(w

肝心の焼肉の方は、思ったよりも肉の種類が多かったので、みんなでわいわいと焼くと楽しい。
肉に加えて、サラダ、キムチ、ナムル、ご飯、スープ、カレーも食べ放題。
クオリティやホスピタリティに対していろいろ突っ込みたいところはあっても、1050円なら許容範囲。

デフレという時代性、大阪という地域性、の両方から注目される焼肉店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・芦原橋の「焼肉三昧 玄(げん)」にて。

ミヒァエル・エンデ&マンフレット・シュリューター&ヴィルフリート・ヒラー、虎頭恵美訳 『おとなしいきょうりゅうと うるさいちょう』 ほるぷ出版 1987

今年は読書日記ごはん日記お風呂日記とのリンクを意識しようと思う、まろまろです。

さて、『おとなしいきょうりゅうと うるさいちょう』ミヒァエル・エンデ著、マンフレット・シュリューター絵、ヴィルフリート・ヒラー曲、虎頭恵美訳(ほるぷ出版)1987。

元気一杯の恐竜は、「おとなしいきょうりゅ」と名付けられた元気さを失ってしまった。
一方、静かさを愛する蝶は、逆に「うるさいちょう」と名付けられて落ち込んでしまう。
蝶は恐竜と会ってお互いの名前を交換する契約をかわそうと思い立つ・・・

『はてしない物語』(『ネバーエンディングストーリー』)や『モモ』で知られる児童文学作家、ミヒャエル・エンデが原作の絵本。
絵本カフェ holo holoさんにおじゃました時に見つけて読んだ一冊で、原題は“Der Lindwurm und der Shmetterling” (1981)。

内容の方は、名前を付けられることで受けてしまうidentityの揺らぎと、その克服をテーマとしている。
エンデ自身も名前のことで小さい頃からからかわれてきたことを、あとがきで書いているように、
誰もが一度は通る道でもあるので興味深いテーマだった。
(Endeはドイツ語で終わりを意味する)

また、この絵本のために作曲がされていて、場面ごとに楽譜が入っているのも興味深かった。
特に効果音などは、さりげなく絵の一部として溶け込んでいるところが面白い。
(作曲家も著者と並んでちゃんと名前が載っている)
エンドのテーマと共に、新しいスタイルへの意欲が感じられる絵本。

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2010 2/12
絵本
まろまろヒット率3

絵本カフェ holo holo(ホロホロ)の「トマトのレアチーズケーキ」


絵本カフェのholo holoで、トマトのレアチーズケーキをいただく。

トマトのレアチーズケーキとは、レアチーズケーキの上にトマトムースをのせて、さらにプチトマトのコンポートをトッピングしたというベジタブルスイーツ。
食べてみると、トマト特有の青臭さはまったく無く、トマトの酸味とレアチーズとが見事に調和している。
オリジナリティが豊かで、なおかつ美味しいという理想的な一品。

ちなみに写真左斜め上に見えるのは、こちらのお店で読んだ『おとなしいきょうりゅうと うるさいちょう』
絵本が置いているお店と言えば、ペンネンネネムだあしゑんかなどもあるけれど、こちらのお店もお気に入りになった。
(実は読書日記の中に絵本カテゴリを創っているほど絵本が好き☆)
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・難波(ミナミ)と日本橋の間、「絵本カフェ holo holo(ホロホロ)」にて。

ホルヘ・ルイス・ボルヘス、鼓直訳 『ボルヘス、文学を語る―詩的なるものをめぐって』 岩波書店 2002

まろまろ@今週末はtwitterでの話題から発展した1000円焼肉食べ放題に行きます☆

さて、『ボルヘス、文学を語る―詩的なるものをめぐって』ホルヘ・ルイス・ボルヘス著、鼓直訳(岩波書店)2002。

『伝奇集』などで知られるボルヘスが1967年~1968年にかけてハーヴァード大学のチャールズ・エリオット・ノートン詩学講義でおこなった講義録。
原題は“This Craft of Verse” (2000)。

ボルヘスといえば、ガルシア=マルケスと並ぶ20世紀を代表するラテンアメリカ文学者だけど、
小さい頃から英語を話す環境にあったこともあって、この講義も英語でおこなわれている。
(英文学からの引用も多いので、英語表現の勉強にもなった)

内容は、多くの引用を使いながら自説を展開する講義の中に、ボルヘスらしさがかいま見える。
たとえば、エマソンの「図書館は、死者らで満ちあふれた魔の洞窟である」を引用して、
読み手によって書物は「生命を回復することが可能」だと指摘しているところは興味深かった。
あくまで「書物は、物理的なモノであふれた世界における、やはり物理的なモノです。生命なき記号の集合体」だけど、
読者によって「すると言葉たちは息を吹き返して、われわれは世界の甦りに立ち会うことになる」としている。
<詩という謎>

また、ホイッスラーの”Art happens”を引用して、
“Art happens every time we read a poem” (われわれが詩を読むたびに、芸術はたまたま産まれる)
と付けくわえているところはボルヘスらしい”wit”だと感じた。
<詩という謎>

さらに自分自身の作家としての姿勢についても言及していて、
作家であることは「それは単に、自分自身の想像力に忠実であることを意味します」と言い切っている。
「私は作品を書くとき、読者のことは考えません (読者は架空の存在だからです)。
また、私自身のことも考えません (恐らく、私もまた架空の存在であるのでしょう)」。
「私が考えるのは何かを伝えようとしているかであり、それを損なわないよう最善を尽くすわけです」。
だから「私の考えでは、われわれは暗示することしかできない、つまり、読み手に想像させるよう努めることしかでない」としている。
<詩人の信条>

ちなみに、ボルヘスはこの講義の時にはすでに視力がほとんど失っていたので、メモを使わずに講義をしたとのこと。
ボルヘスの百科全書のような教養も感じられる一冊。

以下は、その他にチェックした個所(一部要約含む)・・・

○バイロンの”She walks in beauty, like the night”をその気になれば自分たちにも書けたかもしれないことについて
→しかし、その気になったのはバイロン一人でした
<隠喩>

○叙事詩で大事はのは英雄、小説の本質は人間の崩壊
<物語り>

○いい本を書くためには、恐らく、一つのきわめて重要でしかも単純なことが必要である
→その本の枠組みのなかに、想像力を掻き立てるような何かが存在しなければならない
<詩人の信条>

○意味などというものは重要ではない
→重要なのは音楽まがいのもの、語り口と呼ばれるもの
<詩人の信条>

○若者は不幸を好むものである(略)若者は不幸であるために全力を尽くす
→そして一般に、それに成功する
<詩人の信条>

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2010 2/11
文学論、詩論
まろまろヒット率3

新町街屋の「ボラのお造り」


新町街屋で、ボラのお造りをいただく。

ボラ(鰡、学名:”Mugil cephalus”)は、白身魚の中でもクセがある魚だけど、こちらのボラは皮をバナーで炙ってから刺身にしている。
それだけに、食べてみると炙られた香ばしさでクセは消えていて、ボラ本来の力強さを嫌味なく感じることができる。
魚の形をしたお皿も凝っていて、ひと手間をかけたお造りの美味しさを感じられる一品。

ちなみに、この新町街屋は名店として知られる新川にしやうらにしやなどと同じ系列の居酒屋。
ビールのグラスはキンキンに冷えている上に、お刺身の盛り合わせも冷やしたお皿を使っている。
一つ一つ、名店の流れを汲むことが伝わるお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・福島の「新町 街屋」にて。

茶寮 宝泉の「わらび餅」


京都の下鴨にある茶寮・宝泉でわらび餅をいただく。

この茶寮・宝泉は、和菓子司の宝泉堂が直営する茶寮。
お庭を眺めながらお茶と和菓子をいただくことができるのが京都らしいところ。

わらび餅は注文を受けてから15分前後かけて作る手間暇をかけたもので、お持ち帰りもできないのでここでしか食べることのできない。
食べてみると、単なるわらび餅とはまったく違って、モチーっとしてツルンっとした独特の食感。
きな粉の代わりに黒蜜が添えられているように、わらび餅本来の食感と美味しさを感じることができる一品。

また、茶寮だけあって、和風カフェとしても優れている。
和菓子を待っている間には、お茶と黒豆を出してくれたり、煎茶の入れ方を教えていただくこともできる。

これまでおとずれた中でも、1,2をあらそう京都らしいお店として印象深い。
すべてに京都らしさがあふれているので、「そうだ 京都、行こう。」(by JR東海)という感じで京都を旅行・観光する際にはオススメのお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・下賀茂(松ケ崎)の「茶寮 宝泉(和菓子処 ほうせん)」にて。

グリルアローンの「オムライス」


京都にある洋食屋さん、グリルアローンでオムライスをいただく。

お皿いっぱいに乗せられた見事な盛りのオムライスは、横幅も高さもあって実に迫力がある。
(チキンライスだけで二合もあるとのこと)
デカ盛りメニューなので大味にように見えるけれど、食べてみるとこれが美味しい。
チキンライスはさらっとしているし、包まれたオムレツも半熟なのでよく絡まるって丁寧に作られたことが伝わってくる一皿。

この他にもカツカレーライスはもデカ盛りだし、カニクリームコロッケもまるでシチューがそのまま入っているかのような巨大さ。
まさに京都を代表するボリューミーなお店。

ちなみグリルアローン(Grill Alone)という店名は、ツンドラーのリストにも通じるところがありますな(w
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・、京都市役所前の「グリル・アローン(グリル喫茶アローン)」にて。

ぜろ助の「グレンス」


炭火焼肉のぜろ助で、グレンスをいただく。

グレンスとは、牛のすい臓を意味する希少部位。
食べてみると、これが濃厚でとても美味しい。
「フォアグラのような味」とも言われているらしいけれど、フォアグラよりもニュルっとした食感で食べやすい。
とても気に入った部位。

ちなみに、このぜろ助はホルモン焼肉で知られる岩崎塾の系列店とのこと。
岩崎塾好きの特命係長プレイで知り合ったフフレに連れて行ってもらったお店でもある。感謝!
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・天満(天神橋筋五丁目)の「炭火ホルモン焼 ぜろ助(ゼロスケ)」にて。

まさいち屋の「カルビの炭火焼き」


立ち飲み屋さんのまさいち屋で、カルビの炭火焼きをいただく。

このまさいち屋は、「炭火立呑処」という看板をかかげているように網焼きの立ち飲み屋さん。
立ち飲みであっても、網焼きはお店の人が焼いて出してくれるのがポイント。

カルビの網焼きを食べてみると、脂の力に負けないしっかりとしたタレがまぶされていて美味しい。
他にも韓国風のおつまみが充実していて、特命係長プレイで知り合ったフフレの一押しということも納得するお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・天満(天神橋筋五丁目)の「炭火立呑処 まさいち屋」にて。