松阪市情報管理担当者研修会 「ソーシャルメディア基礎」の講師をつとめる

松阪市情報政策担当官として、平成24年度第3回松阪市情報管理担当者研修会「ソーシャルメディア基礎」の講師をつとめる※。

松阪市では平成23年10月にソーシャルメディア利活用宣言とガイドライン策定をおこない、ソーシャルメディアを積極的に位置づけている。
このため、情報管理担当者(各課1名ずつ=平成24年度は合計75名)の間での基礎知識と行政内での位置づけを共有する目的で実施した。

内容は、ソーシャルメディアとはどういうものか、現在どのようにして普及して社会的影響を与えているのかを解説して、
武雄市(佐賀県)での活用事例も紹介しながら、そのメリット・デメリットを含めて特徴を整理した。
まだ新しい分野、しかもソーシャルメディアを利用したことがない方もいたので、具体的事例とその意味づけのバランスを意識して構成。
最後は第1回情報管理担当者研修会「情報基礎~情報はなぜ大切なのだろう?~」を復習して、市民と行政との間に信頼関係を構築するために情報が大切ということを確認した。

ソーシャルメディア利活用宣言とガイドライン策定に続いて、この研修会によってソーシャルメディアの利活用はより鮮明な方向性を持つことになった。
これからも、こうした職員研修を含めた情報政策によって市民と行政との間の信頼関係を構築することへの貢献をしていきたい。

2012 5/30
出来事メモ

※:2012年5月31日 『中日新聞』朝刊・第20面 「ソーシャルメディア 松阪市職員が研修」

歌行燈本店の「地蛤うどん」


桑名にある歌行燈本店にて、地蛤うどんをいただく。

こちらのお店は泉鏡花の小説、『歌行燈』のモデルとなったことでも知られる明治10年(1877年)創業の老舗。
中でも、この地蛤うどんは桑名産の蛤を使った本店と桑名駅前店だけの限定品。

食べてみると、蛤の風味が口の中に広がる。
この蛤の風味は、お汁に通常の出汁と蛤から取った汁を1:1で合わせているからとのこと。
今では貴重となった桑名産蛤の風味を味わえる一杯。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県桑名市の「歌行燈」本店にて。

nanairo coffeeの「コーヒーゼリー」


桑名にあるnanairo coffeeで、コーヒーゼリーをいただく。

こちらのお店はもともと自家焙煎珈琲の挽き売り専門店がカフェも営業するようになったという本格派。
このコーヒーゼリーにも、もちろん自家焙煎珈琲が使われているので、風味が良い。
暖かい季節限定の一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県桑名市、サンフォーレの「nanairo coffee(珈琲)」にて。

かし文の「カレー中華」


松阪にあるかし文で、カレー中華をいただく。

いわゆるカレーラーメンに当たるものだけど、こちらのカレー出汁はとにかく濃厚!
これまで食べたことのあるカレー系麺類の中でも指折りの濃さで、カレー出汁というよりもカレーシチューに近い。
さらに、この濃厚なカレー出汁が麺が見えないくらいナミナミとそそがれている。
お話をお聞きすると、こちらのお店はかつてお菓子屋さんや製麺所などを経て、現在は4代目が麺類を中心としたお店を切り盛りされている。
このカレー中華は、現在の4代目からの新メニューとのこと。

ちなみに、このかし文のカレー中華は松阪のご近所さんとしてお世話になっている笠原さんから紹介していただいた。
濃厚な食べ応えと共に、街で愛される重みを感じる一杯。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市、愛宕町の「かし文」にて。

十升(トーマス)の「だし巻き玉子」


天王寺にある居酒屋の十升(トーマス)で、だし巻玉子をいただく。

こちらのだし巻き玉子は、上から特製のタレをかけているのが特徴的。
黄色と黒色とのコントラストがインパクトあるけれど、味の方は玉子と甘辛いタレが調和して優しい味わい。
一見するとギトギトしているけれど、実はマイルドという、大阪の文化を感じさせる一品でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・天王寺(阿倍野)の「十升(トーマス)」にて。

エレイン・N. アーロン、冨田香里訳 『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』 講談社 2000

渡邊義弘@「まろまろレシピ」充実中です☆

さて、『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』エレイン・N. アーロン著、冨田香里訳(講談社)2000。

ユング派の心理学者である著者が、とても敏感な人のことを、”Highly Sensitive Person” = “HSP” と定義付けて、
心理学的アプローチから捉え直す(reframing)ことを目指した心理学本。
原題は“The Highly Sensitive Person” (Aron, 1997)

僕自身も著者の定義でいう”HSP”に当たると思う節があり、本文で語られている・・・

外の世界から遠ざかっていることを喜びつつも、それを恥じる気持ちがいつもあった(略)
人から学ぶこと、自分の能力を認めてもらうこと、いろいろな人と出会うことなどの機会を自分から遠ざけていると感じていながら、
それまでのつらい経験から、私には無理なことだと諦めていた
<はじめに>

・・・という著者の心情や・・・

この本のテーマは、あなたの人生を、あなたの特徴である「敏感さ」をキーワードにして捉え直すということ(略)
失敗や傷ついたこと、恥ずかしかった場面などを、もっと冷静で客観的な目と温かい共感を持って新しく捉え直す
<第4章 子供時代と思春期を新しい目で捉え直す>

・・・という意図には共感したので、手に取ってみた。
読んでみると、”確かに思い当たることや、時には身につまされるような事例が解説されている。
中でも心に残ったのは・・・

自分を「恥ずかしがり屋」だと思うのは自己欺瞞である
<第5章 HSPの社会生活>

・・・と指摘しているところだ。
確かに神経の高ぶりを対面的要素に還元するのは安直だと素直に反省した。

ただし、本文で語られる相談階級としての”HSP”の歴史的役割や、治療への助言などは慎重に接したいと感じるところがあり、
ところどころに引っかかるところがあったのも事実。
新しい知識を身につけるというよりも、事例をゆっくりと読み進めることで、
内向的な特質と結果論的としての外向性=「アクティヴな引きこもり」な自分を見つめなおす機会とした一冊。

以下は、その他にチェックした個所(一部要約含む)・・・

○子供と動物ばかりを対象に研究していたら、心理学者は人間の考える力と人生経験の果たす役割を見過ごしてしまう
→大人は理屈がわかり、選択することができ、また選択したことをやり抜く意思力を備えているのだ
<第2章 さらに理解を深める>

○ちゃんとした「境界」を築くことを人生の目標にしよう
→「境界」はあなたの権利であり、責任であり、尊厳の源
<第3章 「敏感すぎるカラダ」の健康と生活>

○神経の高ぶりをコントロールする秘訣は、目新しい要素をなるべく排除すること
<第5章 HSPの社会生活>

○「自分の喜び」と「世の中のニーズ」との接点を探すこと
<第6章 HSPの仕事について>

○親密な人間関係というものは、お互いの影の部分を知り、それを受け容れようとか、変えようと決意した時に始まると言ってもいい
<第7章 HSPの恋愛と友情>

○気持ちの裏にある推測は間違っていることもあるが、気持ちそのものには正しいも間違いもない
→気持ちをきちんと聞いてもらえれば、問題は少なくなるもの
<第7章 HSPの恋愛と友情>

この本をamazonで見ちゃう

2012 5/21
実用書、心理学
まろまろヒット率3

「釜玉パスタ」

1:茹でたパスタにオリーブオイルと塩胡椒を加えて和える

2:皿に盛った1に卵黄を乗せる

3:卵黄をフォークで崩して、パスタと絡めながら食べる

ポイント:

日本は鶏卵の生食文化がある世界的に珍しい地域です。
生食用鶏卵が簡単に手に入る日本だからこそできるのがこのパスタ。
イタリアのカルボナーラよりも、鶏卵の美味しさを味わうことができます。
卵かけご飯と同じく、卵の固まり具合はお好みで。
お試しあれ☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪のまろまろハウスにて。

「オイルサーディンと長ネギの焼きそば」(レシピ)

1:オイルサーディンをオイルごとフライパンに入れ、鷹の爪を加えて軽く焼き目を付ける

2:1に笹切りにした長ネギを入れて火を通す

3:最後に焼きそば玉を入れて、塩胡椒で味を調える

ポイント:

「焼きそばの味は油で決まる」ということに気づいたので、一番好きな油の一つであるオイルサーディンの油の風味を活用したレシピです。
他のオイルサーディンのレシピと同じく、生臭さを消すために鷹の爪(唐辛子系)は必須です。
長ネギも油との相性が良く、火を通すと甘みが出ます。
お試しあれ☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪のまろまろハウスにて。

「黄黒ヨーグルト」

1:無糖ヨーグルトに、きな粉と黒糖をかける

ポイント:

きな粉(“黄”な粉)と”黒”糖のヨーグルトの略です。
きな粉の食感を残すように優しく混ぜながら食べると美味しいです。
お試しあれ☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪のまろまろハウスにて。