松阪市情報政策担当官として、平成24年度第3回松阪市情報管理担当者研修会「ソーシャルメディア基礎」の講師をつとめる※。
松阪市では平成23年10月にソーシャルメディア利活用宣言とガイドライン策定をおこない、ソーシャルメディアを積極的に位置づけている。
このため、情報管理担当者(各課1名ずつ=平成24年度は合計75名)の間での基礎知識と行政内での位置づけを共有する目的で実施した。
内容は、ソーシャルメディアとはどういうものか、現在どのようにして普及して社会的影響を与えているのかを解説して、
武雄市(佐賀県)での活用事例も紹介しながら、そのメリット・デメリットを含めて特徴を整理した。
まだ新しい分野、しかもソーシャルメディアを利用したことがない方もいたので、具体的事例とその意味づけのバランスを意識して構成。
最後は第1回情報管理担当者研修会「情報基礎~情報はなぜ大切なのだろう?~」を復習して、市民と行政との間に信頼関係を構築するために情報が大切ということを確認した。
ソーシャルメディア利活用宣言とガイドライン策定に続いて、この研修会によってソーシャルメディアの利活用はより鮮明な方向性を持つことになった。
これからも、こうした職員研修を含めた情報政策によって市民と行政との間の信頼関係を構築することへの貢献をしていきたい。
2012 5/30
出来事メモ
※:2012年5月31日 『中日新聞』朝刊・第20面 「ソーシャルメディア 松阪市職員が研修」