いふうの「雲丹ご飯」


中目黒にある割烹のいふうで、雲丹ご飯をいただく。

この雲丹ご飯は、注文を受けてから生雲丹と生米を使って土鍋で作られる炊き込みご飯。
食べてみると、雲丹特有の磯の香りをご飯がほどよく吸い取って、生雲丹よりもずっと優しい味わいになっている。
熱烈なファンがいるということもうなずける一品。

ちなみに、こちらのお店はカンボジア道中で出会った方に連れて来ていただいた。
中目黒で初めて訪れたお店でもあり(当然ながらごはん日記にも初登場)、ご縁に感謝したひととき☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

東京都目黒区、中目黒の「割烹・小料理 いふう」にて。

パスタソースキッチンの「松阪牛だけのボロネーゼ」


松阪にあるパスタソースキッチンの松阪牛だけのボロネーゼをいただく。

このパスタソースキッチンは、D`s actを立ち上げたメンバーが展開する、手作りパスタソース販売の専門店。
今回購入した松阪牛だけのボロネーゼは、文字通り松阪牛を100%使った妥協のないパスタソース。
このソースと相性が良いとスタッフさんにオススメされたファルファッレ(Farfalle)を合わせて購入して、説明書通りに作ってみたのが写真。

食べてみると、これが美味しい。
松阪牛の美味しさの特徴である牛肉の甘みと深みが直接的に伝わって来る味わいで、素材の良さと丁寧な作りの調和が感じられる。
松阪発祥の松阪らしさがつまったソース。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「パスタソースキッチン」にて。

とんぼの「りんごの串かつ」


松阪にある串かつ専門店のとんぼで、りんごの串かつをいただく。

いわゆるスイーツ串かつで、アップルパイのように火が通ったりんごは柔らかくなって、とろっとした甘みを感じることができる。
ちなみに、こちらのお店の衣は懐かしい気がしたのでお聞きすると、大将が修行した先の大将は、大阪を代表する串かつ専門店の一つ、八重勝で修行されていたとのこと。
(八重勝の孫弟子に当たる)
大阪の味が松阪まで伝播していることが感じられるお店でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「串かつ とんぼ」にて。

山里の未来研究会の「山里の未来汁」


山里の未来研究会の山里の未来汁をいただく。

山里の未来汁とは、鶏肉のつみれ、白菜、大根、人参、ゴボウ、ネギ、チンゲン菜、里芋、コンニャク、干し大根、干し椎茸、畑シメジ、柚子などの山里で採れた具材を詰め込んだ豆乳汁のこと。
松阪の山里(中山間地)の活性化に取り組んだ山里の未来研究会の研究員のみなさんがアイデアを出し合って産み出したオリジナル・メニューでもある。
(詳しい経緯と現状はこちら)
今回は、山里の未来研究会の元研究員を中心とするボランティアのみなさんが、松阪市飯南町で開催された伊勢本街道交流ウォークの昼食会で振る舞っていただいた。

食べてみると、具材の力強さと豆乳の優しさが調和していて、山里の食材の豊かさが感じられるものになっている。
しかも今回は「妙見さんの水」と呼ばれる宇気郷地区の湧き水が使われているとのこと。
手間暇と愛情が込められた、山里の未来を輝かせる一杯。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の飯南産業振興センターで開催された伊勢本街道交流ウォーク昼食会にて。

長新の「まつかさ餅」


多気町にある長新のまつかさ餅をいただく。

三重には江戸時代から続く和菓子店がいくつもあるけれど、こちらのお店も元禄年間(1688年~1704年)創業の老舗の一つ。
店舗は伊勢本街道と熊野街道が分岐するポイントにあり、江戸時代にはお伊勢参りや熊野詣の旅人で賑わったとされている。

その長新の名物がこのまつかさ餅で、黒砂糖のあんをお餅でくるみ、さらに餅米を粒のままのせて蒸している特徴的な生菓子。
食べてみると、黒砂糖あんと柔らかなお餅が一体感のある食感で、ぷつぷつした粒の餅米も良いアクセントになっていて美味しい。

ちなみに、賞味期限は当日中、しかもすぐに固くなってしまうので「できるだけ早く」(女将さん談)に食べる必要があるので、周辺地域以外ではあまり知られていないレアな一品でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県多気町(相可)の「まつかさ餅 長新」にて購入。

せいわの里 まめやの「まめや定食」


多気町にあるせいわの里 まめやで、農村料理バイキングをいただく。

こちらは農業法人せいわの里が直営する農村料理レストラン。
バイキング形式のランチも有名だけど、14時からはバイキングメニューを使った定食がいただける。
(500円と1000円の2種類ある中で、今回は1000円のものを選択)

このまめや定食は、まず小鉢の種類が豊富さに驚かされるけれど、そのどれにも地元産の野菜が使われているのが特徴。
お話によると「地元で採れた野菜を地元の味付けで調理しているだけ」とのことだけど、どの小鉢もしっかりとした味付けで美味しい。
中でも、ヌタと白和えが特に美味しく感じられた。
(ヌタの味噌も、白和えの豆腐も、やはり地元で作られたものを使っているとのこと)
農村の自律、地産地消という意義に加えて、美味しさと満足度の高さがリピーターが多いこともうなずける。
農村活性化の事例としてもよく取り上げられる、三重を代表するお店でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県多気町(勢和)の「せいわの里 まめや」にて。

かどやの「牛かつ丼」


松阪にあるかどやで、牛かつ丼をいただく。

こちらのお店は焼肉店だけど、昭和33年(1958年)の創業時は食堂だったとのことで、今でも食堂の頃のメニューが残っている。
特に、このかつ丼は、食堂時代からの名物メニューとのこと。
豚、鶏、牛から選ぶことができる中で、今回は牛を選択。

卵とじがふわふわに泡立てられている特徴あるかつ丼で、クリーミーな卵とじとご飯とがよく絡まって食べやすい。
お店のスタイルは変わっても生き続ける名物という点でも興味深かった一品。

ちなみに、本業の焼肉も塩カルビなどが美味しい。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「焼肉 かどや」にて。

いろはにほへとの「ラーメンサラダ」


居酒屋のいろはにほへとで、ラーメンサラダをいただく。

こちらのお店は北海道を中心に展開する居酒屋チェーン店なので、北海道に関連のあるメニュー構成が特色。
ラーメンサラダ(ラーサラ)は、ご当地メニューの一つで、北海道の居酒屋や学校給食の定番として知られている。
(このまろまろ記にもこれまでかんろなどが登場)
よく混ぜて食べてみると、ツルツルとした冷やしラーメンの食感と野菜がよく合う。
冷やし中華ではなく、あくまでもサラダなので、野菜をしっかりといただけるのも嬉しい一皿。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「いろはにほへと」松阪店にて。

松阪農業公園ベルファームの「松阪牛炊き込みご飯」


松阪農業公園ベルファームの松阪牛炊き込みご飯をいただく。

この松阪牛炊き込みご飯は、松阪農業公園ベルファームが直営する農場バーベキューレストラン、Mow & Buu(モー・アンド・ブー)」で手作りされているお持ち帰り専用のお弁当。
松阪牛はもちろん、お米も松阪産のものが使われているという地産地消のこだわりぶり。
さらに付け合せにも松阪牛のしぐれ煮が添えられているのが嬉しいところ。

食べてみると、名前や見た目から想像したものよりもずっと優しい味。
松阪では炊き込みご飯のことを「味ご飯」と呼ぶことがあり、関西風の「かやくご飯」に比べると濃い味付けがされていることが多いけれど、自然な味わいを大切にする松阪農業公園ベルファームのお弁当だけあって関西風を思い出す味付け。
そんな優しい味の中にも、松阪牛のしっかりとした味が感じられて、松阪の食材の豊かさを感じられるお弁当になっている。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の松阪農業公園ベルファーム内、「松阪商会」にて購入。

ガーデンカフェ・ルーベルの「野菜ソムリエの手づくりランチ」


松阪農業公園ベルファームの中にあるガーデンカフェ・ルーベルで、野菜ソムリエの手づくりランチをいただく。

この野菜ソムリエの手づくりランチは、同じ敷地内にある地元農産物直売所(ベルファーム農家市場)の野菜を中心にワンプレートに、この日は、ベルファーム農場で採れた大根のステーキ、ベルファーム農場で採れた大根の梅酢マリネ、ワラサの唐揚げ、季節の和え物、牛のしぐれ煮、サラダが盛られている。
このワンプレートに、一志産米を使った雑穀ご飯(大盛り)と松阪産赤菜、ミネストローネが付き、さらに食後には手作りデザートと度会産の紅茶をいただけるという大満足の構成になっている。
(中でも存在感を出しているベルファーム農場で採れた大根のステーキが美味しく感じられた)
美味しさと共に、地産地消というコンセプトもよく伝わってくるランチ。

ちなみに、こちらのお店には第7回松阪ソーシャルメディア朝会松阪農業公園ベルファームの広報担当の方が参加されてご紹介を受けたので、都合の合う方々でおとずれたお店でもある。
その地域の魅力を情報交換して、交流し、発信する朝会(朝オフ会)の理念を体現したという意味でも意味深いひと時。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の松阪農業公園ベルファーム内、「ガーデンカフェ・ルーベル」にて。

追記:店名である「ルーベル」の綴りはフランス語で緑を表意味する”Le Ver”。
発音は[levə:t]なので、カタカナ表記だと「ルベール」だけど、松阪農業公園ベルファームにあるお店ということで、あえて「ルーベル」にしたとのこと。
日本語は子音が少ないのでカタカナ表記にこだわりすぎるのは良くないと常日頃から思っていただけに、こうした遊び心にも好感が持てた。