ナマステの「ハイデラバーディ・ビリヤニ」と「チキン・ハイデラバーディ」

一枚目:「ハイデラバーディ・ビリヤニ」
南インドのハイデラバード地方の名物料理。ハイデラバーディ・カレーでインディアン・ライス(長粒米)を炊き込んだインド風炊き込みご飯。
食べてみるとインディアン・ライスがしっとりとカレーを吸い込んでいて、かみしめるほどに口の中に風味が広がる。
このビリヤニは日本ではまだ一般的ではないことと、注文してから30分はかかるということもあってメニューには載っていない。このお店のオーナーがハイデラバード出身と判明したときに同席した人が注文してくれた一品。カレーマスターとの同席の役得ですな(^_^)v
ちなみにこの日いただいた料理の半分くらいはメニューに載っていないものを同席した人が聞き出して注文してもらったもの。同席した人とオーナー店長とのやりとりを見る僕は、あたかもニュータイプ同士の高度な戦いをかいま見るアースノイド(重力に心奪われし者)の気分だった(w
この日注文した裏メニューの数々は同席した人の記事に詳しい。


二枚目:「チキン・ハイデラバーディ」
ハイデラバード風のチキンカレー。こちらはビリヤニと違ってメニューには載っているけれど、知名度が低いので注文されることは少ないらしい。
(メニューでの表記は「ハイデラバディ」)
真っ赤な色合いが特徴的で、食べてみると確かにスパイシー。ただし、すっきりしているので辛さは後に残らない。唐辛子の辛さでなく風味を感じさせてくれる一品として気に入った。

友人である「お気に入りのカレー屋さん500」のたあぼうさんが大阪出張で来阪したのでカレー開拓をご一緒する。奇しくも12月24日だったので聖夜のカレーになった。あえて名付けるなら「聖夜のイヴカレー」ですな(^_-)

いつもは人気店として知られているらしいけど、クリスマス・イヴの夜ということもあってお客さんはまばら。20時を過ぎた頃は貸し切り状態になった。人が少なくなると話題は自然とお互いの情報発信者としての話に。特にたあぼうさんはコンテンツ創造科学Webコンテンツ研究会で発表をしてくれたこともあるように、その発信者としての哲学性やポリシーは示唆に富む内容ものだった。

思えばこれまでツンドラーのリストまろじぇくとXなどをやってきたことはあるけれど、イヴの夜に男二人で食事をするのは生まれてはじめて。示し合わせたようにお互いプレゼントを持ってきたのでプレゼント交換にまで発展した(w
家族の関係で大阪に引きこもった今年のイヴにこんな機会があるとは思わなかった。
そんなMerry Chirstmasに感謝!

大阪・心斎橋(南船場)の「Indian Restaurant namaste(インド料理 ナマステ)」にて。

コメダ珈琲店の「シロノワール」


名古屋発祥の喫茶店コメダの名物シロノワールをいただく。暖かいデニッシュの上にソフトクリームがのったもので、迫力がある見た目。少し溶けたソフトクリームをデニッシュにからめて食べると甘さが口の中にひろがる。さらにメープルシロップが添えられているので途中でかけると、より一層甘さが引き立つ一品。
ちなみに名古屋の人はクリーム系が好きみたいですな。
名古屋駅地下街エスカ内の「コメダ珈琲店(コメダコーヒー)」にて。

驛釜きしめんの「きしめん」

名古屋の人にきしめんを案内してもらう。麺類が好きだけど、関東や関西ではきしめんはほとんど見かけないので、東海ごはんはもちろん、ごはん日記にも初登場。
出てきたのはやはり醤油ベースの出汁に入った平べったいきしめん。食べてみるとむにっとした食感が感じられる一杯。
名古屋駅コンコースの「驛釜きしめん(駅釜きしめん、えきがまきしめん)」にて。

「アパ名古屋丸の内温泉 アパヴィラホテル名古屋丸の内駅前」 (温泉)

泉質:単純温泉

名古屋の丸の内にある温泉付きビジネスホテル。
日帰りとしては入ることができず宿泊客のみ利用することができる。
施設としては大阪にある同じグループの「アパ淀屋橋温泉 アパヴィラホテル淀屋橋」とほぼまったく同じ。

温泉としては可もなく不可もないけれど、やはり残念なのは宿泊客としてはお風呂コアタイムの0時~6時の間が清掃によって入れないことだ。
この点はとても残念で、同じ名古屋市内の温泉付きビジネスホテルとしては「三蔵温泉 名古屋クラウンホテル」の方に軍配があがる。

2007 12/23
ぷかぷかお風呂日記
まろまろヒット率2

すしダイニングの「伊勢エビのにぎり寿司」

三重をおとずれたので、東海ごはんのネタにもなる三重らしい食材を使ったお鮨として伊勢海老の握り寿司をいただく。伊勢えびをご飯と一緒に食べたのははじめてだったけど、食べてみると実に美味しい。伊勢エビの甘さとぷりぷり感が想像以上にシャリとマッチしていた。ぷりっとした食感の後に甘味が広がる一品。まさに三重らしい寿司ネタですな。
ちなみにこのお寿司は読書日記の過去ログによく登場する服部靖弘と一緒に食べたもの。気兼ねない相手との会食はリラックスしますな。
三重県津市の「魚菜 すしダイニング」にて。

大口屋の「餡麩三喜羅」(麩まんじゅう)

文政元年(1818年)創業の名古屋の老舗和菓子屋さん、大口屋で餡麩三喜羅をいただく。餡麩三喜羅とは、「あんぷさんきら」と読む麩饅頭のこと。
食べてみると、もっちりとしたお麩の中にはかなり軽めのこしあんが入っている。もちもちした食感と口どけの軽さが両立されている一品。
山帰来(別名サルトリイバラ)の塩漬けに包まれているので、その塩味と香りもアクセントになっている。
ちなみにこの麩まんじゅうはコンシェルジュの人から助言を受けて購入したものだけど、さすがコンシェルジュは外しませんな(^_^)v
名古屋駅、松坂屋1階の「大口屋(おおぐちや)」にて購入。

REGNIE(レニエ)の「モンブラン」

cafe Tanakaと共に名古屋を代表するパティスリー・レニエで、これまたcafe Tanakaと同じくモンブランを購入する。店員さんからオススメされたもので・・・(モンブラン好きというのもあった)。
今回はXmas期間でモンブランのスタイルもXmas仕様になっているけれど、クリームなどは普段と同じく中津川の栗を使用しているとのこと。
食べてみると甘さに角が無く、自然な甘さに感じた。cafe Tanakaが豪勢ならこちらは静寂な味ですな。
名古屋駅、高島屋(タカシマヤ)地下の「REGNIE rive gauche(レニエ・リヴゴーシュ)」にて購入。

Cafe Tanaka(カフェタナカ)の「モンブラン」

上飯田に本店がある名古屋を代表するパティスリー・タナカで、一押しというモンブランをいただく。食べてみると栗の濃厚さがはっきりと感じられた。濃厚な上にリキュールも効いているのでずっしりとした満足感がある。
ちなみに甘栗についている金箔は別にいらないと思ったけど、それもまた名古屋らしいところなのかも(w
名古屋駅、高島屋(タカシマヤ)地下の「Patisserie Cafe Tanaka(パティスリー・カフェ・タナカ)」にて購入。

北方謙三 『破軍の星』 集英社 1993

東海ごはんカテゴリを創設した、まろまろ@東海地方のみなさんよろしくお願いします(^_^)v

さて、『破軍の星』北方謙三著(集英社)1993。

南北朝の動乱期、公家の北畠顕家は16歳で奥州に赴任する。
卓越した指揮能力で奥州を安定させ、朝廷に反旗をひるがえした足利尊氏を打ち破るのだが・・・

21年という短い人生でありながら、南北朝の時代に名を残した北畠顕家をえがく歴史小説。
実はかつて通っていた高校が北畠顕家の所縁のある場所にあり、近くには北畠という地名も残っていたので、
北畠顕家についてはその鮮烈な人生を含めてずっと気になっていた。
この北畠顕家を含めて南北朝時代は魅力的な人物や素材が豊富だけど、いろいろな大人な事情から取り上げにくい時代でもある。
この本はそんな南北朝時代を題材とした小説を書いている著者の一冊として手に取った。

読んでみると朝廷側(南朝側)の人間ということもあって、苦悩する面が強調されていた。
同じ著者の同時代をえがいた『道誉なり』(佐々木道誉)、『悪党の裔』(赤松円心)などは北朝側ということもあって
読んでいてある意味で爽快感を感じたけれど、この本は全体的に切ないトーンでえがかれている。
したたかに生き残った人間の生々しい力強さと、殉じた人間の美しさの違いが表現されているのだろうか。

ちなみにこの本は名古屋の駅ビル・タワーズのスタバで読み終えた。
最後のページは切なくて、これから人と会うというのにひたってしまった(w

この本をamazonで見ちゃう

2007 12/22
歴史小説
まろまろヒット率3

シャポーブランの「モーニング・バイキング」

名古屋の温泉付きビジネスホテルに泊まったので、朝食は名古屋名物の喫茶店のモーニング・バイキングにする。このシャポーブランはドリンクを頼めばパンが食べ放題になるスタイル。同じ系列でモーニングサービスをしているベルヘラルドと同じように甘い菓子パンが中心だけど、10分おきにサンドイッチも供給される。ただし、サンドイッチはすぐになくなるので注目しておくことが必要(w
名古屋駅地下街サンロード店の「シャポーブラン」にて。