僕が研究会長をするコンテンツ創造科学のWebコンテンツ研究会がスタートする。
Webコンテンツはデジタルコンテンツの中でも今後大きな成長が期待される分野だ。
Webではコンテンツの創造と流通がほぼ同じなので、他のコンテンツタイプと比べて参入障壁が低く、
アマチュアとプロフェッショナルの境界線が曖昧になるほど多様なプレイヤーにめぐまれている。
そんな躍動しているWebコンテンツなのに(だからこそ?)、コンテンツ創造科学では手薄なのを残念に思っていた。
そこで許可をもらって去年やった「お気楽 無世代まろり場」のアカデミック版という感じで研究会を立ち上げてみた。
第1回はカレーブロガーとして有名なたあぼう(島津忠承)さんに発表してもらった。
彼を第1回目の発表者として選出した利用は・・・
1:Webコンテンツにおいて食べもの系コンテンツの占める位置は大きく、この方向性はさらに進展している。
2:マスコミ勤務を続けながらブログ発信する立ち位置から、マスメディアとパーソナルメディア両方を熟知している。
3:時にシビア過ぎると思う冷静な視点で語ることができ、よくある単純なネット賛美論or否定論とは無縁な人物である。
・・・の主に3点からだ。
研究会当日は「読者を巻き込むほどWebは化ける-ブログ書きと雑誌記者の立場でみた各メディアの違い・可能性」というお題で発表してもらった。
話の流れも自分のブログ活動紹介という具体例からはじまって、Webコンテンツと他のメディアとの対比という大きな話になり、
再び自分のブログ活動の課題や方針という具体的な論点に戻るという実にわかりやすいものだった。
発表内容もさることながら質疑応答での議論も盛り上がったのが、マネイジした人間としてほっとした。
(議事録、メモはとりあえず非公開)
ちなみに終わってからの懇親会は当然のごとくカレー屋さんに行ってみる。
Webコンテンツの情報交換や課題点の議論を思い切りできた充実した半日だった(^_-)
今後はビジネスよりの発表(ぷりん)や、携帯コンテンツの発表(ゆうこりん)もしていく予定。
2006 3/25
出来事メモ、まろまろ研究