伏見の「鯖寿司」

古都・京都のお鮨といえば、何と言っても鯖寿司。若狭湾の小浜から京都まで続く鯖街道の名前が残るように、京都のを代表する味として高級な老舗の名店も多い。そんな中で、三条京阪の裏手にある居酒屋「伏見」の鯖寿司は手作りの家庭的な鯖寿司を出してくれることで知られている。この鯖寿司は店内で棒寿司として出されたものだけど、食べきれなかったのでお持ち帰りしたもの。
(最初からお持ち帰りとして販売もしている)

食べてみるとシメに使う昆布をそのまま食べるスタイルになっているので、昆布のネバネバ感が強く感じられる。
昆布も一緒に食べるのでサバの臭みはまったくない。酢飯もたっぷりと入っているまさに京都の家庭の味。

ちなみにこの鯖寿司を購入した「伏見」は京都でも屈指の老舗の大衆居酒屋。
甲高い声の人お断り・一時間以内に退出・店内撮影禁止という実にストイックなお店で、さらにツンデレなおばちゃんがおつまみを盛んにすすめてくる。どんなにすすめられてもいらないものはにっこりとかつ毅然にお断りしながら飲むという個性的なお店。
ただし、おつまみはどれもボリュームがあって美味しい。特に山盛りの野菜天ぷらがオススメ。
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・三条京阪近くの「味の店 伏見(ふしみ)」にて購入。

檸檬プレイ;八百卯フルーツパーラーの「レモンジュース」


梶井基次郎の代表作『檸檬』の舞台となった「寺町の果物屋」=八百卯(やおう)が、小説の頃と同じ場所で現存している。さらに2階はフルーツパーラーになっているので、檸檬プレイとして訪れる。
せっかく来たので小説と関連性のあるレモンのメニュー、レモンジュースを注文。飲んでみるとフレッシュレモンを100%使っているので実にすっぱい。ちょっとずついただきながら寺町通りを眺めて『檸檬』のプロットを思い出す。
ちなみにこの写真はごはん日記のアングルに一過言あるという同行のMO-Rina(モリナ)が撮影。

この時点では『檸檬』は確かに読んだことがあるけれど、それは読書日記をはじめる前(1995年4月以前)のことで記録は残っていないと勘違い。良い機会と思って帰りに本屋さんで『檸檬』を買って、祇園のスターバックスで読み返してみた。
帰ってきて読書日記を確認すると、1999年7月16日に『檸檬』を読んでちゃんと記録を残していたことが判明(^^;(うっかりさん)

勘違いをきっかけにして約8年半ぶりに読み返した『檸檬』は、かつてと同じく、何ということも無いプロットと終始陰鬱なトーンなのに読後感で嫌な感じは無かった。それが8,9年くらいの周期で読み直したいと思うようになる秘訣なんだろう。
ごく短い文字数でそんな影響を与えた梶井基次郎が心憎い(w
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・寺町通り(京都市役所裏手)の「八百卯(YAOU、ヤオウ)フルーツパーラー」にて。

追記:残念ながら閉店されたとのこと。

Angelique Chiba(アンジェリック・チバ)の「マカロン・ポンム」


パリにあるパティスリー”Salon de The Angelique”の日本第1号店にして現時点では唯一のお店が京都大丸に入っているのでおとずれる。このお店はAngeliqueのパティシエ千葉好男(ちばよしお)さんの名前を取って”Angelique Chiba”と名付けられている。
こちらの名物というマカロン・ポンムは普通のマカロンの倍以上の大きさはある。さらに名前の通り、中にはリンゴのリキュール漬けがゴロゴロと入っているという限りなくケーキに近い一品。
食べてみるとさっくりとした表面、もっちりとした中身、さらに洋酒の効いたりんごが三重奏になって口の中に広がる。単なるマカロンを越えたスイーツ。
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・四条烏丸の京都大丸店地下「Angelique Chiba(アンジェリック・チバ、アンジェリークではない)」にて購入。

カリカリ博士の「たこ焼き」

京都の台所、錦市場にあるたこ焼き屋さん、カリカリ博士でたこやきをいただく。カリカリ博士とは「カリガリ博士」とは何の関係もないらしく、その名の通りかりかりしたたこ焼きを売りにしている。
実際にいただいてみるとかなり大振りなたこ焼きで、猫舌な僕にはキツイくらいいつまでも熱々さが保たれているたこ焼きだった。
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・錦市場の「たこ焼き カリカリ博士」にて購入。

錦もちつき屋の「きな粉のおはぎ」

京都の台所、錦市場をてくてく。途中で見つけたお餅専門店「もちつき屋」で、おはぎをいただく。あんこときな粉があるけれど、よく出ているということできな粉のおはぎをいただく。
食べてみると、半突きの(半殺し)のおはぎなのでお米の粒の食感がかなり残っているものだった。口の中でほぐれる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・錦市場の「錦・もちつき屋」にて購入。

こ豆やの「くみあげ湯葉丼」

こ豆やで湯葉る。このお店は京都の湯葉の老舗・上田湯葉店の直営店で、生湯葉料理を中心とした湯葉の専門店。湯葉丼は、よくあるあんかけとじ湯葉丼とくみ上げ湯葉丼の二種類がある。汲み上げ湯葉丼を選択すると、出てきたのはとろっとしたトロロのような湯葉の丼。卵黄とまぜながらいただくと、まるでトロロのような食感。淡泊な味だけど、ご飯に醤油味がついているのでバランスのよい一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・四条烏丸の「ゆばんざい こ豆や(こまめや)」錦店にて。

Chez La Mere(シェラメール)の「バルカノ」

原始まろみあんの一人で、まろまろキャラクター・アドヴァイザーのMO-Rina(モリナ)と京都めぐり。
まずは京都の寺町が発祥のパティスリー、Chez La Mereのバルカノをいただく。バルカノ(volcan)とはフランス語で火山の意味。その名の通り、火山のような巨大なパイシュー・ケーキ。写真のように手におさまりきらないほどのメガサイズ。
中にはクリームもたっぷりと入っていて実にボリューミー。好みとしてはバニラビーンズをもっと効かせてもらえると最後まで美味しく食べられると思った。
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・烏丸、大丸地下の「Chez La Mere (シェラメール)」にて購入。

草月の「牛肉のパイ包み」

大阪のミナミにある老舗のフレンチレストラン、草月をおとずれる。外見は喫茶店のようだけど、中に入ってみると奥行きがあって落ち着いた雰囲気の店内。
注文した日替わりランチ・コースではお魚・お肉・ビーフカレーの三つから選ぶことができる。カレーがネタ的に面白そうだったけれど、イヴカレーを食べたところだったのでここはお肉料理を選択。
本日の肉料理は「牛肉のパイ包み焼き」だった。丸みを帯びたパイ生地をさっくりと切ってみると中には牛肉のペーストが詰められている。赤身の残るレアなミートローフのような食感だけど、フォアグラが刻まれて盛り込まれているので濃厚な味わい。店内の雰囲気やオーソドックスなフランス料理を含めて、最近流行のビストロではなく古き良きレストランというべきお店。
大阪・大国町(なんば近く)の「フランス料理店 草月(そうげつ)」にて。

Reve de Chef(レーブドゥシェフ)の「イチゴのショートケーキ」

神戸の垂水が発祥のパティスリー、Reve de Chefのイチゴのショートケーキをいただく。こちらの苺は二郎苺を使っている。二郎と言ってもラーメン二郎とは何の関係もなく(w、神戸の二郎(にろ)地区で生産されたイチゴのこと。酸味のある苺とオーソドックスなスポンジケーキとの相性が良くて、最後までさっぱりといただける。
ちなみにクリスマス版としてサンタさんが載っているのもいいですな。
大阪・難波(なんば)、高島屋地下の「Reve de Chef(レーブドゥシェフ)」にて購入とのこと。

大阪名物;「家のたこやき」


クリスマスと言うことで家族でたこ焼きパーティる。大阪では一家に一個たこ焼き器があるという都市伝説があるけれど、確かに当たらずとも遠からず。それぞれ家によっては好みの焼き方があるけれど、我が家はパリっと香ばしく焼き上げるのがお好み。表面をパリっとすると中身のクリーミーさが強調されて美味しい。家たこ焼きは故郷の味ですな。
値段:プライスレス(w
大阪・芦原橋の祖母邸にて。