ミヒァエル・エンデ&マンフレット・シュリューター&ヴィルフリート・ヒラー、虎頭恵美訳 『おとなしいきょうりゅうと うるさいちょう』 ほるぷ出版 1987

今年は読書日記ごはん日記お風呂日記とのリンクを意識しようと思う、まろまろです。

さて、『おとなしいきょうりゅうと うるさいちょう』ミヒァエル・エンデ著、マンフレット・シュリューター絵、ヴィルフリート・ヒラー曲、虎頭恵美訳(ほるぷ出版)1987。

元気一杯の恐竜は、「おとなしいきょうりゅ」と名付けられた元気さを失ってしまった。
一方、静かさを愛する蝶は、逆に「うるさいちょう」と名付けられて落ち込んでしまう。
蝶は恐竜と会ってお互いの名前を交換する契約をかわそうと思い立つ・・・

『はてしない物語』(『ネバーエンディングストーリー』)や『モモ』で知られる児童文学作家、ミヒャエル・エンデが原作の絵本。
絵本カフェ holo holoさんにおじゃました時に見つけて読んだ一冊で、原題は“Der Lindwurm und der Shmetterling” (1981)。

内容の方は、名前を付けられることで受けてしまうidentityの揺らぎと、その克服をテーマとしている。
エンデ自身も名前のことで小さい頃からからかわれてきたことを、あとがきで書いているように、
誰もが一度は通る道でもあるので興味深いテーマだった。
(Endeはドイツ語で終わりを意味する)

また、この絵本のために作曲がされていて、場面ごとに楽譜が入っているのも興味深かった。
特に効果音などは、さりげなく絵の一部として溶け込んでいるところが面白い。
(作曲家も著者と並んでちゃんと名前が載っている)
エンドのテーマと共に、新しいスタイルへの意欲が感じられる絵本。

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2010 2/12
絵本
まろまろヒット率3

“ミヒァエル・エンデ&マンフレット・シュリューター&ヴィルフリート・ヒラー、虎頭恵美訳 『おとなしいきょうりゅうと うるさいちょう』 ほるぷ出版 1987” への2件の返信

  1. >えほんうるふさん

    そうそう、楽譜を絵の中にまぎれこませているのは、斬新な感じがしました。
    機会があれば、ぜひそちらのサイトでも取り上げてみてくださいな☆

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