異色屋 TUBOMAN(つぼ万)の「おまかせ おーどぶる」


神戸の水道筋商店街にあるTUBOMANをおとずれる。

このTUBOMANは、「バラックのシェフ」とも呼ばれるフランス料理出身のマスターが一人で切り盛りする屋台風のお店。
「異色料理」を名乗っているように、「ばん・ぶらんそーす」などのフランス料理メニューもあるけれど、「豚足のとんこつ煮焼き」や「烏賊墨ぱすた真黒け」などの創作料理が充実している。
(メニュー名もひらがなで統一されている)

写真は、この日のおまかせ・おーどぶる。
ヒラメのマリネ、マグロのホホ肉、魚のホルモン(胃袋など)を盛り合わせた後に、包丁でカットアートしたキュウリが添えられている見た目も鮮やかな一皿。
食べてみると、質の良さが感じられて、シェフの心意気が伝わってくるように思えた。
他のメニューも味と盛りつけの両方が良くて、今まで食べたことのある創作系料理の中で一番美味しいと感じられたお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

神戸・王子公園の「異色屋 TUBOMAN(つぼ万)」にて。

ぼるどー亭の「対馬地鶏のシャンパン風味クリームソース」


フランス料理店のぼるどー亭で、対馬地鶏のシャンパン風味クリームソースをいただく。

この対馬地鶏のシャンパン風味クリームソースは、地元農家(島中農園と小寺農園)の、水菜、小松菜、ルッコラを使っている地産地消の一皿。
食べてみると、見た目よりもソースが軽くて彩り豊かな野菜の美味しさを感じられた。

フランス料理は重たい印象を受けることが多いけれど、こちらのお店は炊き込みご飯をコースに入れるなどの日本人向けの工夫がされていることが好感が持てる。
まろまろと今日ももぐもぐ。

尼崎、武庫之荘の「創・仏蘭西料理 ぼるどー亭(ボルドー亭)」にて。

深川宿の「深川めし」(深川丼)


深川で、深川めしをいただく。

深川めし(深川飯)とは、アサリの味噌汁をご飯にかけたぶっかけ飯のこと。
江戸の漁師町として栄えた深川の漁師たちが食べていたことから、深川名物として知られる。
炊き込みご飯スタイルのものが駅弁などで見られるけれど、もともとは汁かけ飯が深川めし。
(最近は炊き込みご飯の方を深川飯、ふっかけご飯の方を深川丼と呼ぶこともあるとのこと)

この深川めしは、中学生の時に『美味しんぼ』第85話「下町の温もり」(第15巻収録)で紹介されいてたのを読んで以来、ずっと気になっていた。
今回はたままた深川の近くに宿泊することになったので、江戸深川資料館の向かいにある深川めし専門店の深川宿でいただく。
アサリは国産の生のものにこだわっているとのことで臭味は無く、濃厚な味噌汁のぶっかけ飯はしっかりとした味わい。
ただし、漁師のファーストフードだった深川めしが、現在ではいい値段(1890円)がするのは時代の流れですな。

まろまろと今日ももぐもぐ。

清澄白河、江戸深川資料館の向かいの「深川宿(ふかがわじゅく)」にて。

コンフォートホテル東京清澄白河の「朝食バイキング」


コンフォートホテル東京清澄白河で、朝食バイキングをいただく。

このコンフォートホテルは、世界展開を進めるチョイスホテルズのブランドの一つ。
サンシャインブレックファースト(Comfort SUNSHINE BREAKFAST)と呼ばれる朝食バイキングは、ワンプレートの上に朝食メニューをのせていくスタイル。

バイキングのメニューはごく簡単なものばかりだけど、グローバルなホテルなのにちゃんとおにぎりもあるのが嬉しいところ。
この日はカレースープだったことも含めて、現地の風土に合わせた朝食メニューに好感が持てた。
まろまろと今日ももぐもぐ。

清澄白河の「コンフォートホテル 東京 清澄白河」にて。

肉の万世の「万世ハンバーグ」


秋葉原にある肉の万世で、万世ハンバーグをいただく。

肉の万世といえばカツサンド(万かつサンド)が有名だけど、秋葉原にある本店は地下1階から地上10階までの肉ビルになっている。
今回は3・4階の洋食万世で名物のハンバーグをいただく。
この万世ハンバーグは、チーズをのせてからデミグラスソースをかけた鉄板ハンバーグ。
食べてみると、さすが精肉店のハンバーグだけあって牛肉の味がしっかりと感じられて美味しい。

ちなみに、この肉の万世はもともと電機部品商店だったものが1949年に業種転換して精肉店になったとのこと。
秋葉原のメインストリートである靖国通りを眺めることができる立地だけでなく、歴史も秋葉原らしいお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

秋葉原、万世橋の「肉の万世(マンセイ)」秋葉原本店にて。

鳳明館 森川別館の「朝食」


本郷にある旅館の鳳明館 森川別館さんで朝食をいただく。

この鳳明館さんは、もともと東京大学(東京帝國大学)に通く学生のための下宿だった建物を再利用した旅館。
明治時代に建てられた木造建築は関東大震災や東京大空襲を乗り越えたもので、趣のあるたたずまいになっている。
山手線の中にある都心なのに日本らしい風情が感じられるということで、海外からの宿泊客も多いとのこと。

今回は引率のお手伝いで二泊させていただいたので、写真は二日目の朝食のもの。
煮込みの小鉢の中心に置くのはこちらのご膳のスタイルらしく、和風の雰囲気をかもしだしている。
(味の方も煮込みの小鉢が一番美味しく感じられた)

ちなみに、ご飯の左上に見えるのはアンパンマンのふりかけ。
確かにアンパンマンも日本文化を代表するものですね(^_-)
まろまろと今日ももぐもぐ。

東大前(東京都文京区本郷6-23-5)の「鳳明館」森川別館にて。

NOA CAFE(ノアカフェ)の「アップルシナモンハニーワッフル」


竹下通りにあるNOA CAFEでアップルシナモンハニーワッフルをいただく。

このアップルシナモンハニーワッフルは、リンゴの蜜漬けとシナモンをふんだんに使ったワッフル。
アイスクリームと生クリームも添えらているので、想像したものよりも豪快な見た目になっている。
食べてみると、見た目通りにシナモンがはっきりと主張されている。
今まで食べたことのあるシナモンを使ったスイーツの中で、一番シナモンシナモンした味わい。

ちなみに、こちらのお店は甘苦しいワッフルと共にまったく分煙されていない店内がいまどきめずらしいところ。
まるで1980年代のラブコメディ(『きまぐれ☆オレンジロード』など)に出てきそうな印象を持ったカフェ。
まろまろと今日ももぐもぐ。

原宿竹下通りの「NOA CAFE(ノア・カフェ)」原宿店にて。

GOKOKU(ゴコク)の「北摂ロール」


GOKOKUの北摂ロールをいただく。

いくつかのヴァリエーションがある中で、今回は国産の餅米をブレンドした生地を使った「北摂【純生】プレミアムロール」を選択。
食べてみると、生地がもっちりとしていて濃厚な生クリームとからまる。
堂島ロール8bロールと同じく、生クリームだけを巻いたシンプルなロールケーキは最近の流行ですな。

ちなみに、この北摂ロールは梅酒居酒屋のPLUMでいただいた一品。
業務提携されているとのことだけど、確かに梅酒好きの人とロールケーキ好きな人は趣向がかぶるかもしれない。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・心斎橋、アメリカ村(アメ村、ミナミ)のビッグステップ内、「PLUM(プラム)」西心斎橋店にて。

BACKEREI BIOBROT(ベッカライビオブロート)の「クロワッサン」


芦屋にあるBACKEREI BIOBROTのクロワッサンをいただく。

このBACKEREI BIOBROTは、ビゴの店と並ぶ芦屋を代表するパン屋さん。
看板アイテムのクロワッサンは、全粒粉で作られているので普通のクロワッサンよりもずっと色合いが濃い。

食べてみると、全粒粉らしいしっかりとした味の中にクロワッサン生地のしっとりとした食感が感じられた。
玄米と同じく小麦の全粒粉もボソボソ感が出やすいのに、しっとり感があるのは丁寧に作られている証拠。
パン激戦区の中にあっても評価が高いことが理解できるパン屋さん。
まろまろと今日ももぐもぐ。

兵庫・芦屋の「BACKEREI BIOBROT(ベッカライ・ビオブロート)」にて。

フロイン堂の「食パン」


神戸岡本にあるフロイン堂の食パンをいただく。

このフロイン堂は、昭和7年(1932年)創業のパン屋さん。
天然酵母のパンを手ごねして、煉瓦窯の余熱で焼き上げるという昔ながらの製法を守り続けている。
電気機器は一切使わない。

当然ながら焼き上がるパンの数が限られてしまうので、予約をしないとほぼ手に入らないけれど、今回はフフレが買って来てくれたのでありがたくいただく。
食べてみると、バリバリっとした外側の中にあるもっちりとした中身が小麦の風味を感じられて美味しい。
特にトーストにすると小麦粉の風味がより一層引き立つのでオススメ。

第二次世界大戦の空襲や阪神淡路大震災を乗り越えた煉瓦釜が今も現役で活躍する、神戸を代表するパン屋さん。
まろまろと今日ももぐもぐ。

神戸・岡本の「フロン堂」にて。