答えも、選択肢さえも外にはない

モデルは大切だけど、答えだけじゃなく選択肢さえも最後は自分の中にしかない。
最初から夢や目標が自分の外にあるわけじゃない、自分が夢や目標になるんだ。
眼に見えるルートを選ぶんじゃない、自分の選択がルートになるんだ。

院進学を選択したときに>

2002 11/11
はしり書き

いまに不満を持っている人間が愚痴るのではない、 いまに背を向けて逃げ出している人間が愚痴る

いまに背を向けて逃げ出している人間が愚痴る。
本当に不満を感じているなら何らかの思考や行動を取っていて、
不平・不満だけをことさら表出する必要性や余力がない。
不満に対して何らかの思考や行動を取らなければ、
それが負のエネルギーのまま他へ向けられるのだろう。
尊敬している人ほど愚痴が少なく、
尊敬できない人やネットワークほど愚痴が多いことに気がついた。
(愚痴ぐらいで気を紛らわしていると進歩がない?)
自分がその人やネットワークにどれだけ関わるかのひとつの指標だろう。
「暗いと不満をいうよりも進んで明かりをつけましょう」とは
決して表層的な道徳観念じゃなく単なる精神衛生上のコツのような気がする。

2002 11/5
はしり書き

個人は戦闘機なら人的ネットワークは空母

『大空のサムライ』を読みながら大きなプレゼンを経験して(出来事メモより)、
個人は誰もが戦闘機乗りなんだなぁっと感じた。
いったん飛び立てば一人ですべてをやらなくてはいけないし、
ポイントポイントでは覚悟を持って望まなくてはいけない。
しかし、だからこそ人のつながり(人的ネットワーク)は
そんな戦闘機にとって最も大切な母艦なのだろう。
戦闘機と空母との関係が個人とネットワークとの関係に近いと感じる。

2002 9/6
はしり書き

「わかった」と「わからない」は行き来する

出来事メモでも記録した東京での暑い日の熱い男塾で、
僕の理解というのは「わからない」→「わかった」という一方通行だけでなく、
「わかった」→「やっぱりわからない」←「でもやっぱりわかった」っという風に
双方向に交信を繰り返す特徴があるとあらためて感じた。
それが数分単位だけでなく数年単位で繰り返されるので
その過程を記録する=恥ずかしい思いをする、
ここういうメモは自分には必要なんだなとあらためて感じた。

2002 8/27
はしり書き

環境適応能力=惜しみなくプライドを捨てる or 環境に左右されない自己ブランドを貫く

環境適応能力とは決して難しいものじゃなくて二つのうち一つを選べばいいだけだ。
ひとつは「惜しみなくプライドを捨てる」ということ。
もうひとつは「環境に左右されない自己ブランドを貫く」ということ。
このうちどちらかを思い切って選べば良い。中途半端が一番ダメなんだろう。
たとえばこのこのHPのような個人HPは、所属が変わっても持ち続けられる自分専用メディア、
後者として意味を持つんだろう。

<友人が勤める世界最大規模のコンサルタント企業の買収発表があり、
環境適応能力を高める意見が出たので考えた結果>

2002 8/17
はしり書き

人生ほど儲かる商売はない

すぐ後に振り返って無駄だと思ったことでも後々活きてくることが多い。
この読書日記を書くことも「そんな無駄なことを・・・」と言われることもあった。
それが自分専用メディアの価値を持ってきているんだからやはり人生無駄なものはなさそうだ。
自分が棄てなければ(たとえ棄てても?)すべてが活きてくるなら
「人生ほど儲かる商売」なんてないのではないだろうか?
どうせなら大きく儲けるように無駄なことを活かすようにしていきたいものだ。

2002 7/13
はしり書き

プロデュースが中間にいるものの役割

ふとした偶然(詳細は出来事メモに記載)から老舗の酒卸業の若い三代目と話をした。
いま転換を迫られている業種であることもあって問題意識が非常に強く共鳴する面も多かった。
卸など中間業の役割は代替可能で誰がやっても同じという話もあったが
歴史マニアの僕からすればかつての卸は個人の個性や独自のネットワークを基に
常に提案をしていたプロデューサー業だったと感じていた。
クリエイター(生産者)と消費者(ファン)を結ぶ単純な機能としてだけでなく
主体的提案能力があったのにそれがなくなってしまって単なる機能だけになったから
卸を飛ばしたり巨大卸業以外の必要性がなくなったのでは・・・
(単なる機能としてならNo.1卸一つで足りる)
と、前から思っていることを話すとおじいさんの代の話と今の代との違いの話などが
聞けてこちらも勉強になることがとても多かった。
単なる機能だけならば中間は代替可能で「その人」がする必要性がなくなるときもくる。
しかし提案能力があればそれは「その人」でしかできないものになるだろう。
サッカーでもゲームメイカーといわれるMFが一番代替不可能性が高い。
・・・そう考えるといま僕が主任スタッフをつとめるプロデュース業でも、
クリエイター自身が自分の表現媒体を持つ時代が目の前に迫っている。
いまは花形のプロデューサー業が転換を迫られる時代もそれほど遠いことではないだろう。

2002 7/12
はしり書き

無機質を有機質に変えるのがネット(つながり)

修士課程修了式『就職!!インターンシップ』(学生援護会)
HPアドレスを貼ってくばりながらあらためて感じたこと。
普通は2年も3年も前のメモなんて見直さないが、それが誰かにとって必要かもしれない。
そのメモを直接、間接に使ってもらってそのことをまた教えてもらうことになれば
それは単なる埋もれたメモでしかなかったものがメモ以上の意味合いを持ってくる。
その無機質が有機質に変わる効果こそがネット(つながり)の価値なのではないだろうか。
情報は使ってもらってこそ磨かれて洗練されてゆく。

2002 3/21
はしり書き