『ボロブドゥール』(名所旧跡)

ジャワ島(インドネシア共和国)にある世界遺産で、世界最大級の仏教寺院。

2014年の初日の出を頂上で迎えて初詣をすると、朝靄から浮かび上がるストゥーパの荘厳さに圧倒される。
後日(1月2日)訪れてレリーフを鑑賞しても、その精巧さに驚かされる。

土の中に千年以上埋もれていて未だに謎が多いことや、伝説を信じて探索した再発見者のラッフルズの挑戦など、歴史のロマンを感じさせられる世界遺産でもある。

2014 1/1
もろもろ鑑賞、名所旧跡
まろまろヒット率5

まろまろアワード2013

読書アワード:『共感の時代へ―動物行動学が教えてくれること』 (フランス・ドゥ・ヴァール)
→共感と協調は霊長類の本能として備わっているという主張が力強く胸を打つ一冊。

ごはんアワード:「まろまろ巻き」 (三重県松阪市)
→松阪市情報政策担当官を任期終了して松阪市を去る時に市民のみなさんがお別れ会を開いていただきました。オリジナル・メニューでのおもてなしに感激!

出来事アワード:「常滑市情報政策担当員に就任」「東京大学大学院情報学環特任研究員に就任」 (愛知県常滑市と東京都文京区)
→仕事と研究の両面で新しい舞台に立ちました。特に生まれて初めての愛知県での生活を始めたことにより、多くの出会いをいただきました。ご縁に感謝☆

ぷかぷかアワード:「鳴子中山平温泉 琢秀」 (宮城県大崎市鳴子温泉)
→”うなぎ湯”という別名もうなずけるヌルヌル&ツルツルの泉質が良いお風呂。

もろもろアワード:「あまちゃん」 (ドラマ)
→これまで観た連続ドラマの中で抜群の面白さ!

<おまけ>

初日の出をアンコールワットで迎え、元旦はプレアヴィヒアに訪問:「カンボジア道中記」
→10年ぶりの海外渡航でしたが、他の体験では代えられないものが海外一人旅にあることを感じました。

年間メディア掲載回数が18回と過去最高を更新:メディア掲載歴
→世のため人のために活躍する場を与えていただいてありがとうございます☆

Wapa Di UmaのBaliness Cooking Classで手作りした「バリ伝統料理」


Seafood Soup→ショウガが利いた魚介類のスープ。油を乳化させているのでコクがあって美味しい。

Beef Base Genep→牛肉のスパイス煮込みと蒸したお米。牛肉は厳密にはヒンドゥー教の禁忌だけど、バリ島ではお祭りの時以外は普通に食べるとのこと。バリ・ヒンドゥーの大らかさ。また、お米はWapa di Umeの専用稲田で採れたもの。

Dadar Gulung→ジャックフルーツのクレープ。バリ島の伝統菓子の定番。シャリっとした食感が特徴的。

バリ島のウブドにあるリゾートホテル、Wapa di Umeの”Balinese Cooking Class”に参加する。

これはバリ伝統料理を学ぶ料理教室で、ウブドの朝市の食材買い出しから始まり、バリ島の伝統的な竃を再現した台所の調理実習と試食までが一つのコースになっている。
(今回は普段のホテルの味を確認するために、合間に朝食を入れていただいた)

講師の方も肝っ玉母さんという感じで、活気と和やかさに包まれた雰囲気で講義がおこなわれるのはバリ島らしいところ。
バリ島の伝統食を楽しみながら学ぶことができる料理教室。
まろまろと今日ももぐもぐ。

インドネシア共和国、バリ島・ウブドの「Wapa di Ume Ubud Resort and Spa(ワカ・デ・ウマ リゾート&スパ)」のBaliness Cooking Class(バリネス・クッキング・クラス)にて。

Wapa Di Umaの「ナシゴレン」


バリ島のウブドにあるリゾートホテル、Wapa di Umeのナシゴレンをいただく。

もともとはWapa di Umeの“Balinese Cooking Class”に参加。
カリキュラムの朝市買物と料理教室の合間の時間に、Wapa di Umeでの朝食を希望していただいたのが、このナシゴレン。
(Wapa di Umeの普段の料理の味を確認したかったため)

食べてみると、これが美味しい。
パラッとしたバリ島産のお米とスパイシーな調味料が合わさって、コクのある味わい。
これまでいただいたことのあるナシゴレンの中でも1,2を争う美味しさを感じた。
料理教室への期待も高まる一皿。
まろまろと今日ももぐもぐ。

インドネシア共和国、バリ島・ウブドの「Wapa di Ume Ubud Resort and Spa(ワカ・デ・ウマ リゾート&スパ)」にて。

『タナロット寺院』(名所旧跡)

バリ島の中西部のにあるバリ・ヒンドゥー寺院。
インド洋に突き出た島にあり、干潮時だけは歩いて渡ることができる。
インド洋に沈む夕日が美しく、時間を忘れる眺めが特徴。

2013 12/29
もろもろ鑑賞、名所旧跡
まろまろヒット率4

『ティルタ・ウンプル寺院』(名所旧跡)

バリ島の中部にあるバリ・ヒンドゥーの聖地。
ティルタ・ウンプル(Tirtha Empul=聖なる水)という名前の通り、地下からの湧き水とその水を流す沐浴場を中心に信仰を集めている。

正式な儀礼に則れば、宗派に関係なく沐浴が可能とお聞きしたので、沐浴を通じて祈りを捧げると気持ちが澄みきるように感じた。
寛容なヒンドゥーの中でも、さらに寛容なバリ・ヒンドゥーらしい聖地。

2013 12/29
もろもろ鑑賞、名所旧跡
まろまろヒット率5

バリ島コーヒー園の「コピ・ルアク」


バリ島にあるコーヒー園で、コピ・ルアクをいただく。

コピ・ルアク(Kopi Luwak)とは、ジャコウネコの排泄物から取り出したコーヒー豆から煎れたコーヒーのこと。
ジャコウネコは鼻がとても良いので熟れたコーヒー豆を選んで食べること、果肉だけ消化して種子はそのまま排泄されることから、世界でもっとも美味しくて貴重なコーヒーの一つとされている。

今回、コーヒー園でコピ・ルアク(左)を飲んでみると、確かにマイルドな中にも豊潤さがあって美味しい。
普通のジャワ・コーヒー(右)と飲み比べると、その差は歴然で、物珍しさだけでなく、美味しさを追求したコーヒーということが分かる。
ただし、残念ながらお土産では偽物が多いとのことなので、コーヒー園などで保証のあるものを飲むのがオススメ。
まろまろと今日ももぐもぐ。

インドネシア共和国、バリ島・中部の「Bali Agro Product(バリ・アグロ・プロダクト)」にて。

『ジャティルウィのライステラス』(名所旧跡)

バリ島の中部にあるライステラス(棚田)。
バリ島独自の水利システム(スバック)と、それを支える思想(トリ・ヒタ・カルナ)を代表する文化的景観として世界遺産に登録されている。

ジャティルウィ(Jati Luwih=本当に素晴らしい)という名前の通り、目が覚めるような景観。
棚田の間のあぜ道をトレッキングすると、自然との調和を目指した思想を感じることができる。

バリ島の思想(トリ・ヒタ・カルナ)は、神と人、人と人、人と自然の三つの関係の調和を基本理念としている。
特にバリ島では、頭上の神にお供えするのと同じく、地面の悪い神にもお供えをする。
悪を追い払ったり、撲滅するのではなく、悪も善も共に調和させようとする考え方は、人類普遍の課題に対する取り組みの一つとして興味深い。

2013 12/28
もろもろ鑑賞、名所旧跡
まろまろヒット率5

Bulgari Hotels & Resorts Baliの「アフタヌーンティ」


スナック類
→メニューには書かれていないけれど、けっこうな量が出て来る。

オーガニック野菜の春巻き・3種類のソース(パンダン、サンバルケチャップ、サンバルマニス)&車エビのサテ・3種類のソース(サンバルマタ、ソースカチャン、ピクルドアチャール)
→インドネシアらしいメニュー。それぞれ3種類付いたソースが美味しい。

焼きたてシナモンとレーズンのスコーン・3種類のジャム(コメットテールペパーとパイナップルのジャム、バナナとパームシュガーのジャム、パパイヤとジンジャーのジャム)&スーパージェラート・3種類(マンゴー・メースとヨーグルト、ビター・チョコレート、ラズベリー・バルサミコ)
→スコーンに付いているジャムが美味しい。

バリ島のウルワツにあるBulgari Hotels & Resorts Baliで、アフタヌーンティをいただく。

こちらのホテルは、Bulgariが展開するブランド・ホテル。
同系統のホテルは2013年12月現在、Bulgariの本社があるミラノ(イタリア)とこのバリ島(インドネシア)の二つしかない。
インド洋を臨む席で、インドネシア・メニューも取り入れたアフタヌーンティをゆっくりといただくのは希少性のある時間。
ただし、味の方はソースやジャムは美味しさを感じるけれど、その他はごく普通なのがご愛敬。
ブランドホテルの自信が伝わってくるアフタヌーンティ。
まろまろと今日ももぐもぐ。

インドネシア共和国、バリ島・ウルワツの「Bulgari Hotels & Resorts Bali(ブルガリ・ホテルズ&リゾーツ・バリ)」にて。

佐藤賢一 『小説フランス革命』 集英社 全12巻 2013

渡邊義弘@『てくてく松阪』が合併前の全市町を網羅しました☆

さて、佐藤賢一 『小説フランス革命』 集英社 全12巻 2013。

18世紀後半、財政破綻寸前のフランスでは身分制議会、「三部会」の招集が決定された。
先駆けて開かれたプロヴァンス議会では、特権階級でありながらフランス革命を主導し、「革命のライオン」と呼ばれたミラボーが咆吼する・・・

三部会招集直前(1788年)からテルミドールのクーデター(1794年)までのフランス第一革命を描く長編歴史小説。
『王妃の離婚』『カエサルを撃て』などの西洋史を舞台にした小説を手がけて来た著者がライフワークと位置づけた作品だけあって、資料の裏付けも多く、読んでいて迫力がある。

中でも印象に残っているのは、第1巻「革命のライオン」でミラボーがロベスピエールに対して・・・

「よく覚えておきたまえ、男は保身だ。女でも、金でも、名誉でもない。男にとって、本当の大事は保身なのだ」
「そのままで自分の身が立つようだったら、ひとつの譲歩もしないし、ひとつの侮辱も許さない。どんな誘いも軽蔑して捨ててしまう。
だから、不安を与えてやらなければならないのだ。このままでは立てないようになるのじゃないかと」

・・・と諭しているところだ。
最終巻の第12巻「革命の終焉」では、保身による恐怖からテルミドールのクーデターが起こることと合わせて、物語の主軸のように思えた。
また、第11巻「得の政治」でギロチンに向かうダントンが・・・

「正しくいるためには、自分のためには生きられない」(中略)
「幸せな人間てえのは、よっぽどのことがなければ、起き上がりゃしないんだよ。
政治のために行動できるってことは、つまりは自分がふこうだってことなんだよ」(中略)
「義憤を語る輩ってえのは、相場が淋しい男と決まっていやがるぜ」

・・・とフランス第一革命が終了する理由を述べているのは、ロベスピエールの哀しさを思い起こさせて胸に来るものがあった。

この本をamazonで見ちゃう

2013 12/25
歴史小説、歴史
まろまろヒット率4