京都の今出川にあるの鶴屋吉信をおとずれる。
この鶴屋吉信は享和3年(1803年)創業の老舗和菓子店。
今出川の本店では、和菓子職人さんが目の前で和菓子を作っていただく生菓子実演のコーナー(菓遊茶屋)がある。
お寿司屋さんのようなカウンターに座って生菓子が作られていく様子を間近で拝見するのは、それだけで貴重な体験。
みるみるうちに練り切りが花のかたちになってくのには、熟練した技の巧みさが伝わって来た。
写真は、今回の生菓子実演で作っていただいた季節の生菓子(鞠菊)とお抹茶。
食べてみると、普通の生菓子よりも口融けが良いように思えた。
お話によると生ものなので時間が経つにしたがって食感と風味が変わっていくとのこと。
それだけに、お寿司屋さんのように職人さんが作った出来たてのものをいただける機会がより一層価値があるものに感じられた。
京都の伝統の技を感じられるお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。
京都・今出川の「京菓匠 鶴屋吉信」本店にて。