京都の本家 尾張屋で、利休そばをいただく。
利休麩(生麩を醤油で煮しめた後に油で揚げた京都のお麩)と生湯葉が入ったお蕎麦で、ほどよく油がにじみ出ているので見た目よりもコクがある。
また、お汁の美味しさが際立って感じられた。
上品な風味のお汁は関東風のものとは違って薄口なので、美味しく飲み干すこともできる。
京都らしいお蕎麦を感じられる一杯。
ちなみに、こちらのお店の創業は室町時代の寛正6年(1465年)。
応仁の乱の前年に創業したという、現存する日本最古最古のお蕎麦屋さんの一つでもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。
京都・烏丸御池の「本家 尾張屋(をわりや)」にて。