ゆがふの「ソーキそば」


松阪にある沖縄料理と沖縄そばのお店、ゆがふでソーキそばをいただく。

ナンコツまで食べられる迫力満点のソーキ(スペアリブ)はもちろん、何と言ってもお出汁に美味しさを感じた。
お話によると、こちらのお出汁は沸騰させないように注意しながら5~6時間かけて豚骨を煮だしたものを基本にして、注文を受けてからカツオ節で仕上げるという手間暇をかけたもの。
これは沖縄本島出身の女将さんが小さい頃に、親戚が営む沖縄そば店でお手伝いしていた時から変わらない調理方法とのこと。
松阪に移り住んだ今も昔ながらの作り方を守り続けている。

ちなみに、このゆがふのご夫妻とは8月6日に開催された「七夕まつり・鈴の音市」の石垣島ブースをお手伝いした時に、ブースがお隣同士だったことでお知り合いになった。
(石ラーなどを販売)
今回は、石垣島ブースを主催した石垣市交流職員の西銘基恭さんと一緒に初訪問。
お店は沖縄出身者の集うコミュニティの場ともなっているとのこと。
遠く離れた地域同士のご縁も感じた一杯でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「沖縄そば処 ゆがふ」にて。

松阪牛まつり;学んで食べる特産松阪牛の「松阪牛と輸入牛の食べ比べ」


松阪牛まつり・第62回松阪肉牛共進会で開催された、学んで食べる特産松阪牛に参加する。

この学んで食べる特産松阪牛は、その名の通り、特産松阪牛について学び、実際に食べ比べをするという松阪牛まつり恒例のレクチャー。
講義を聴いた後に、特産松阪牛と輸入牛との食べ比べをしたものが写真。
特産松阪牛も輸入牛も同じサーロインの部位とのことだけど、見た目の段階でもまったく違うことが分かる。
(霜降りの多いのが特産松阪牛)

食べてみると、味の違いは見た目以上にハッキリしていて、同じ部位とは思えないほど。
実際に食べ比べをするというのは挑戦的なレクチャーだけど、それだけに特産松阪牛の美味しさと関係者の自信が伝わってくる企画。
(特産松阪牛の定義→「特産松阪牛とは」)
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の松阪農業公園ベルファームで開催された「松阪牛まつり・第62回松阪肉牛共進会」にて。

東北新幹線の「炭火焼風牛タン弁当 塩釜藻塩付」


東北新幹線の車内販売で、炭火焼風牛タン弁当・塩釜藻塩付を購入する。

仙台名物の牛タンに加えて、加熱機能付容器と麦飯、そして名前にもなっている塩釜市の特産物である塩竈の藻塩を使っているのが特徴になっている。
普段は駅弁を購入することはほとんどないけれど、東北新幹線には人生で初の乗車ということで記念にいただいてみる。
食べてみると、想像していたよりも美味しい。
特に塩竈の藻塩はかすかに甘味も感じらて、牛タンとの相性の良さが感じられた。

ちなみに、この炭火焼風牛タン弁当・塩釜藻塩付は、東日本大震災の後に既存の牛タン弁当を改良したものとのこと。
JR東日本の駅弁を担当するNRE(日本レストランエンタプライズ)の復興への意気込みが感じられる一品でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

東北新幹線Max車内販売にて購入。

ブラザー軒の「あんかけ炒飯」


仙台にあるブラザー軒で、あんかけ炒飯をいただく。

このブラザー軒は、前日に消息確認に協力していただいた箕輪さんから、あんかけ炒飯が美味しいとお聞きしておとずれたお店。
期待して食べてみると、確かに美味しい。
あんかけの具として入っている海鮮がプリプリっとした食感で、丁寧に作っているのが伝わってくる。

ちなみに、こちらのお店は明治35年(1902年)創業の老舗とのこと。
今回の東日本大震災で被災されたものの、現在は奥の宴会場で営業を再開されている。
老舗の火を灯し続ける姿勢に感銘を受けたお店でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

宮城県仙台市、一番町の「ブラザー軒」にて。

路地とうやの「仙台牛のあぶり寿司」


仙台にある路地とうやで、仙台牛のあぶり寿司をいただく。

軽く炙られた仙台牛は口溶けとコクが両立されている。
秘伝と言う特製のタレも美味しさを引き立てていて、お店の自慢メニューというのも納得の一品。

ちなみに、こちらのお店は宮城県出身の箕輪さんに連れて来ていただいたお店でもある。
箕輪さんは僕が会長をつとめる文京区友の会朝オフ会に参加していただいたことがきかっけに知り合った。
東京で知り合った方だけど、宮城県にあるご実家が東日本大震災で被災を受けたこともあって、僕がおこなった石巻市での消息確認に協力していただいた。
(松阪市在住の知人が40年以上前に文通していたという石巻市在住の方の消息確認)

協力していただいたおかげで、紆余曲折を経たものの、制限時間ギリギリでご無事が確認できた。
そのお礼も込めて祝杯をあげたのがこちらのお店。
40年以上前にあった松阪市と石巻市との間のご縁、またその消息確認で文京区でのご縁が交差したことに、胸にこみ上げるものがあったひと時でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

宮城県仙台市、国分町の「路地とうや」にて。

かき松島こうは 松島海岸駅前店の「松島バーガー」


かき松島こうはの松島海岸駅前店で、松島バーガーをいただく。

松島バーガーとは、カキフライに黒酢のジュレ、自家製ピクルスを加えたオリジナル・バーガーのこと。
食べてみると、軽く焼き目をつけたバンズとカキフライとの相性が良くて美味しい。

ちなみに、この松島バーガーの誕生は今回の東日本大震災が大きく関わっているとのこと。
こちらのお店は3月の東日本大震災で大きな被害を受け、9月に同じ場所でカフェ風ににリニューアル・オープンすることになった。
その際に、復興の願いを込めて松島海岸駅前店の限定メニューとして誕生したのが、この松島バーガーとのこと。
復興への願いが伝わる一品でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

宮城県松島町の「かき松島こうは」松島海岸駅前店にて。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所の「シングルカスク宮城峡25年」


仙台市の作並にあるニッカウヰスキー宮城峡蒸留所で、シングルカスク宮城峡25年をいただく。

このシングルカスク宮城峡25年は、宮城峡蒸留所で製造され、25年間熟成されたウイスキー樽から取り出したシングルカスク。
シングルカスク(single cask)という名前の通り、一つの樽だけから取り出し、ブレンドも加水もしていないので、ラベルには樽番号も印字されている。
(今回いただいたのは70758番)

通常は宮城峡蒸留所が製造するシングルモルトウイスキー「宮城峡」の原酒となるものなので、一般には流通せず、この宮城峡蒸留所限定で飲むことができる。
25年熟成させた樽から取り出した貴重な原酒を飲んでみると、普通のウイスキーとはまったく違う豊かな香りがする。
60度以上の強いアルコール度数なのに、まろやかな口当たりなのも熟成しているからとのこと。
時間をかけることの価値を感じられる一杯。

ちなみに、不器用な自分の生き方と重ね合わせて親近感を覚えるので、僕は「時間をかけてつくる」ものが好きだ。
お酒だとウイスキーがこの好みに合うので、これまでにも、サントリー山崎蒸留所サントリー白州蒸留所キリン富士御殿場蒸留所などの蒸留所を訪問してきた。

今回訪れたニッカウヰスキー宮城峡蒸留所は、今年の東日本大震災で被災を受けたものの、現在は製造と見学を再開されている。
自分の好みに加えて、東日本大震災を乗り越えたウイスキーをいただいたという点でも感慨深かった一杯。
まろまろと今日ももぐもぐ。

宮城県仙台市、作並の「ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所」にて。

志羅山 旅館の「朝食」


平泉町にある志羅山 旅館で、朝食をいただく。

こちらの朝食は品数が多いことが特徴で、女将さんが手作りした郷土料理が中心になっている。
特に白合えと、味噌の紫蘇包み焼きに美味しさを感じた。
これに、自家製の薬草茶も付いてくる。
女将さんの東北弁と共に、東北地方の暖かさを感じるご膳。
まろまろと今日ももぐもぐ。

岩手県平泉町の「志羅山 旅館」にて。

復興レストラン;マイウスの「醤油ラーメン」


陸前高田市にある復興レストラン、マイウスをおとずれる。

こちらのお店は、東日本大震災の後で陸前高田ドライビングスクールの合宿用食堂だった建物を利用して営業するレストラン。
写真の醤油ラーメンは、八木澤商店のヤマセン醤油を使っているのが特徴的。

文化4年年(1807年)創業の八木澤商店は、陸前高田市でも指折りの老舗。
今回の東日本大震災で壊滅的な被害を受けたものの、醤油の原料となるもろみは研究機関(北里大学バイオテクノロジー釜石研究所)にサンプル提供していたものが残ったので、現在は作り醤油を再開されているとのこと。

その八木澤商店のヤマセン醤油を使った醤油ラーメンは、マイルドな口当たりの後に、しっかりとした醤油のコクが感じられる。
東日本大震災を乗り越えて伝統を守っていく作り醤油の心意気、そして受け継いだ伝統をこうして手軽に提供するお店の方の復興への願いがつまった一杯。
まろまろと今日ももぐもぐ。

岩手県陸前高田市の「陸前高田ドライビングスクール 復興食堂レストラン マイウス」にて。

海音の「お刺身の盛り合わせ」


一関にある居酒屋の海音で、お刺身の盛り合わせをいただく。

左上から時計まわりに、サヨリ、サンマ、戻りカツオの三種類が綺麗に盛られている。
特に戻りカツオは、これまで食べたことのあるカツオの中で一番の美味しさを感じた。
女将さんの話によると、三陸地方の戻りカツオは日本でも指折りの品質とのこと。
三陸地方の海の幸の豊かさが伝わってくる一皿。
まろまろと今日ももぐもぐ。

岩手県一関市の「旬菜 旬魚 居酒屋 海音」にて。