若将の「伊勢芋の磯揚げ」


松阪にある若将で、伊勢芋の磯揚げをいただく。

この伊勢芋の磯揚げは、すりおろして練った伊勢芋に海苔を付けて揚げたもの。
丸い見た目が可愛い上に、味の方も伊勢芋の柔らかさと海苔の風味が合わさって美味しい。
こちらのお店はお刺身なども美味しいけれど、この伊勢芋の磯揚げがオリジナリティ豊かだったので東海ごはんのコンテンツに採用。

ちなみに、こちらのご主人は同じく松阪にある若松で修行されたとのこと。
(ちなみに若松は老松で修行されている)
松阪の料亭・割烹の流れも感じられるお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「旬菜 若将」にて。

たいようの「ホワイトインディアン・オムライス」


松阪にある洋食店のたいようで、ホワイトインディアン・オムライスをいただく。

ホワイトインディアン・オムライスとは、ホワイトソースをかけたドライカレー(インディアン)をオムレツで包んだオムライスのことで、こちらのオリジナル・メニュー。
食べてみると、かなりの辛口のドライカレーをマイルドなホワイトソースとオムレツの卵が包んで、複雑な味わいで美味しい。
このホワイトインディアン・オムライスを勧めていただいた方からお聞きすると、このオリジナル・メニューは常連客からの注文で創造されたとのこと。
そうしたエピソードも街に根付いている証拠。
松阪にキラリと光る洋食の名店の一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「洋食 たいよう」にて。

三浦屋の「うな重」


大船渡にある三浦屋で、うな重をいただく。

この三浦屋は、明治45年(1912年)創業の老舗の鰻専門店。
メニューもうな重と肝吸いだけという潔さ。

食べてみると、鰻の蒲焼きは柔らかくて、甘さはあるけれどすっきりとしたタレが特徴的。
この鰻の蒲焼きはご飯と一体感があり、とても美味しい。
東日本大震災を乗り越えて伝統を守る大船渡の名店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

岩手県大船渡市の「三浦屋」にて。

永沼家特製の「雄勝桑浜の生昆布のおひたし」


永沼さん宅で、雄勝桑浜の生昆布のおひたしをいただく。

永沼さんは去年11月に東北行脚をした時にホタテ貝の養殖再開をお手伝いしたご縁で知り合った漁師さん。
その後も松阪まちなかプラザでの物産展をお手伝いしたり、めかぶををいただくなどの交流を続けさせていただいている。
(「雄勝桑浜の生わかめと松阪牛のホルモンのしゃぶしゃぶ」)、「雄勝桑浜のめかぶのたたき」)
今回の東北行脚、再びでは、永沼さん宅に泊まり込みでワカメの収穫をお手伝いさせていただいた。

この生昆布のおひたしは、雄勝桑浜で収穫された生昆布を永沼さんの奥さんが調理した特製のもの。
短冊きりにした昆布にカツオ節と醤油をかけるというシンプルなものだけど、これが美味しい。
ほどよい歯ごたえと、生昆布の風味が口の中に広がって、活き活きとした海の味わいが感じられる。
雄勝桑浜の漁師のみなさんの復興にかける思いと、人生2度目の東北訪問にも関わらずこうしてご縁をいただいていることのありがたさを感じた一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

宮城県石巻市雄勝町、桑浜の永沼さん宅にて。

ドーミーイン仙台駅前の「朝食バイキング」


仙台にあるドーミーイン仙台駅前で、朝食バイキングをいただく。

ドーミーイン・チェーンは、天然温泉(または大浴場)が付いていることと、朝食にご当地グルメを取り入れているところが多いので、よく利用させていただいている。
今回のドーミーイン仙台駅前の朝食バイキングも、牛たんカレー、はっと汁、笹蒲鉾などの仙台のご当地グルメが用意されている。
特に牛たんカレーは、しっかりと牛たんが入っていて食べ応えがある。
満足度の高い朝食バイキング。

ちなみに、2012年4月現在、仙台駅前にはドーミーインのホテルが3つあるけれど、このドーミーイン仙台駅前が朝食バイキングが充実していて、牛たんカレーなどもドーミーイン仙台駅前だけのメニューとのこと。
まろまろと今日ももぐもぐ。

宮城県仙台市の「ドーミーイン仙台駅前」

参考リンク:これまでおとずれたドーミーインの朝食
ドーミーイン八丁堀の「朝食バイキング」
ドーミーイン梅田東の「朝食バイキング」
ドーミーイン倉敷の「朝食バイキング」
ドーミーイン秋葉原の「朝食」
ドーミーイン津の「朝食バイキング」
ドーミーイン水道橋の「朝食バイキング」
ドーミーイン蘇我の「朝食バイキング」
ドーミーインPREMIUM京都駅前の「朝食バイキング」

一仙の「ゆで牛たん」


仙台にある牛タン料理専門店の一仙で、ゆで牛たんをいただく。

ゆで牛たんとは、茹でた牛たんを茹で汁と一緒にいただく料理のこと。
食べてみると、これがとても美味しい。
牛たんは分厚いのに柔らかく、薬味の辛子と山葵を付けると牛肉のコクがさらに際立つ。
また、牛たんを食べた後の茹で汁に麦飯を入れるとこれまた美味しくて、最後まで牛たんのコクを味わえる。
ゆで牛たんは初めて食べたけれど、これまで食べたことのある牛タン料理の中で一番美味しく感じられた。

ちなみに、こちらのお店は前回の東北行脚で知り合った国分町の方と、この日再会して教えていただいた。
やはり地元の美味しいものは地元の方にお聞きするのが一番だとあらためて確認。
東北での出会いと再会に感謝☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

宮城県仙台市の「牛タン専門店 一仙」にて。

元祖冷やし中華;龍亭の「涼拌麺」


仙台にある龍亭で、涼拌麺をいただく。

この龍亭の涼拌麺は元祖冷やし中華として知られている。
昭和12年(1937年)当時、仙台の中華料理店組合が夏場の売上低下の解消と仙台七夕祭での目玉商品という二つの目的のために商品開発が話し合われ、組合長だった龍亭が中心になって開発したのが、この涼拌麺。
以来、発祥の地として冷やし中華は仙台の名物となっている。

その元祖冷やし中華の涼拌麺は、コシのある麺と、具材が別皿に盛られているのが特徴的。
オーソドックスな冷麺をやや高級にしたような味わいで、今や全国に広まった冷やし中華の”元祖”というのがうなずける。
仙台を代表するご当地グルメの一つ。
まろまろと今日ももぐもぐ。

宮城県仙台市の「北京料理 龍亭」にて。

CACTUS(カクタス)の「フルーツパイ」


津にあるカフェ、CACTUSでフルーツパイをいただく。

フルーツパイ、という名前だけどパイ生地が見えないくらいにフルーツが乗せられた姿は、フルーツパイというよりもフルーツの盛り合わせに近い。
カスタードソースと、下に敷かれたクッキーのようなパイが良いアクセントになってフルーツを美味しくいただける。
オリジナリティ豊かな一品。

ちなみに、こちらのお店は、他にもオリジナリティ豊かでボリュームのあるメニューが多数用意されている。
CACTUSという名前に反して、豊かな潤いのあるカフェ。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県津市の「CACTUS(カクタス)」にて。

金子半之助の「江戸前天丼」


日本橋にある金子半之助で、江戸前天丼をいただく。

この金子半之助は、湯島にある湯島半之助が展開する江戸前天丼専門店。
メニューは江戸前天丼の一品だけという潔さで、穴子、海老(二匹)、卵、貝柱、ししとう、海苔の天ぷらが丼に乗りきらないくらい盛られている。
注文を受けてから揚げる天ぷらとやや甘めのタレとは相性が良くて、卓上のガリごぼうも美味しい。
満足度の高いお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

日本橋の「金子半之助」にて。

アンナミラーズの「フルーツクリームパイ」


品川にあるアンナミラーズ(アンミラ)をおとずれる。

このアンナミラーズは、三重県に本社がある井村屋が展開するアメリカン・パイのお店。
ウエイトレスさんの制服がメイド風なことからメイドに憧れるファンが集まり、かつては日本の「萌え文化」(オタク・カルチャー)を代表するお店としても知られていた。
しかし、メイドカフェが普及し、それ以外にも様々な「萌え」に応えるお店が誕生したため、アンナミラーズの特徴が希薄化。
経営不振から縮小を続けて2012年4月現在、日本ではこの品川店を残すのみとなった。

そんなアンナミラーズの継続に少しでも貢献しようとフルーツクリームパイを注文。
甘ったるい味とグシャリとなった切り方はアメリカン・パイらしいところ。
萌え文化の絶滅危惧種とまで呼ばれるお店だけど、萌え文化の発芽時期を支えた歴史的意義を鑑みて、これからも続いてほしいと思うお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

ウイング品川の「アンナミラーズ」にて。