FC.INLET(インレット)の「自家製レーズンバター」


堂山にあるバーのFC.INLETで、自家製レーズンバターをいただく。

このFC.INLETは、同じく堂山にあるBar kokonのマスターだった江口さんが、独立して開店したお店。
Bar kokonも自家製レーズンバターが名物だけど、こちらの自家製レーズンバターはよりレーズンの粒が多くてアルコールも効いているのが特徴的。
ドリンクに負けないインパクトのあるおつまみ。
まろまろと今日ももぐもぐ。

堂山(梅田)の「FC.INLET(インレット)」にて。

八十吉の「吉野天人」


吉野ある八十吉で、吉野天人をいただく。

こちらのお店は、嘉永四年(1851年)創業の吉野葛の老舗。
中でもこの吉野天人は、注文を受けてから吉野本葛を使って葛きりを作る店舗限定メニュー。
食べてみると、これまで食べたことのある葛きりとはまったく違った食感で美味しい。
弾力と共につるっとしたのど越しがあるのは作り立てだからこそとのこと。
本物の葛きりを味わえる名店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

奈良県吉野町の「八十吉」にて。

弥助の「鮎鮨と山椒鮨」


吉野にある弥助で、鮎鮨と山椒鮨をいただく。

この弥助は、遅くとも慶長年間(1596年~1615年)には営業していたことが確認されている老舗。。
人形浄瑠璃・歌舞伎の『義経千本桜』三段目すしやの段に出てくる「釣瓶鮓」のモデルになったことでも知られている日本でも有数の老舗店。
かつては熟れ鮨(なれずし)、現在は鮎料理と鮨のお店として今も営業を続けている。

現在の看板メニュー、鮎鮨(左)は天然鮎を焼いたものを押し寿司にしたもので、食べてみると天然鮎らしい川原の匂いが口の中に広がる。
また、山椒鮨(右)もちりめん山椒の風味と酢飯がよく合って美味しい。

ちなみに、お寿司屋さんで「弥助」という名前が多いのは、こちらのお店から派生したものとのこと。
お寿司の歴史の源泉を感じさせる老舗店。
まろまろと今日ももぐもぐ。

奈良県下市町(吉野)の「弥助」にて。

ユージン・バーダック、白石賢司・鍋島学・南津和広訳 『政策立案の技法』 東洋経済新報社 2012

渡邊義弘@八重山の島々をめぐってきました

さて、『政策立案の技法』ユージン・バーダック 著、白石賢司・鍋島学・南津和広訳(東洋経済新報社)2012。

政策分析者を養成するカリフォルニア大学バークレー校ゴールドマン公共政策大学院で使われている教科書。
原題は、“A Practical Guide for Policy Analysis: The Eightfold Path to More Effective Problem Solving” (2008)

内容は、原題にあるように実践的な政策立案の8つのステップ・・・
(1)問題を定義する
(2)証拠を集める
(3)政策オプションを組み立てる
(4)評価基準を選ぶ
(5)成果を予測する
(6)トレードオフに立ち向かう
(7)決断する
(8)ストーリーを語る
・・・のプロセスに沿って、政策分析の手法と実現するためのプロセスについて解説している。
特に・・・

○評価可能な問題定義にする
<第1章 政策分析の8つのステップ>

・・・と強調しているように定量的アプローチを重視しているので、「市場の失敗」などの経済学の知識を前提としている。
また・・・

○証拠を集めるという行為は、純粋な分析のためのみならず、必然的に政治的な目的を伴うもの
<第1章 政策分析の8つのステップ>

○情報提供者に対して「この点についてあなたの見方に対して最も激しく反対する人は誰だと思いますか。そして、それはなぜなのでしょうか」と聞く
<第1章 政策分析の8つのステップ>

・・・などは参考になった。
訳文はやや読みにくさを感じたけれど、コラムで紹介される訳者のゴールドマン公共政策大学院での体験談は面白い。
(自分の馴染みのない分野で48時間以内に政策立案するワークショップがあるなど)
自分が担当する政策分析、政策立案のプロセスを振り返るきっかけにもなる一冊。

この本をamazonで見ちゃう

2012 9/9
政策立案、政策学
まろまろヒット率3

トプカの「ムルギカリー」


淡路町にあるトプカで、ムルギカリーをいただく。

見た目通り相当に辛いけれど、これが美味しい。
シナモンやカルダモンなどの香辛料がゴロりとした鶏肉や野菜と混じり合って、とても複雑な味わいで最後まで飽きることなく食べることができる。

ちなみに、「トプカ」という店名は、”top of curry”の意味とのこと。
お店の意気込みが伝わる一皿。
まろまろと今日ももぐもぐ。

淡路町の「カレー専門店 トプカ」淡路町本店にて。

びすとろUOKINの「海老のマカロニグラタン」


新橋にあるびすとろUOKINの海老のマカロニグラタンをいただく。

こちらのお店は、新橋周辺で多店舗展開する魚金グループの一つ。
びすとろ(BISTRO)という名前が付いているように、フランス料理とワインを中心にしたメニュー構成になっている。
注文を受けてからオーブンで焼き上げるこの海老のマカロニグラタンは、本当に美味しい。
海老の風味が効いたベシャメルソースと、弾力のある食感のマカロニとの相性が良く、これまで食べたことのあるマカロニグラタンの中でも1,2を争う美味しさ。
創意工夫が感じられるメニューを豊富にそろえるお店の中でも、美味しさとボリュームの両方が際立つ一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

新橋の「びすとろUOKIN」にて。

伊勢本店の「たたき」


神田にある焼き鳥店、伊勢本店でたたきをいただく。

このたたきは、つくねの表面をさっと炙っただけのもので、こちらのオリジナル・メニュー。
食べてみると、レア状態の中身が口溶け豊かでとても美味しい。
朝挽きの地鶏だけを使うという、お店のこだわりがしっかりと伝わってくる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

神田の「伊勢本店」にて。

CIO補佐官研修を修了する

総務省が所管する行政情報システム研究所のCIO補佐官(Executive Adviser for Chief Information Officer)養成講座を修了する。

研修内容は、行政情報化、電子政府、行政手続、人事制度、会計制度、政府調達、オープンバガメント、ITガバナンスなど、
CIO補佐官にとって必要となる制度への理解とICTの応用が可能となるよう体系的なものになっている。
また、座学に加えて調達シミュレーションやディスカッションなどのワークショップも盛り込まれて、
それぞれ90分講義を17コマ、4日間に渡って集中受講するハードなカリキュラムになっている。

特に府省のCIO補佐官とCIO補佐官候補の方々と情報交換と意見交換ができたことはは、とても参考になった。
内部と外部、一般と専門の間の橋渡し役を担うCIO補佐官は、情報のツナゲル性質を利活用して
「情報のかけ橋」を架ける自分自身のテーマとも重なる面がある。
その研修を受けたことを、今後に活かしたい。

以下は、講義メモ(公開版は一部抜粋)・・・

・上流部分である業務の把握と目的がはっきりしていれば、下流部分の情報システムは大きな問題とはならない
・考える作業に行政職員を巻き込む必要がある

・CIO補佐官はサイエンス・インタープリタの役割も担う=距離感が大切

・小さい成功事例を作って広げていくことが必要
・棚卸しの効果→異常値を見つけて改善することに加えて、成功事例を見つけて水平展開すること
・システムの柔軟性=相互運用性
・総合評価落札方式=価格点と技術点は、技術点の中に基礎点と加算点を分けて考えなくてはいけない
・付き合いのあるベンダーと付き合いのないベンダーとの見積もりの差は、付き合いのあるベンダーの方が情報を知り真剣に見積もるという側面もあるので、三社から見積もり+根拠を求める
・法律化されている内容については、実際に法文ではどのように記述されているのかを確認
・職員はハシゴを外されるのが一番嫌がるからその点をケアすべき

・ヒエラルキーから外れたところにいる立場から言うべきことを言う
・小さな事実でも論理的に分析すれば経験を補える

・「国民から見て○○」が響く

・日本の財務大臣は先進国で一番権限が低いことが財政赤字の原因の一つ
・現行の会計法は明治22年制定→モノを購入することを前提とした調達でサービスやコンテンツを前提としていない

・情報という言葉を法律で使うことには法務整備局時代に議論した

2012 9/3~6
出来事メモ

龍幸の「担々麺」


総務省の地下にある中華料理店、龍幸で担々麺をいただく。

この担々麺は、その美味しさが霞ヶ関で評判になり、今では総務省のぷち名物となっているメニュー。
食べてみると、複雑に絡み合う香辛料の中にあって胡麻の風がしっかりと主張されている。
胡麻ベースなので、スープも飲み干すこともできる一品。。
まろまろと今日ももぐもぐ。

霞ヶ関、総務省(中央合同庁舎第2号館)地下の「龍幸」にて。

八重山の島々めぐり~人生初の石垣島、西表島、由布島、与那国島~

生まれて初めて八重山諸島をおとずれる。

昨年度1年間、交流職員として松阪市に赴任していた石垣市職員の西銘基恭さんがプロデュースする「星空コンin石垣島」の開催に合わせての初訪問。
全国から参加者を募集しているのに松阪市からの参加者はいなかったと聞いて、「友人の苦境に積極的に手を差し出さなければ、友人関係を積極的に解消した方がいい」と思い駆けつける。

また、情報はツナゲル性質があることに注目して、「情報のかけ橋」を架けることは僕のテーマでもある。
八重山諸島のような離島地域は、特に「情報のかけ橋」の必要性が高い地域。
特に今回、基点となった石垣島と、日本最西端の与那国島で情報発信や地域活動をされている方々と実際にお会いして情報交換できたことは貴重な機会となった。
(奇しくも八重山諸島に渡航する前夜には宇気郷ソーシャルメディア講座の第5回目の講師を担ったということにもご縁を感じた)

当日は記録的な台風15号と、”FUJIWARA EFFECT”という珍しい現象でUターンした台風14号のために予定が大きく変更した。
快く対応していただいた現地のみなさん、ご迷惑をおかけしたにも関わらず心配していただいた松阪のみなさんには本当に感謝したい。

そして今回、現地で一番耳にした言葉は、「なんくるないさぁ」(何とかなるさ)と「ゆんたく」(のんびりする)の二つなのも印象的だった。
(ちなみに僕自身が一番使った言葉は、「置かれた場所で咲きなさい」)
高度成長期は終わり、ゼロ成長時代の現在、数を追いかけることよりも心の豊かさを求めることの重要性が注目されている。
そんな価値観の転換点に大きなヒントをいただいた気がした。
この貴重な機会を次に活かしていきたい。

以下、主な行程とまろまろ記コンテンツのまとめ。

○8月23日:関空→西銘さんと5ヶ月ぶりの再会、星空コンin石垣島スタッフと合流、偶然の出会い
 ・メンガテーの「八重山そば」

○8月24日:石垣島半周、川平湾に感動、星空コンin石垣島へ参加

○8月25日:西表島、由布島へ初上陸
 ・ANAインターコンチネンタル石垣リゾートの「朝食バイキング」
 ・「西表島温泉」

○8月26日:台風により石垣島滞在1日目、星まつりでの石垣島天文台講演を聴講、FMいしがきに出演、民宿ふがらっさへ移動
 ・ながたやの「オニササ」
 ・ゴールドンの「ステーキ」

○8月27日:台風により石垣島滞在2日目、西銘ハウスでソーシャルメディアぷち研修
 ・知念商会の「オニササ」
 ・とうふの比嘉の「ゆし豆腐そば」

○8月28日:台風により石垣島滞在3日目、石垣市広報担当者と情報交換、嘉数さんと再会しソーシャルメディアぷち研修
 ・あんぶれら「牛汁そば」
 ・三味の花の「海老の唐辛子煮」

○8月29日:石垣空港→4度目の挑戦でようやく人生初の与那国島上陸

○8月30日:与那国島2日目、西銘さんと合流して島を一周
 ・ユキさんちの「日替わりカレー」
 ・モイストロールカフェの「モイストロール」

○8月31日:与那国島3日目、西銘さんとお別れ、与那国島の方々との出会い
 ・ホテル入船の「カレーライス」(入船カレー)
 ・国境(ハテ)の「島豆腐のカリカリ揚げ・長命草味噌添え」

○9月1日:与那国島で潜入調査→石垣島でランチとお土産購入→関空→松阪
 ・おいしん坊の「牛そば」

参考リンク:Facebookアルバム、「八重山の島々めぐり」

2012 8/23~9/1
出来事メモ