吉野にある弥助で、鮎鮨と山椒鮨をいただく。
この弥助は、遅くとも慶長年間(1596年~1615年)には営業していたことが確認されている老舗。。
人形浄瑠璃・歌舞伎の『義経千本桜』三段目すしやの段に出てくる「釣瓶鮓」のモデルになったことでも知られている日本でも有数の老舗店。
かつては熟れ鮨(なれずし)、現在は鮎料理と鮨のお店として今も営業を続けている。
現在の看板メニュー、鮎鮨(左)は天然鮎を焼いたものを押し寿司にしたもので、食べてみると天然鮎らしい川原の匂いが口の中に広がる。
また、山椒鮨(右)もちりめん山椒の風味と酢飯がよく合って美味しい。
ちなみに、お寿司屋さんで「弥助」という名前が多いのは、こちらのお店から派生したものとのこと。
お寿司の歴史の源泉を感じさせる老舗店。
まろまろと今日ももぐもぐ。
奈良県下市町(吉野)の「弥助」にて。