末川博 『法学入門』 有斐閣 1995(第4版)

「法学基礎1」のテキスト。
そもそも履修していないので読む必要は無かったが
何となく法学はいまのうちに一度は触れておこうと思い、
テスト終了後に友達から借りて読んだ初の法学書。
かなり広範囲を網羅しているので、何回か読む価値はあるだろう。

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1995 9/18
法学一般
まろまろヒット率3
法務 キャリア

・・・っと「法学ってだいたいこんなものか」と勝手に納得したこれ以降、
1999年11月4日に『基礎法学』榎原猛編(法律文化社)を読むまで
4年以上法学には一切触れることは無かった。
歴史好き、物語好きの僕には法学は何となく形式ばり過ぎて
どうも合わないと感じていたからだ。
4年後から急にあんなテンションで法学と接することになり、
そしてまさかこんな進路になろうとは神さまはイタズラ好きだ。

大塚久雄 『社会科学の方法』 岩波書店 1966

僕がこの本を読もうと思ったのは・・・
1:複数の学部の人達(政策・法・国関)からすすめられた

2:「ヴェーバー」と「マルクス」の入門書として使える
3:新書なので手軽に読める
・・・という3点からでしたがこれが大当りでした。
内容は社会現象を対象としてはたして「科学」が成り立つのか?
という疑問にヴェーバーとマルクスが出した答えを
比較しながら展開していきます。
もともと講演を収録したものですから語り口調ですっごく読みやすく、
難しい話になってもわかりやすいたとえで説明してくれてます。
僕が特に印象に残ったのはヴェーバーの考えを説明する時に
「人は両目でものを見るから奥行きや立体感がわかる。
社会現象も当事者達の置かれた経済や政治的な『利害状況』と
当事者達の宗教・思想などの『理念』の二つの目でみるべきだ。」
ということを語り、政治や経済の点から社会現象を研究する時にも
文化への理解の重要性を唱えたヴェーバーの考えを
紹介したところです。
また、第三章の『ヴェーバーの「儒教とピュウリタニズム」を
めぐって』ではなぜアジアではなくヨーロッパで「産業革命」
が発生したのか?という疑問についてそれには
アジア人の「儒教」的な考えとヨーロッパ人の「キリスト教」的
な考えの違いが大きく影響したと言うヴェーバーの研究が
紹介されていますが、それにヨーロッパ人から見た
「儒教思想」が表われていて僕達の様なアジア人にとっては
何か納得したり、「そうなのかなぁ」と疑問と疑問を感じたりと
またなかなかおもしろいです。
この本は広い意味での社会科学(政治や法や経済などを含む)を
扱った本なので学問的なことに接する入門書として
とても良いと思います。73ページの終わりから面白くなる!

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1995 8/20
社会学、学問一般
まろまろヒット率5

大橋武夫 『定本 名将の演出―号令・命令・訓令をどう使い分けるか』 マネイジメント社 上巻 1977

第一次大戦までの戦術を解説した本。
特にタンネンベルクの戦いに多くの箇所をさいている。
しかし第二次大戦以降の近代戦についてはまったく記述がない、
これは著者が元日本軍将校だからか?ちょっと片手オチな感じがする。

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1995 6/29
戦略論、歴史
まろまろヒット率2

向坂逸郎 『資本論入門』 岩波書店 1967

「現代の政治・経済・経営」で宮本憲一教授が
「大学生のうちに『諸国民の富』(アダム・スミス)と『資本論』(マルクス)と
『雇用、利子および貨幣の一般理論』(ケインズ)の三つくらいは
読んでおくべき・・・」と言っていたのが気になっていたので
家においてあったこの本を読んだ。
資本論の時代的背景、骨格はだいたいわかったが少し階級闘争的な
感情論があったので本自体の質を落としている。

1995 6/19
経済学
まろまろヒット率2

『環境と開発』 宮本憲一著 岩波書店 1992

カリキュラム「現代の政治・経済・経営」のテキストなので買って読んだ本。
多くの人から名著という評価を受けていたので一度読んでみたが、
たしかに評判どおり日本の環境学を語る上では無視できない一冊だけでなく
読んでいてかなり面白い。

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1995 5/31
環境学、政策学
まろまろヒット率4

ダニエル・キイス、堀内静子訳 『24人のビリー・ミリガン』 早川書房 上下巻 1992

非常におもしろかった本、ドキュメンタリー小説なので以前読んだ
フィクションの『アルジャーノンに花束を』よりもはるかに興味深かった。
以後、この本は心理学的な話になるとネタに使うことになる。

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1995 5/3
小説、ドキュメンタリー、心理学、教育学
まろまろヒット率4