大橋武夫 『定本 名将の演出―号令・命令・訓令をどう使い分けるか』 マネイジメント社 上巻 1977

第一次大戦までの戦術を解説した本。
特にタンネンベルクの戦いに多くの箇所をさいている。
しかし第二次大戦以降の近代戦についてはまったく記述がない、
これは著者が元日本軍将校だからか?ちょっと片手オチな感じがする。

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1995 6/29
戦略論、歴史
まろまろヒット率2

向坂逸郎 『資本論入門』 岩波書店 1967

「現代の政治・経済・経営」で宮本憲一教授が
「大学生のうちに『諸国民の富』(アダム・スミス)と『資本論』(マルクス)と
『雇用、利子および貨幣の一般理論』(ケインズ)の三つくらいは
読んでおくべき・・・」と言っていたのが気になっていたので
家においてあったこの本を読んだ。
資本論の時代的背景、骨格はだいたいわかったが少し階級闘争的な
感情論があったので本自体の質を落としている。

1995 6/19
経済学
まろまろヒット率2

『環境と開発』 宮本憲一著 岩波書店 1992

カリキュラム「現代の政治・経済・経営」のテキストなので買って読んだ本。
多くの人から名著という評価を受けていたので一度読んでみたが、
たしかに評判どおり日本の環境学を語る上では無視できない一冊だけでなく
読んでいてかなり面白い。

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1995 5/31
環境学、政策学
まろまろヒット率4

ダニエル・キイス、堀内静子訳 『24人のビリー・ミリガン』 早川書房 上下巻 1992

非常におもしろかった本、ドキュメンタリー小説なので以前読んだ
フィクションの『アルジャーノンに花束を』よりもはるかに興味深かった。
以後、この本は心理学的な話になるとネタに使うことになる。

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1995 5/3
小説、ドキュメンタリー、心理学、教育学
まろまろヒット率4

トルストイ、原久一郎訳 『光あるうち光の中を歩め』 新潮社 1952

題名にひかれて読んだ本、ローマ時代の裕福な人間がキリスト教に
改宗していくさまを描いた小説。題名がすごく印象深かったので読んだが
題名ほどおもしろくはなかった。
大学入学最初に読んだ本。

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1995 4/8
小説、文学
まろまろヒット率2