『日本の政治力学―誰が政策を決めるのか』 中野実著 NHKブックス 1993





Posted in 政治学, 政策学, 読書日記 ,  on 3月 31, 1997


佐藤ゼミのとりあえずの輪読書。
日本の公共政策の政策形成を中心に意思決定のさまを
視点を変えながらアプローチしている。
『現代日本の政策過程』(東大出版)の簡単版という感じの本。
特に戦後、日本の政治がどう変化していったかをわかりやすく解説している。
政府・与党幹部政治モデルの中の官邸政治(中曽根内閣)や
永田町政治モデルの族議員政治システム、ムード主導の世論政治などは
きちんとまとめられていて今まで断片的に知っていた項目について
理解が深まったと思う。
印象に残ったのは、日本の政治はダメだとか政治家が悪いとかいう論調を
よく耳にするしそれが一般論になっている。
しかしでは実際にどう悪く、そしてそれはどうしてなのか、
という説得力ある洞察にもとずいた論調があまりにも少ないというところと、
この責任はマスコミ報道もまた一役買っているというところ。
(政治もマスコミ報道も第三者的チェック期間が無いと言うところは同じで
一般の人々にあやまった認識を深めるばかりだ)

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1997 3/31
政治学
まろまろヒット率4


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