妹のプレゼミで使っていた一冊だが、興味があったので借りて読んだ本。
実際の業務、理念よりも書類上の手続きがメインのまさに実務書。
この手の本は今後良く読んでいくことになるだろう(^^)
1997 6/15
経営学、マンガ
まろまろヒット率2
since July 19th, 2001
妹のプレゼミで使っていた一冊だが、興味があったので借りて読んだ本。
実際の業務、理念よりも書類上の手続きがメインのまさに実務書。
この手の本は今後良く読んでいくことになるだろう(^^)
1997 6/15
経営学、マンガ
まろまろヒット率2
「ビジュアルシリーズ」の一冊。
手軽に読めると思って買ったが読み終わるまではかなりの時間がかかった。
特に「減価償却」についてはまだちゃんと理解出来ていない。
1997 6/14
経営学
まろまろヒット率3
同じく三笠書房から出ている守屋洋著『孫子の兵法』のイントロダクション版的本。
おそらく『孫子の兵法』よりも簡単で事例も多いだろうと思って読んだが、
記述じたいが前書と比べてすくなく、事例もほとんど同じものだったので
前書を読んだ僕にとってはあまり良い本とは言えなかった。
しかし、初めて読む孫子の入門書としては前書同様
良書のうちに入ると思う。
印象にのこった箇所は・・
「人を疑わば用いず、人を用うれば疑わず」
老子より「奪わんと欲すれば、先ず与えよ」
韓非子より「名君は、二つの柄を握るだけで臣下を統制する。
二つの柄とは、刑と徳である。」
1997 5/27
戦略論
まろまろヒット率3
ケネディ政権で教育タスクフォースのメンバー、ジョンソン政権で
保健教育福祉省長官を歴任し、現スタンフォード大学ビジネススクール
記念教授を歴任している実践家兼理論家の著者が多様な事例を
引用して書いたリーダーシップ論の一冊。
ダイアモンド社から出版されているので企業家の例えが多いかと
思っていたが(^^)やはり政治の中枢にいただけあってか、
フランクリン・ローズヴェルトやトマス・ジェファーソン、
はたまたチャーチルなどの政治家の事例が多かったのがうれしかった(^^)
12章で打ち出しているリニューアル論がもっとも著者が
強調したかったところだろうが、僕には1章「リーダーシップの性質」、
2章「リーダーシップの任務」、3章「問題の核心」、
5章「リーダーの資質」が一番興味深かった。
この本は印象に残った部分が多かったので、線を引きまくったが(^^)
特に記憶したい部分は・・・
「リーダーシップというのは、個人あるいはリーダー・ティームが、
リーダーやリーダーと部下が共有している目的を追求すべく、
集団を誘導していくプロセスである。」
「(カーライルとヘーゲルの史観を対比させて)よりバランスのとれた
見解からすれば、歴史の力はリーダーを生む状況をつくり、
またリーダーの性格は歴史にインパクトを与える」
「リーダーシップについての一般概念の核心にある二つの任務は、
目標設定とモティヴェーティングである」
「賞賛に最も値するリーダーは、我々が共有する信条や価値の再生を
手伝ってくれる人々である」
ウィルソンの言葉「リーダーの耳は人々の声に反響しなければならない」
「ケマル・アタテュルクは目標は不動であったが、
それを達成するための戦術においてはきわめて柔軟であった」
アイゼンハワー「リーダーシップとは、説得力であり、調停力であり、
教育能力であり、そして忍耐力である」
ジェイムス・ミッチナー「私は挑戦することが好きだ」
「天才とバカとの違いは、天才には限界があることだ」
ラ・フォンテーヌの意味深いセリフ「宇宙を知っても己を知らず」
ヴィンズ・ロンヴァルディは「我々はけっして負けないが、
時が我々に味方しないこともある」
「私は悲観論者であるかもしれないが、悲観論者であっては
リーダーの役割がはたせない」
1997 5/23
リーダーシップ論
まろまろヒット率5
ゼミの教授である佐藤先生(さとまん)から「俺がいままで読んだ
戦史の本の中で一番おもしろかった本」として借りた本。
内容はヨーロッパが形成されるメロヴィング朝フランクから
第二次大戦までのヨーロッパ史を戦争という社会的行為を通して見ている
欧米では有名な一冊。
知っているところが多くてあまり新鮮というわけではなかったが、
綺麗にまとめられているという点では良かった。
1997 5/15
歴史、戦略論
まろまろヒット率3
戦史上の名言をあつかったいかにも趣味的(^^)な本だったので
期待して読んだが、戦史に直接関係ないものもあって期待ほどではなかった。
しかし今まで知らなかった様々なエピソードは新鮮だった。
例えばネルソン提督のヨーロッパでは有名なエピソードとして、
コペンハーゲン沖海戦で大苦戦して戦っていた最中、
上官からの信号旗による退却命令が出たときに失明している右目に
望遠鏡をあてて「我、その信号見えず!」といいはなち戦闘を続け、
勝利したもの。
ジョン・ポール・ジョーンズがアメリカ独立戦争における
セラピス号捕獲戦に自分の船はぼろぼろになり、乗員の大半は
戦死しているのに敵艦の降伏勧告に対して「戦いはこれからだ!
(I have not yet begun to fight)」と言い放ち、生き残った部下と共に
敵艦に飛び込み拿捕したものなど面白いものがあった。
1997 5/11
歴史、名言集、戦略論
まろまろヒット率2
原題『NAVAL LEADERSHIP』by「United States Naval institute」
アメリカ初のノーベル賞科学者アルバート・ミケルソン、
戦略研究者アルフレッド・マハン、大統領ジミー・カーターを排出した
アメリカ海軍兵学校の教科書。
海軍の教科書らしくリーダーシップについて厳密な定義と
緻密な説明がされている。
リーダーシップの概念(第一章)
心理学研究の歴史的背景(第二章)
集団の構造と機能(第四章)
リーダーシップのダイナミックな特性(第八章)
・・・の四つの章が印象に残り、特に第一、第八章が
この本の根幹をなすと思う。
また、前書きにある「生々しい人間という要素に注目するのが
リーダーシップの特徴」という箇所が気になっている。
興味深いのは「海軍において最も重要な要素は人間」と断言している
ところで、非常にシステマティック、ハイテクノロジーで知られる
アメリカ海軍でさえ、
「要素として人間は最重要」としているところが印象深い。
1997 5/9
リーダーシップ論
まろまろヒット率3
著者が童門冬二の上に、面白そうな題名だったので期待して読んだが
かなりネガティヴな話が多く、かつグチ的であまり応用できそうにないので
面白くなかった。
1997 4/29
歴史
まろまろヒット率2
経験論、精神論中心になりがちな問題への対処をかなりの
普遍性、科学性を持って書かれている。
特に第一章思考編(「ゼロベース思考」と「仮説思考」)
第二章技術編(「MECE」と「ロジックツリー」)
第三章プロセス編(「ソリューションシステム」)には眼から鱗が落ちる。
とりあえず現時点での結論を出し、それに対してアクションを起こす
「仮説思考」のところで「so what」を繰り返す技術(「ロジックツリー」に
関しては「so how」になる)はすぐ活用できると思う。
すぐに利用できるテクニック的なものが多かったが、
問題解決に対する姿勢のところで
とりあえず対策を連発するショットガン型、
(緊急の危機的状況下で有効らしい)
じっくりとターゲットをしぼってから初めて発射するスナイパー型、
いったん仮の目標を立てて発射して進んでいく中で軌道修正していく
自己追尾ミサイル型、という例えはおもしろくて笑えた(^^)
「分析とは何らかの仮説を立てること」や「戦略とは単純明快なほど良い、
しょせんは人間がおこなうことなので、あまり複雑で難しいと実行が
困難になるからだ」などの示唆に富むとこも多く、再読に十二分に値する。
1997 4/27
問題対処法、経営学
まろまろヒット率5
一回生の頃から一度は読んでみたいと思っていた一冊。
それが読めて感慨深い面もある(^^)
内容はわかりやすくて論理的な論文を書くにはどうすれば良いのか?
というよくある疑問から発して、テクニック的なものから
文化論的なことまで幅広く展開している。
日本人は本来的に農耕民族、単一的民族でレトリックを必要としない寡黙な
民族とする一般論を見事に論破していて読んでいて気持ちがいい(^^)
ただ、著者がばりばりの左派であるようで
自分の思想信条を必要以上に誇示している面もある。
それを差し引いても論理的な考えをするにはどうすれば良いのか?
説得力ある説明とはなにか?などの論文に限らず必要なことに関して
丁寧に説明されているところが良かった。
特に第一章:よい論文とは?
第十一章:文段(パラグラフ)のまとめかた
第十四章:だめな論文からよい論文へ
の三章はこの本の骨格部分をなしている。
印象に残った言葉・・・
「論文とは大論文であれ、小論文であれ明確な問いを呈示してそれに答えるもの」
「よい論文とは統一、連関、展開いおいてすぐれ明確性においてもすぐれたもの」
「レトリックにおいて非常に大切なのはパラグラフ」
「パラグラフを統一を保証するのは、段を統括する題目文」
「何のアウトラインもなしに論文を書き始めるのは無謀きわまりない」
←政策と同じっすね(^_^)
「注はお世話になった人へのお礼」
1997 4/21
作文指南
まろまろヒット率5