前々から見たり、聞いたりしていた名著。
あまりにも有名すぎてかえって読む気を無くしていたが、
実際に読むとどうしてなかなかばっちりはまった(^^)
目新しいこと、すごいことなどは無いが、普段から気にかけるべきことを
わかりやすく実感のこもる事例を通じて語ってくれている。
人に頼み事をする時にたいていの人は自分の都合しか口にしないこと、
間違いを見つけると自分の欲求だけを満足させるような注意をすぐにしたがることなど、
忘れやすいが重要な習性について言及しているのでこの本を何度が読み返す人が多いのも理解できる。
特に印象に残ったのはマッカーサーとチャーチルも書斎の壁に書いていたという
エイブラハム・リンカンの言葉・・・
「最後の結果が良ければ私に浴びせられた非難などは問題ではない。
もし最後の結果が良くなければ、十人の天使が私を弁護してくれたところで、
何の役にも立たない」
1997 4/8
名言集
まろまろヒット率4