Ringerhut(リンガーハット)の「太めん皿うどん」

大阪出張帰りですぐ会議。ようやくひと段落ついたので、会議メンバーと遅いランチをとる。アンカケーズ(あんかけ好き)な僕としては皿うどんを注文。パリパリのも好きだけど上海焼きそば風の炒め麺も好きなので太麺を選択。少し麺がくっつきすぎていたかも。。。
御茶ノ水の「Ringerhut(リンガーハット)」JRお茶の水店にて。

サンマルコの「カレーカツサンド」


出張帰りの新大阪駅で新幹線に乗る前にサンドイッチを購入。KYKグループのサンマルコは故郷の味でもありますな。このカレーカツサンドはパンにもカレーが練りこまれてあるのでカレーの風味がしっかりとしていた。
大阪・JR東海新幹線・新大阪駅構内の「カレーハウス サンマルコ」にて購入。

「なにわ天然温泉 花乃井」 (温泉)

泉質:単純温泉 (低張性-弱アルカリ性-温泉)

ビジネスホテル「スーパーホテルCity大阪天然温泉」の地下に併設されている温泉。
外湯としても使えるが、ホテルに宿泊すると温泉が入り放題になる。
特に浴室は日によって男女入替制になるので、一泊して夜と朝に入ると両方のお風呂を体験できる。

お風呂の規模はそれほど大きくはないけれど、様々なタイプのお風呂が体験できるように工夫されている。
加えて水風呂も温泉を使っているし、温泉アドヴァイザーも常駐しているというのが本格的だ。

ごく普通のビジネスホテルなのに天然温泉が付いているという点や、
風呂上がりもポカポカしてお肌スベスベなるという泉質の良さが気に入って、
2005~2006の年末年始にも連泊したことがあった。
(たとえば2005年末のまろまろコラムはこのホテルでお風呂あがりに書いていたし、年越しそばも食べた)

今回の大阪出張でも宿泊先に使って、ぷかぷかお風呂日記初登場。
やはり大阪市内に宿泊することがあるならオススメのお風呂付き宿泊先と言える。

2006 9/9
ぷかぷかお風呂日記
まろまろヒット率4

鶴橋 焼肉 大倉の「テッチャン」


フードテーマパークに同行したまろみあんの人から「こだわりがあるお店だから」と案内された焼肉屋さん。冷凍ものは一切使わず、いい肉が入らなければ店を開けないという、フードテーマパークらしからぬ職人肌なお店。テッチャンを食べてみると確かにとても美味しい。看板ねえさんの姿からもこだわりが伝わる名店ですな。
大阪・難波(ミナミ)の「鶴橋 焼肉 大倉」道頓堀極樂商店街にて。

追記:5年後に鶴橋の本店に訪問。

道頓堀極楽商店街の粉もんの数々:なみはや水軍の「イカ焼き」、泉州屋の「かしみん焼き」、桃太郎の「いもすじねぎ玉」


左:イカ焼き→イカを卵と粉生地でプレスする素朴な味わい。大阪名物の一つ。
中:かしみん焼→かしわ(鶏肉)と牛脂ミンチを使っているので「かしみん焼き」。だんじりで有名な岸和田の名物。
右:いもすじねぎ玉→ふかしたジャガイモと牛スジが入っためずらしいお好み焼き。でも一口食べれば納得の美味しさ。

せっかく大阪に来ているのでまろみあんごはん日記関西版のコンテンツ創造の協力を呼びかけてみたら、情報と共に人が集まってくれた。人数的にもちょうどいいので大阪名物のお店が集まっているフードテーマパークに行くことに。こうしてみるとやはり粉もんばかりで、「こなもん文化」と言われる大阪の食文化の特徴がよくわかりますな。
大阪・難波(ミナミ)戎橋付近の道頓堀極楽商店街にて。

なかおか珈琲の「ココアフリージー」

同行取材が終了したのでフィードバックでミナミの喫茶店に入る。焙煎珈琲が売りのお店だけど、お子ちゃま舌なのでココアのフリージーを注文。アイスの上にチョコレートソースまでかかってあるスイーツな一品。
大阪・難波、新歌舞伎座近くの「なかおか珈琲(なかおかコーヒー)」なんば店にて。

講談社大阪取材チームのコーディネイターをつとめる

講談社学術出版部発行の『アースダイバー』編集班からの依頼を受けて、
日本一の和太鼓作りの町・大阪の浪速町(旧渡邊村)を中心としたプレ取材のコーディネイターをつとめる。

取材チームは中沢新一多摩美術大学芸術人類学研究所所長、矢田部和彦パリ第7大学助教授、
講談社の編集者二人、アシスタント一人、そして僕の合計6名という、プレ取材の割には大所帯になった。
(それだけ関心が高いということなんだろう)

実は編集班は、以前から大阪のディープ・エリアについてはかなり調べていたらしい。
確かに駅前や幹線道路沿いを見ればわかるように、いま日本では地方ほど画一化が進んでいて独自の文化は失われつつある。
そんな中で独自の文化が残っているものは、独自の理由がある場合が多い。
今回取材した和太鼓に代表される皮製品や、あぶらかすやさいぼしのような食文化はまさにその一つと言えるだろう。

そんなこんなで大阪の独自文化に注目した編集班だけど、さすがに緊張感のある取材先だとして敷居の高さを感じていたらしい。
そんな折りに、まったくの偶然で僕の再合併した家族(歴史編纂委員会事務局長かつ某団体幹部)の本を編集班が読んでいたこと、
僕の十年来の友人(まろみあん)が編集班にいたことなどの巡り合わせが重なって僕に白羽の矢が立った。
(めぐりめぐって人ってツナガルものですな)
確かに僕ならそれぞれの側の言葉を翻訳できるし、その場に僕が入っていれば摩擦も少ないので、
文化人類学でいうラ・ポールに当たるんだろうと思い引き受けた。

何度か講談社での打ち合わせをした後に(もちろん社食で(^_-))、前日から大阪入りして先行調査
取材当日は現地のお好み焼き屋さんで昼食がてら最終打ち合わせをしてから、解説を受けに行く。
ある程度予想していたこととはいえ、解説には再合併した父親が出てきて大阪の地形の変遷や地域の歴史の説明をおこなってくれた。
(さすがに再合併した家族と一緒の仕事になるなんて、今までやった仕事の中で一番恥ずかしかったものの一つだ(^^;)
解説を受けてからは大阪市立人権博物館を見学、後半は太鼓作りを見学&ヒアリングした。
その後は車で解説を受けた地形の変遷を一通り確認してから、現地の食堂でかすうどんやさいぼしなどのごはんを食べる。
夜も土地勘があるディープ・ゾーンを案内、お茶をしながらフィードバックをして、ようやくホテルに泊まる。

次の日は富田林や千早赤阪村まで車を走らせた取材に同行。
この日は基本的にコーディネイターのお仕事がほぼ終わっているのでかなり気楽なものだった(^^)

ちなみに僕のバックボーンのことが話題になる際には、「人格形成にバックボーンは影響しているのか?」と聞かれることが多い。
闘志だった親とは違って、僕にとっては日本出身とか大阪出身とかいう話と同じような比重のもので、自分ではよくわからない。
たとえば、ガンバるか、それともダメになるか、の二つに一つしかないユダヤ人の気持ちが何となく分かるというくらいだろうか。
今回のコーディネイターの仕事をしてもう一度振り返ってみると・・・

1:アンチ巨人
 →勝ち組嫌いではなくそれに追随する人たちとは合わない

2:格差は生まれてもいいけど、それが固定化するのは疑問
 →だから世襲に対する評価が低い

3:二流のA級より一流のB級好き
 →えせセレブとは肌が合わない

・・・という部分はバックボーンがいくらかは影響しているのかもしれない。
あとは、恐い人たちにスゴまれても、刑法222条を持ち出すまでもなく、
「アウトローにはアウトローのルールがある」と返せることくらいだろうか(笑)。
そんな僕はご先祖様がアウトロー(^_-)

2006 9/7~9
出来事メモ

追記:6年後にこの企画が『大阪アースダイバー』として単行本化する。

『千早城跡』(名所旧跡)

鎌倉時代末期に楠木正成が立てこもり、倒幕のきっかけをつくった山城跡地。
現・大阪府南河内郡千早赤阪村にあって、本丸跡地は千早神社になっている。

同行取材で560段の階段を登ることとなったが、頂上では淡路島も見渡せる見晴らしが最高だった。
悪党・異形の人、楠木正成のにおいが残る名所旧跡として気に入った。

2006 9/9
もろもろ鑑賞、名所旧跡
まろまろヒット率4

『千早赤阪村立郷土資料館』(博物館)

同行取材で訪れた、楠木正成ゆかりの地・大阪府南河内郡千早赤阪村にある郷土資料館。
1階は楠木正成の解説、2階展示は郷土の歴史を主に展示している。
公立の郷土資料館だけに仕方ないとはいえ、楠木正成を聖人君主的な偉人とみなす表記が多く、
彼本来の悪党、異形の者としての魅力があまり見られなかったのは残念。

ちなみにこの後に訪れた千早城跡地(現千早神社)に登った時の見晴らしは素晴らしかった。

2006 9/9
もろもろ鑑賞
まろまろヒット率2
旅行 名所

おのやの「サーモンとイクラの親子丼」

取材同行で富田林の寺内町を訪れたついでに、近くのお寿司屋さんでランチる。お鮨と言ってもうどんも出してくれるのでぐっと関西色が強いお店。注文したサーモンとイクラの親子丼は、いくらがプリプリでマイウー。
大阪・富田林市役所前の「寿し おのや」